我が家には娘の他に、3歳の息子もいます。息子は生後1カ月頃から4カ月頃まで顔と身体に乳児性湿疹がたくさん出ました。生後2~4カ月頃は頭にも脂漏性湿疹が出ました。初めての子どもで赤ちゃんの皮膚のケアに対する知識が無く、湿疹が出ていても自然に治ると思い込み、そのままにしていたら、湿疹部分から細菌が侵入して蜂窩織炎(ほうかしきえん)といって、患部が蜂の酢のように腫れて痛みや高熱を伴う病気になり、10日間入院をしました。そして、3歳になった現在は食物アレルギー、ハウスダストアレルギーがあります。
娘と息子が通院している病院の先生のお話によると、乳児性湿疹や脂漏性湿疹は出やすい子と、あまり出ない子がいて、体質によって違うそうです。乳児性湿疹が出やすい赤ちゃんには、適切なスキンケアを赤ちゃんの頃から行い、皮膚のバリア機能を高めてあげる必要があるそうです。スキンケアをせずに、そのままにしてしまうと、乳児性湿疹→食物アレルギー→アトピー→喘息と進行してしまうことがあるそうです。これをアレルギーマーチと呼ぶそうです。
この記事では生後1カ月の時から、娘の皮膚のケアを行うことで、息子のように湿疹部分から細菌が侵入しないようにすることと、アレルギーマーチが進行しないようにする為に、娘が産まれてすぐからのスキンケア方法、お肌の状態を記録をご紹介しています。

アレルギーマーチとは、アレルギーを起こしやすい体質の子供が、生まれてから乳児性湿疹→食物アレルギー→喘息と、症状が進んでいくことの例えを表しています。
リンク先:国立成育医療研究センターのホームページ
アレルギーやアレルギーマーチについて記載されているページです.
生後3カ月の娘のスキンケアとお肌状態の振り返り
生後3カ月は、ヨダレが増えてくる時期で、ヨダレかぶれなのか乳児性湿疹なのか区別をつけるのが難しい時期でした。
特に顎(あご)と、左頬(母乳やミルクがついてしまいやすい方)に、湿疹が出来ることが多く、ヨダレかぶれと乳児性湿疹が混在しているようでした。
生後3カ月の娘のスキンケアは、週1回のステロイドと毎日朝晩の保湿をし、乳児性湿疹が治るようにお手入れをしていました。
生後3カ月になると新生児用の服が小さくなってくることに加え、身体をよく動かすようになるので、身体の湿疹は、お洋服と身体の摩擦で湿疹が出来やすい時期でもありました。この時期は、新生児用の50cm~60cmのお洋服から70cmへサイズ変更をしてあげると良いと思いました。
今回は、続きの生後4カ月の記録をしていきたいと思います。是非、お読みください。
生後4カ月1週目

スキンケアとお肌の状況
両頬、顎、頭→週1回のステロイド、毎日朝晩の保湿
腕、足→湿疹がひどい時にステロイド、朝晩保湿
乳児性湿疹やヨダレかぶれがほとんど出なくなってきました。症状が落ち着いてる状態が続いています。
身体の湿疹は乳児性湿疹湿疹?洋服と皮膚との摩擦で出来た湿疹?
娘の身体の湿疹は小さくなった新生児用の洋服の摩擦による湿疹でした。腕、足に洋服の摩擦で出来た湿疹は、毎日洋服で摩擦が起きるので、なかなか治りません。
70cm衣類へサイズアップして摩擦を減らし、身体の湿疹が減るか様子を見ていますが、手足をよく動かすようになってきたので、洋服と皮膚が擦れて湿疹が出来ています。
お肌が敏感な赤ちゃんは、乳児性湿疹以外にも、洋服との摩擦で湿疹が出来るようです。
生後4カ月2週目

スキンケアとお肌の状態
両頬、顎、頭→週1回のステロイド、毎日朝晩の保湿
腕、足→湿疹がひどい時にステロイド、朝晩保湿
今週も乳児性湿疹が落ち着いている状況です。ヨダレの量が生後3カ月の時以上に多くなっているように思いますが、ヨダレかぶれも出なくなってきています。
肉付きが良くなり手首・足首・首周り等お肉で隠れてしまう部分に湿疹が出やすい時期
腕、足は、70cmの頭から被せるタイプのインナーへ変更しましたが、まだ湿疹が治る様子がありません。
特に手首周り、足首周りの赤ちゃん特有のプニプニとしたお肉で隠れてしまう部分は、皮が剥けてしまっています。
→朝晩保湿剤を忘れずに塗布して様子をみています。
生後4カ月3週目
脱ステロイド
〇現在のお手入れ状況
両頬、顎、頭→週1回のステロイド、毎日朝晩の保湿
腕、足→湿疹がひどい時にステロイド、朝晩保湿
今週も顔の乳児性湿疹が落ち着いています。
腕、足の湿疹も洋服のサイズアップをしてから、落ち着いてきました。
今週は、月に1回の小児科へ行く週だったので、診察してきました。
診察の結果は、顔・身体は乳児性湿疹、湿疹が出なくなっているとのこと。
ついに、
”薬(ステロイド)の力ではなく”、娘の持つ力で出なくなっていました!!
今週からは、脱ステロイドです☺
娘ちゃん、よく頑張りました♡
朝晩の保湿は継続へ・・
乳児性湿疹が収まりましたが、肌の保湿を止めてしまうと、お肌のバリア機能が弱まってしますので、朝晩の保湿は継続になりました。
赤ちゃんの皮膚は、一見お肌に潤いがあるように見えますが、赤ちゃんの皮膚はとても薄く、大人の半分程なので、これから汗や皮脂が出る季節は、お肌を清潔にし、保湿をしてあげることが必要です。
5歳位までは、子供にあった保湿方法でケアをしてあげる必要があるそうです。
頭には脂漏性湿疹が再度出てきました
生後3カ月~4カ月の前半の頃は頭の脂漏性湿疹が収まっていたのですが、今週、頭の脂漏性湿疹がまた出てきました。
娘の脂漏性湿疹には、頭を清潔に洗ってあげ、朝晩の保湿が良いそうなので、改めて丁寧に頭のケアもしてあげたいと思います。
娘の首の間に赤みと嫌な臭いがする!対応方法は?
赤ちゃん特有の首周りのムチムチの間に、赤みが出てしまいました。少々、嫌な臭いもします。
ムチムチした部分が上手に洗えていないことが原因だと思います。
我が家の対策として、お風呂に入ったら、泡で出てくる石鹸を首周りにつけ、入浴しているうちに自然と泡で首周りを洗えている状態にしていました。石鹸が残っていてもお肌に負担がかかるので、流せているか確認することを忘れないよう気を付けました。
嫌な臭いがするからといって指でゴシゴシと擦ると摩擦になってお肌に負担がかかってしまうので、ガーゼを使用し、優しく押し洗いをしても良いと思います。
我が家は、この洗い方の方法で、首周りの赤みがうっすらとした色になり、嫌な臭いが消えました。
生後4カ月4週目

スキンケアとお肌の状況
両頬、顎、頭→毎日、朝晩の保湿
腕、足、→毎日、朝晩の保湿
乳児性湿疹は落ち着いているように思います。
脱ステロイド乳児性湿疹・脂漏性湿疹の様子は?
先週から、ステロイドの塗布を止め、1週間経過しました。
顔の乳児性湿疹は出ていません。
頭の脂漏性湿疹は、たまに狭い範囲で未だ出ることがありますが、
お風呂に入った時、泡ソープで洗浄して朝に保湿をすれば、娘の場合はすぐに無くなります。
腕や足等は、たまに洋服と皮膚との摩擦で湿疹が出来たり、
手首や足首のような、お肉で埋もれてしまう部分に湿疹が出来ています。
こちらは、保湿をすれば、悪化することなく、湿疹は治まっていきます。
脱ステロイドしてどうなった?
ステロイドを塗布しなくても、保湿のみで乳児性湿疹はぶり返さなくなったように感じています。
このまま、乳児性湿疹や脂漏性湿疹が落ち着いてくれることに期待しています。
ヨダレかけが当たる部分に湿疹が出る?
ヨダレの量が、多く、ヨダレかけがすぐにびしょびしょになってしまいます。
ヨダレかけが顔にかかってしまう部分に、湿疹が出ているように思うので、
毎日、お風呂での洗浄と朝晩の保湿で治していきたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
生後4カ月の3週目に、乳児性湿疹を止めるステロイドを止めることが出来ました。
まだ止めて1週間ですが、このまま塗らなくても乳児性湿疹が出ないように感じています。
これから、春本番となり、気温が上がり、皮脂の分泌が活発になると思うので、
頭の脂漏性湿疹には特に注意して、洗浄と保湿を行いたいと思います。
いよいよ、生後5カ月を迎え、離乳食が始まります。
離乳食のはじめは、お米や野菜等、アレルギー症状を引き起こすような食べ物を口にすることは、
ありませんので、離乳食初期はアレルギーの心配はほとんど入りませんが、
卵・牛乳・小麦等の離乳食が始まる時には、
お肌をツルツルにして、バリア機能が高い状態にしてあげたいので、
引き続きお手入れをしたいと思います。
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