秋・冬になり幼稚園・保育園の送迎時にも、防寒対策が必要な季節になってきましたね。
特に自転車で送迎をしているママは冷たい風で、手や耳のみならず身体も冷えきってしまいます。またお子さんが寒い冬の自転車送迎で、「風邪をひいてしまわないか」も心配になるでしょう。
真冬の寒い日でも温もりを感じながらお子さんの送迎ができたらうれしいですよね。
そこで今回は、寒い冬の幼稚園・保育園の自転車送迎の時に役立つ防寒対策のポイントをご紹介します。
加えてかくいう筆者も、5歳と3歳の2人の我が子を自転車送迎しています。そこでより実践的な視点で、寒さに負けない自転車送迎の防寒グッズもご紹介します。
ママと子どもが寒くない!自転車送迎の防寒対策のポイント
幼稚園・保育園の自転車送迎時にとても寒いとママは、「送迎が嫌だな」と思ってしまうことも。
冬の寒い時期の自転車送迎を、暖かく快適にしてくれる防寒対策のポイントをご紹介します。
ママとお子さんにピッタリな防寒対策で冬の自転車の送り迎えを乗り切りましょう。
- 真冬は自転車自体を防寒対策する
- お子さんが嫌がらない防寒グッズ・アイテムを選ぶ
- 肌寒い時期は衣類で調整を
- 真冬は自転車送迎防寒グッズで対策
①真冬は自転車を自体を防寒する
幼稚園・保育園の自転車送迎が寒さで辛くなって来る時期が来たら、自転車自体も冬支度をしましょう。下記が、真冬の自転車の防寒対策のポイントです。
自転車自体の防寒対策は3つです。
1つ目は、ママの防寒対策としてボア付きのハンドルカバーをつける。
2つ目は、お子さんの底冷え対策としてチャイルドシートに座布団を敷く。
3つ目は、チャイルドシートに風・雨避けカバーをつける
この3つの防寒対策をするだけでも、冬の自転車送迎の時に感じる寒さが違いますよ!
②お子さんが嫌がらない防寒グッズ・アイテムを選ぶ
自転車の前乗せチャイルドシートは1歳を過ぎた頃から乗れるので真冬も自転車送迎はできますが、小さなお子さんは防寒グッズを嫌がる可能性があります。
自転車の走行中にお子さんが手袋などの防寒グッズを嫌がって外し、防寒グッズを落下させてしてしまうと危険です。キャラクターものやお子さんの好きな色など、嫌がって外さない防寒グッズを身に付けさせてあげましょう。
③肌寒い時期は衣類で調整
肌寒いなと感じる季節になったら、衣類で防寒対策をしましょう。
歩きでの登園なら寒く感じない日であっても、自転車送迎となると北風が冷たく感じて寒いので防風対策が必要です。ウィンドブレーカーなどの簡単に着脱できる衣類で防寒対策をし、季節の変わり目や急に寒くなる日に自転車送迎で体が冷えて体調を崩さないように気を付けましょう。
簡単にできる!真冬の自転車自体の防寒対策
保育園と幼稚園の送迎時である、朝と夕方はとっても寒いですよね。ここでは5歳と3歳の2人の子どもを自転車送迎している筆者が、真冬の自転車送迎を乗り切るために実際に取り組んでいる自転車自体の防寒対策をご紹介します。
- チャイルドシート後部の自転車防寒対策
- 前乗せチャイルドシートの自転車防寒対策
- ママのシートやハンドルの自転車防寒対策
①チャイルドシート後部の自転車防寒対策
自転車後部のチャイルドシート防寒対策のポイントは、冷たい風を避けることと底冷え対策です。
冷たい風を避けたい場合はチャイルドシートカバーがおすすめで、あるかないかでお子さんの冷え具合が違います。
そしてチャイルドシート座席は座っているとお尻が冷えます。筆者の息子も冬になると「お尻が冷たい」と言っていました。そこで座布団を敷いたらだいぶお尻の冷えが和らぐようでした。加えて、温かいフリース素材などのブランケットを足にかけると温かいでしょう。
ただし自転車走行中に座布団やブランケットが落下すると危険なので、落ちないように紐で固定するなど、安全には十分お気をつけ下さい。
②前乗せチャイルドシートの自転車防寒対策
自転車の前のチャイルドシートの防寒対策のポイントは、風邪避け対策です。
前座席は大人よりも前の位置に座席があるので、冷たい風がお子さんを直撃します。後部座席のチャイルドシートと同様にチャイルドシートカバーで風除けをしてあげるのがおすすめです。
前載せチャイルドシート用のチャイルドシートカバーがない場合や設置できない場合は、防寒ケープで冷たい風から身体が冷えないように守ってあげましょう。
こちらも、自転車の走行中に防寒ケープが落下しないように十分、お気をつけください。
③ママのシートやハンドルの自転車防寒対策
ママの冬の自転車送迎の事前準備は、北風から手を守ることです。
そこでおすすめなのが、ボア付き自転車用ハンドルカバーの設置です。自転車用ハンドルカバーは、ボアの取り外しが出来て暑さを調節できたり、紫外線対策が出来たりするものもあるので、真冬はもちろん1年を通してあると便利です。
またママもお尻が冷えると思うので、シートに暖か生地のカバーをつけると底冷え対策ができます◎
アイテム別、自転車送迎10種類の防寒グッズをご紹介!選ぶポイントも
本格的に寒くなると、自転車送迎が辛く感じますよね。衣類や防寒グッズで対策を始めましょう。5歳と3歳の2児ママが、実体験を元に自転車送迎の防寒グッズを選ぶ時のポイントをご紹介します。
- 手袋
- 耳当て
- マフラー
- 座布団
- 自転車用ハンドルカバー
- コート
- レインコート
- 防寒ケープ
- 自転車用チャイルドシートカバー
- ホッカイロ
①手袋
寒い日の自転車送迎の中で、1番辛いのが手が冷たくてかじかむことです。
そこで、冬の自転車送迎に欠かせないのが手袋。
手袋をしていると指先が動きにくくなるので、お子さんの鼻をかむ等、ちょっとしたお世話がしにくくなります。自転車送迎に身に付けるママの手袋は、着脱しやすいタイプを選ぶと楽で良いでしょう。
小さなお子さんだと手袋を嫌がってつけてくれなかったり、途中で外して落としてしまったりするかもしれません。小さなお子さんの手袋は無くしても惜しくないものをつけることをおすすめします。
②耳当て
北風が冷たい季節は、自転車用ヘルメットをしているとはいえ、耳が痛くなりますよね。
そんな時は、耳当てで耳を暖めて快適な自転車送迎にしましょう。
ヘルメットの下でも装着出来るようなセパレートタイプで暖か素材で薄めの耳当てや、ヘルメットの下に被れるような耳までカバー出来る生地が薄めの帽子もあり、耳を暖かくして快適。
耳当てをすると周りの音が聞こえにくくなるので、事故・怪我がないよう十分、注意して下さいね。
③マフラー
寒さ対策には、首を温めると良いとよく聞きますよね。
ただ、マフラーをして自転車に乗るとマフラーが車輪に巻き込まれないか気になったり、実際に巻き込まれてしまうこともあるので要注意です。そこでおすすめなのが、スッポリとかぶれるネックウォーマーです。
着脱もしやすく、誤って落下してしまう可能性も少ないですよ。
④座布団
自転車に乗っていると底冷えを感じる方も多いはずです。
自転車も冬の寒さで冷たくなっているので、チャイルドシート椅子に座布団を敷いてお尻が冷えないようにすると、思ったよりも暖かくて快適です。
座布団がズレ落ちてしまうと、事故や怪我に繋がる可能性があります。紐で結んで椅子に固定する出来る等、安全対策を行える座布団を敷きましょう。
⑤自転車用ハンドルカバー
自転車送迎中に手がかじかむと、手が痛くて走行に集中出来ないですよね。
自転車カバーは2,000円前後で買えるので、ママとパパの手袋を2つ買うよりも安く手を暖められるので、お財布にやさしいですよ。
電動アシスト自転車に乗っているママは、ハンドルカバーを付けると、モニター画面を操作しにくくなる事もあるので、買う前にモニター画面の操作をしやすいタイプか確認すると良いでしょう。
⑥コート
自転車送迎は、徒歩よりも風が体に当たる分寒く感じます。肌寒くなってきたら薄手のコートを、本格的に寒くなってきたら厚手のコートを着て防寒対策をしましょう。
チャイルドシートにお子さんが乗る時は、安全ベルトを装着しますが、コートがモコモコすぎると安全ベルトを閉めるのに時間がかかったり、お子さんが「キツイ!」と安全ベルトを嫌がる可能性があります。お子さんが、チャイルドシートのベルト装着を窮屈と感じて嫌がることなく装着出来る厚さのコートが向いているでしょう。
⑦レインコート
レインコートは水をほとんど通さない素材で雨の日に着るものと思われがちですが、実は風よけに最適です。肌寒いなと感じる日は手持ちのレインコートを着るのもおすすめです。
ただ、雨の日でないのにレインコートを着ていることに違和感を感じる方もいるでしょう。その場合は秋のコートを買ってないのに急に寒くなった日に、コートの代用してレインコートでの防寒対策も検討してみて下さい。
⑧防寒ケープ
真冬になったら厚手のコートに加えて自転車専用防寒ケープを加えるのも良いでしょう。
ラップタオルのように身体を包んで温めてくれるタイプのものが着脱しやすく落下防止にもなり、おすすめです。
⑨自転車用チャイルドシートカバー
手袋やコートを着込むのを嫌がるお子さんには、チャイルドシートカバーでの防寒対策が向いています。冷たい風を回避出来るだけでも、寒さが全然違うはずです。
雨よけも出来るチャイルドシートカバーなら、雨の日の送迎も可能にしてくれるのであると便利です。
1年を通して使えるので、まだ装着してないママは検討してみて下さいね。
⑩ホッカイロ
ママは貼るホッカイロ、お子さんには手持ちのホッカイロで暖をとるのも良いでしょう。
お子さんは、珍しい物が大好きなので、貼るカイロに興味津々で持ってくれるかもしれません。
【保育園・幼稚園】自転車送迎の防寒対策での注意点まとめ
保育園・幼稚園の寒い日の自転車送迎を暖かくしてくれる防寒対策・防寒グッズですが、注意点もあるのでまとめたいと思います。
- 防寒グッズを落として紛失しないように注意
- 底冷えにも注意
- 防寒グッズの自転車の巻き込みに注意
①防寒グッズを落として紛失しないように注意
手袋やネックウォーマー・ホッカイロといった小物の防寒グッズは落として紛失しやすいので、注意が必要です。無くしても惜しくないお値段の物の中でお子さんが気に入ってくれる防寒グッズを身に付けることをおすすめします。
②底冷えにも注意
自転車に乗っていると意外と椅子が冷たくて、お尻が冷えます。
お尻が冷えないように、暖か素材のレギンスをズボンの下に重ね履きしたり、ボア素材やフリース素材の腰巻をする等の防寒対策もおすすめです。
③防寒グッズの自転車の巻き込みに注意
マフラーや防寒ケープ、座布団等、落とすと車輪に絡まって転倒しそうな防寒グッズもあります。
防寒対策で寒い日の送り迎えも快適にしよう
幼稚園・保育園の寒い日の自転車送迎の対策と防寒グッズをご紹介しました。
お子さんの年齢や、性格によっても防寒対策や防寒グッズの向き不向きがあると思います。
今回、ご紹介した内容を参考にママとお子さんにピッタリな自転車送迎対策と防寒グッズを見つけ、冬の寒い日の自転車送迎を快適にしましょう。