寒い日の保育園送迎は、寒さで身体が冷え、お子さんが風邪をひかないか心配になりますよね。
小さなお子さんは、帽子や手袋、マフラーを嫌がることも多く、防寒対策に苦戦することも…。
年中さんより大きくなると、ママの心配をよそに薄着で登園しようとするお子さんもいるでしょう。
「気付かぬうちに、お子さんが送迎途中で手袋を片方だけ落としていた」
「寒い日の登園前の防寒対策は、思ったより時間がかかり、保育園と職場に遅刻しそう!」
という経験をしたママも多いのではないでしょうか?
今回は、冬の寒さに負けない保育園送迎時の防寒対策をにご紹介します。
保育園の送迎が寒いと感じるのはいつから?
暦の上では、11月7日が立冬です。カレンダーに立冬と記載されているのを見たことがある方もいるでしょう。
立冬を過ぎた頃から、本格的に保育園の送迎時に寒さを感じるようになります。
お住まいの地域によっても異なりますが、9月や10月初旬頃までは半袖を着て過ごし、10月中旬を過ぎると保育園の中も送迎時も長袖を着て過ごすでしょう。
11月初旬~中旬は、コートを着る等で保育園送迎時の防寒対策を。
12月が近づいてくると、手袋や帽子、ブランケット等も合わせて防寒対策しないと「寒くて風邪をひきそう…」と思うようになってきます。
保育園の送迎時の寒さ対策は、10月下旬頃~2月下旬頃までの4ヶ月間続くのです。
ここからは寒い日の保育園の送迎を少しでも快適にする為に、送迎方法別に寒さ対策をご紹介します。
都内在中の、保育園年中男の子と2歳女の子の2児ママである筆者が体験談を元に、より実践的な防寒対策をお伝えしますね。
抱っこ紐での送迎|抱っこしても寒い!赤ちゃんを寒さから守る方法は?
赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこしていると温かいのですが、真冬の寒さはそれ以上に厳しく、保育園送迎時には寒さを感じます。
赤ちゃんを寒さから守るには、温かいケープがおすすめです。
抱っこ紐に直接かけるタイプのケープや、ママのコートと一体型になった温かいケープがあります。どちらも暖かいので、どちらにしようか悩みますよね。それぞれ、選ぶ上でのポイントをお伝えします。
- 抱っこ紐に直接かけるケープ
- ママコート、ケープ
①抱っこ紐に直接かけるケープ
抱っこ紐に直接かけるタイプのケープは、気軽に洗える点とデザインが豊富な点、お好みの素材を選べる点がおすすめです。
ケープを清潔に保ちたい、お洒落なケープを選びたいママにピッタリです。
筆者のおすすめは断然、抱っこ紐にかける用途以外にもベビーカーと兼用出来るケープです。1つ購入すれば2Wayで使え、お財布にも優しいです。
お子さんが成長して抱っこで登園しなくなっても、ベビーカー兼用なら長く使えで重宝します。
我が家は4歳の息子が0歳の時にユニクロで購入した抱っこ紐兼ベビーカーケープを4年間愛用しています。
冬のみの使用なので、4年経った今でも2歳の妹がベビーカーに乗る時に使っています。
ユニクロの防寒ケープ、抱っこ紐につけた時の写真▼
ユニクロの防寒ケープをベビーカーにつけた時の写真▼
②ママコート、ケープ
ママのコートと一体になったようなケープです。お子さんの年齢が小さく、抱っこでの保育園送迎の機会が多いママに向いています。
ママとお子さんが一緒のコートの中に入るので、暖かさが心地良いのが特徴です。
お子さんにかかる部分は、取り外せるタイプもあるので、抱っこの期間が過ぎてもコートとして着れるものを選べば長く切れます。
ベビーカーでの送迎|寒いのに防寒衣類を嫌がるイヤイヤ期!送迎を乗り切るコツは?
ベビーカーでの送迎は、ベビーカーにケープをつけたり、お子さんに防寒衣類を身に付けてあげましょう。ただ、ベビーカーに乗る月齢のお子さんは、手袋をずっとつけていられない、イヤイヤ期等の理由で、保育園の送迎時の防寒対策に苦戦する日も多いでしょう。
ここでは、ベビーカーで送迎する月齢のお子さんが寒い冬の日のベビーカーでの保育園の送迎を快適にするコツをご紹介します。
- 防寒グッズを身に付ける
- 暖かいクッションシートを敷く
①防寒グッズを身に付ける
寒い日のベビーカー送迎は、ベビーカーに防寒ケープをかけてあげたり、お子さんに暖かいアウターを着せる、手袋や帽子を身に付けてあげましょう。
我が家の息子は、マフラーを首に巻くのを嫌がる子ですが、大好きな恐竜の柄なら寒い日に巻いてくれます。(さほど寒くない日は、マフラーをまいてくれませんが)
我が子達はマフラーの使用頻度が少ないので、西松屋でお安いものを購入して使っています。
お子さんの大好きなキャラクターや柄、色のものにしてあげると、喜んで身に付けてくれることでしょう。
②暖かいクッションシートを敷く
寒い日にベビーカーで送迎する月齢のお子さんは、手袋や帽子が気になって自分で取ってしまったり、イヤイヤ期で何をするのも嫌がる時期のお子さんが多いと思います。
この時期は、ママが頑張って防寒対策をしても、お子さんが嫌がることもしばしば…。防寒対策はしつつも、諦める気持ちも必要かもしれません。
防寒着を着せたり、ケープをかけるのが難しい場合、ベビーカーに暖かいシートを敷いてあげるものおすすめです。
座り心地が良く、暖かいクッションシートならお子さんもニコニコで、防寒対策が出来るでしょう。
徒歩での送迎|歩いて身体が温まっても手足は冷える!防寒対策はどうする?
真冬は、徒歩で保育園の送迎をして身体が温まっても、手足の冷えを感じることがありますよね。
ただ、体温の調節機能が未熟なお子さんに厚着をさせると熱がこもってしまうこともあります。
寒い日の徒歩での保育園送迎時の防寒対策をご紹介します。
- 親子で手を繋ぐ
- 送迎時にもこもこ素材の靴や靴下を履く
①親子で手を繋ぐ
お子さんが嫌がらなければ、手袋をつけるようにしてあげましょう。手袋を嫌がるようなら、お子さんとママが手を繋いであげて、ママの手で温めてあげて下さいね。
②送迎時にもこもこ素材の靴や靴下を履く
足元の冷え対策には、もこもこ素材の靴を履かせてあげたり、厚手の靴下を履かせてあげても良いでしょう。保育園の中では靴を脱ぎますし、靴下は薄手のものに履き替えれば、熱がこもる心配もありません。
ママも、レッグウォーマーや手袋を身に付けて、忘れずに防寒対策をして下さいね。
自転車での送迎|風が冷たくて凍えそう!北風に負けない防寒対策は?
自転車の送迎は、速い点・お子さん2人を同時に乗せられる点・荷物を自転車のカゴに入れられる点が便利です。
しかし、寒い日は北風の冷たさから、自転車での送迎を躊躇ってしまう日も…。
冬の北風に負けない、保育園の自転車での送迎を快適にする防寒対策をご紹介します。
・自転車用防寒ケープで北風知らずに
・ボア付きハンドルケープで冷たい風邪から手元をガード
①お子さんは自転車用防寒ケープで北風対策
防寒着を身に付けても、自転車に乗ると冷たい風があたり、寒いですよね。
自転車用の暖かい素材のケープをかけてあげれば、北風からお子さんを守れます。
風で飛ばないようポンチョのように羽織れるので、防寒着の上、チャイルドシートのベルトを装着した後でも、お子さんが窮屈に感じにくいです。
但し、安全には十分気を付けてケープをかけて自転車での送迎をして下さいね!
②ママはボア付きハンドルカバーで冷たい風から手元をガード
寒い日に自転車に乗っていると、冷たい風の影響で一番冷える部分は手元だと感じる人は多いのではないでしょうか。
手袋でも北風対策は出来ますが、小さなお子さんがいると手袋をして指先を動かしにくくなると、意外と不便です。お子さんの鼻水をかんだり、チャイルドシートのシートベルトを装着するにも素手でないとやりにくいと感じることもあると思います。
ハンドルにボア付きハンドケープがついていると、真冬の風が冷たい日でも、手袋要らずで手元がポカポカします。
ボア付きハンドカバーの選び方のポイント
ボア付きハンドルカバーは、実は物によって使い心地が違うのです。筆者が実際に購入した時に見たポイントを元に選び方をお伝えします。
- 価格で選ぶ
- デザイン・色で選ぶ
- 防寒レベルで選ぶ
- UVカット効果の有無で選ぶ
- すき間風が入ってこないかどうかで選ぶ
- 電動アシスト自転車のモニター画面が見れるかどうかで選ぶ
- 取り付け方で選ぶ
- 撥水加工がされているかどうかで選ぶ
- 大きさで選ぶ
- 洗濯出来るかどうかで選ぶ
①価格で選ぶ
ボア付きハンドルカバーの相場は1,500円~3,500円程です。
性能や生地、デザインによって、価格が異なります。予算と求める機能を考え、納得出来る物を選びましょう。
②デザイン・色で選ぶ
無地やチェック柄、花柄、水玉等デザインや色が種類豊富にあります。デザインや色によって価格が異なる場合もあります。デザイン性の高い物や人気色は価格が少々高く設定されていることがありますので、予算と相談しましょう。
ママだけでなくパパも使う場合は、家族で使えるようなデザイン・色を選ぶのが良いでしょう。
③防寒レベルで選ぶ
ボア付きハンドルケープといっても、ボア素材の面積や厚みは物によって異なります。
本格的に防寒対策をするなら、ボアやアルミ素材など、どんな防寒生地が使われているか、面積、厚みを確認しましょう。
年間通して使用を検討しているなら、ボア素材が取り外せるかどうかも見ておくことをおすすめします。
④UVカット効果の有無で選ぶ
1年を通して紫外線対策が必要だと言われていますよね。手は日焼け止めクリームを塗りにくい部分なので、ハンドルケープでUVカットが出来るかどうかは見ておきたいポイントです。
紫外線対策を重視するなら、UVカット率が表記されているハンドルケープを選びましょう。
⑤すき間風が入ってこないかどうかで選ぶ
防寒素材が使われていたとしても、すき間風が入ってくると寒いです。
ネット販売の場合は、すき間風が入りやすいかどうかは分からないでしょう。
口コミ等を見て、すき間風が入りにくく温かいのかを確認することをおすすめします。
⑥電動アシスト自転車のモニター画面が見れるかどうかで選ぶ
電動アシスト自転車に乗っている場合は、モニター画面を確認したいですよね。モニター画面が見えるよう部分的に透明になっている物を選ぶと良いでしょう。
また、運転中に坂道等でアシストのレベルを変更したい時もあると思います。モニター画面を上から触って操作出来るかどうかも確認しておくと安心です。
⑦取り付け方で選ぶ
ハンドルケープの取り付け方は様々です。
ボタンタイプ、ボタンと紐で固定タイプ、ボタンとマジックテープタイプ、ボタンとクリップタイプ等です。ママ自身が取り付けやすそうだなと思う物を選ぶようにしましょう。通信販売の場合は、口コミ参考にしたり、メーカーに問い合わせをして取り付けた時に緩くないかを確認しておくと安心です。
⑧撥水加工がされているかどうかで選ぶ
雨の日も保育園の送迎に自転車を使うママもいると思います。撥水加工が弱いと雨でびしょびしょになり、手が冷えてしまうかもしれません。雨の日も自転車に乗る場合は、防水かどうかもみておきたいポイントです。
また、自転車を外の駐輪場に置いておくこともあるでしょう。急な雨でも撥水加工がきちんとされていれば安心です。
⑨大きさで選ぶ
自転車ハンドルカバーも大きさの違いはあります。
ママだけで使う場合は、ママの手のサイズで選べば良いのですが、パパも使う場合は男性でも窮屈にならずにハンドルカバーに手が入るかどうか確認しておきましょう。
⑩洗濯出来るかどうかで選ぶ
衛生的に使いたい場合は、洗濯が出来るかどうかも確認しておくと安心です。
ハンドルカバーは、1年を通して使えるタイプがあります。年中つけていると、不衛生ではないかと思ってしまうと思います。
洗濯が出来るかどうかも確認しておけば、安心です。
我が家が選んだのは大久保製作所ハンドルカバー
ボア付きハンドルケープは、北風で手がかじかむ…という思いを気にせず自転車に乗れるので、やっぱりあると便利です。
防寒対策をして冬の寒い日も快適な保育園送迎にしよう
冬の寒い時期は、保育園の送迎が辛い気持ちになりますよね。
ママとお子さんに合う、防寒対策や防寒グッズを身に付け、親子で寒さに負けない冬の快適な保育園送迎にしましょう。
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