子供の食物アレルギー!自宅、外食、保育園、実家、友人との食事のシーン別に対処法を紹介

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子供の食物アレルギー!自宅、外食、保育園、実家、友人との食事のシーン別に対処法を紹介 子育てお役立ち情報

我が子に食物アレルギーがあると、保育園や幼稚園の給食、帰省時の食事、友人との外食時に、我が子がアレルギー症状を出さずに食事をすることが出来るのか心配になりますよね。

我が家の3歳息子は卵アレルギーがあるので、自宅以外で食事をする時にはとても神経を使います。

この記事では、卵アレルギーを持つ我が子が、普段どのようにして食事をしているのか、シーン別に普段の様子とアレルギー症状を引き起こさない為に注意しているポイントをご紹介しています。

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この記事でわかること

  • アレルギーを持つ子供の食生活
  • アレルギーを持つ子供の実家での食事
  • アレルギーを持つ子供の友人との食事

食物アレルギーとは?

摂取した食べ物が原因で免疫学的機序(体を守る働きを免疫と言います)を介してじん麻疹・湿 疹・下痢・咳・ゼーゼーなどの症状が起こることを食物アレルギーといいます。

※参考:厚生労働省 食物アレルギー▼

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/dl/jouhou01-08.pdf

息子には鶏卵アレルギーなどがあるのですが、血液検査の結果に基づきかかりつけ医の指導の元、必要最小限のアレルゲンを除去した食事をしています。

息子の鶏卵(卵黄、卵白)アレルギーは、加熱が弱い鶏卵に対して反応をします。しっかりとオーブンで熱を加えられた、パンや焼き菓子は食べれます

卵焼きやマヨネーズや生卵等十分に加熱されていない鶏卵が食べれません。

3歳になる我が子は、1歳半の時に血液検査で鶏卵アレルギーが発覚してから、半年ごとに血液検査をしています。

そして、血液検査の結果を元に、かかりつけ医からは、卵アレルギーを克服していく為に、

十分加熱されたパンや焼き菓子→固ゆでの卵黄→加工品→固ゆでの卵白→卵焼き→生卵といった順番で、アレルギーの克服を目指しています。

4歳の時に、卵焼き、プリン、茶わん蒸しを食べれるようになりました。

※我が家はアレルギー外来に通い、医師の指導の元で卵アレルギーを克服しています。

食べ物アレルギーの中でも、アレルギーの種類、アレルギーの度合い、症状の出方は人それぞれ違います

その方にあったアレルゲンの除去方法や克服方法を、血液検査の結果を元に、かかりつけ医と相談しながらアレルギーと適切に付き合うことが、生命を守り、食事を楽しむ為に大切です。

食物アレルギーを持つ子供の普段の食生活は?

アレルギーを持つ子供は実際にどうやって生活をしているのか、シーン別にご紹介します。

離乳食を進めていく中で、子供のアレルギーが発覚したママの参考になれば幸いです。

  • 保育園の給食
  • 実家に帰省した時
  • 友人との食事
  • 子供の友人宅で作ってもらう場合
  • 出前を頼む場合
  • レストランへ行く場合

保育園の給食

息子が通う保育園は、給食で卵がでます。

病院での血液検査の結果と医師からの生活指導管理表を年に1度提出し、毎月給食のメニューで卵がでる日を保育園の園長先生、看護師、担任の先生と確認しています。

保育園にはアレルギーを抱える子供が息子以外にもいるので、卵等アレルゲンとなるメニューが頻繁に出るわけではありません。

卵が含まれる給食は、月に多くても3回程度です。

卵が含まれるメニューの時は、息子が通う保育園では完全除去食の対応をしてもらっています。

除去食とは、例えば「お月見カレー」というメニューで月を卵で表す場合は、卵をカレーに乗せないでもらいます。卵の代わりに代替で他の物を乗せてもらう時もあります。

他にも、息子は卵が生地に使用されているパンを食べれるのですが、完全除去食対応の為、ロールパンがおやつで出る場合はおにぎりへ変更してもらうことがあります。

実家に帰省した時

実家に帰省し、祖父母にご飯を作ってもらうことがある時は、予め卵アレルギーがあることを伝えておきます

とはいえ、「卵アレルギーがある」という一文だけでは、アレルギーを知らない人に正しく伝えることは難しいと思います。

何故かというと、アレルギーを知らない人が卵アレルギーと聞くと、たいてい卵焼き・目玉焼き・ゆで卵が食べられないと理解されます

実際は、ラーメンの麺に卵が使用されていたり、練り物の繋ぎに卵が使用されていたり、普段気にしていないと気づかないような食材にアレルゲンが使用されています

我が家の場合は、実家に帰省しても自分で作るか、誰が作っても卵が混入しないようなメニューを作ってもらうようにお願いしています

例えば、おにぎり・味噌汁・煮物・煮魚は、誰が作っても卵を使用することが無いと思います

他には、卵を省いて作れるハンバーグ・エビフライ等を作ってもらうこともあります。

実際に我が子や自分がなってみないと、アレルゲンがどこに使われているか分からないものなので、自分で食事を作るか、アレルゲンが混入しないようなメニューをお願いすると安心です。

友人との食事はどうしてる?

子供が大きくなってくると、子供の友人家族と食事をする機会もありますよね。

子供の友人宅で作ってもらったり、出前を頼んだり、レストランへ出かけることがあると思います。

実家の親にアレルギーを伝えるのも難しいですが、友人との食事になると、さらにアレルギーを伝えることを躊躇してしまいます

レストランなら、アレルゲンが入っていないメニューがある場合が多いので、友人には我が子のアレルギーのことで心配かけないようにしようと思ってしますかもしれませんが、子どもの命を守る為に、アレルギーがあることは、事前に必ず伝えるようにしましょう。なぜなら、お友達と食事をシェアする可能性があるからです。

また、レストランに行って、食べれるのもが無かった時、我が子が悲しい思いをしてしまうことは間違いないです。

子供の友人宅で作ってもらう場合

事前に食物アレルギーがあり、食べれないものがあることを伝えましょう。

大丈夫と思って食事をし、子供にアレルギー症状が現れてしまったり、作って頂いた食事が食べれないことで友人に不快な思いをさせてしまうのは避ける必要があるからです。

大勢の友人が集まる時は、無理に一緒に食べようとせず、子供が食べれる食事を持参し、子供が安心して食事が出来るようにしましょう。

出前を頼む場合

子供が食べられるものを別枠で注文しましょう。子供が食事出来ず、お腹空いてしまうようでは、子供にとって良くないですし、その場の空気も悪くしてしまいます。

シェアする食事の中で、食べられるものがあれば、頂きましょう。

レストランへ行く場合

レストランへ行く場合は、レストランの選定をさせてもらうと良いと思います。

レストランを選ぶのって苦労しますよね。苦労して選んでもらったレストランなのにアレルギーがあって食べれないでは、出前同様にその場の空気を悪くしてしまいます。

自分でレストランを選び、子供が食べられるものがあるか確認をしておくことがお勧めです。

食事メニューを選ぶ際は、他の友人にも配慮を忘れずに

食物アレルギーを持つ子供は年々増加傾向にあると言われています。我が子以外にも食物アレルギーを持つ子供がいるかもしれません

友人と食事をする時は、我が子のアレルギーを伝えるだけでなく、他の子供にも食べれないものがないか確認するようにしましょう。

食べ物アレルギーがあるかも?と思ったら医師に相談

離乳食を進めていく過程で、我が子のアレルギー症状に気付くことがあると思います。

食べ物アレルギーの症状は、食べ物の種類や人によって異なります。アレルギーがあるものの、ポツポツと醬油かぶれと間違える程度の蕁麻疹で済む場合や嘔吐と下痢をする場合、アナフィラキシーショックで命に関わる場合まであります

食べ物アレルギーかもと思ったら、アレルギー専門外来がある病院やアレルギー検査が可能な総合病院を受診しましょう。近所の病院へ行っても、分からない場合も多いです

血液検査の結果を元に、普段の生活の中でアレルギー症状が出た時に、病院へ辿り着くまでに対応する薬を処方してもらうこともあります。

また、食べ物アレルギーがあるからといって自己判断で食事を制限せず、医師指導を受けましょう。アレルゲンの種類や症状によっては、克服の為に食べれる量を食べることも必要な場合があります

我が子の食べ物アレルギーに気づくと、ママも怖くなって食べ物を除去したり、受診を控えてしまう方もいるかもしれませんが、1人で抱え込まず医師に相談してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

食物アレルギーを持つ子供は、血液検査の結果を元にかかりつけ医の指導の元、克服に向けた食事をしたり、症状が出ない程度の食べれるアレルゲンの量を確認して、かかりつけ医の指導の元、食事を考えて生活しています
食物アレルギーのことを周りに正しく理解してもらうのはなかなか難しいと思います。自分の命は自分で守る、我が子の命はママが守ることが大切です。

アレルギーがある事を伝えるのを躊躇ってしまうこともあると思いますが、アレルギーは生命に関わる重要なことなので、両親や友人と食事する時は伝えるようにし、食事の時間を楽しむようにしましょう。

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