保育園の送迎時にお友達のママと挨拶する機会があると、「連絡先を聞いてもいいかのな?」と悩むこともありますよね。しかし、送迎時は出勤前など何かとバタバタするので連絡先を聞くタイミングが難しいと思っているママも少なくないでしょう。
また、ライン交換後にどんな挨拶やメッセージを送ったら良いのかも悩みどころです。できれば、好印象を与えて休日に子ども同士が遊べる仲になれたらうれしいですよね!
そこで今回は、ママ友と連絡先・ラインを交換するタイミングと交換後のメッセージで好印象を持ってもらえる内容をご紹介します。
そもそも、保育園ママと連絡先・ラインの交換はしてもいいの?
保育園にお子さんを預けていると、幼稚園のように降園後に遊ぶ機会はないものの、「情報交換したい」「子ども同士が休日に遊べたら良いな」などと思い、ママ友と連絡先・ラインを交換しても良いのか、1度は悩んだことのあるママも少なくないはずです。
そこで、保育園に通う5歳息子と2歳娘の時の体験談を元に、保育園では連絡先・ライン交換をするものなのかをご紹介します。
- 学年の雰囲気により連絡先交換があるかないか異なる
- 末っ子、1人っ子が多いクラスは連絡先交換が活発
- 長男、長女率高めな娘の2歳クラスの場合
学年の雰囲気により連絡先交換があるかないか異なる
保育園に子どもを通わせていると、朝から夕方までお子さん同士は園内で遊んでいることやママ自身も仕事と家事で慌ただしい時間を過ごしていますよね。そのため、自分からや他のママが積極的に連絡先を交換しようと思って声をかけないと、入園から卒園まで連絡先を知らないままあっという間に時間が過ぎます。
年長に通う息子のクラスは、割と積極的に連絡先交換をしているママがいて連絡先交換は当たり前のような雰囲気のため、筆者も息子のクラスのママ友の連絡先はほとんど知っています。一方で、2歳クラスに通う娘のクラスのママの連絡先は15人中2人しか知りません。
このことから、クラスの雰囲気によっても連絡先を交換するかどうかは異なるものだと実感しています。では、なぜクラスによって連絡先を交換する雰囲気が違うのかを筆者なりに紐解いたので、次の章でお伝えします。
末っ子、1人っ子が多いクラスは連絡先交換が活発
息子のクラスのママは、1歳児クラスの頃から連絡先を交換して休日は積極的に子供同士を楽しく遊ばせてあげたいというママが多かった印象です。なぜなら、お子さんが末っ子や1人っ子である家庭が多く、手のかかる下の子がいないのでお子さん同士を楽しく交流させてあげることができたからです。
長男、長女率高めな娘の2歳クラスの場合
一方で2歳の娘のクラスは、下の子を妊娠をしているママや下の子が生まれたばかりのママが多く、送迎はパパがしていたり、ママは小さな赤ちゃんを抱っこして送迎しているので、連絡先交換が難しい状況です。筆者自身もイヤイヤ期の娘と活発で走り回る息子の対応で送迎時はバタバタのため、連絡先を聞くタイミングがないと感じています。今後、学年が上がり子ども同士遊べるようになるタイミングで、連絡先を聞けたらいいな思っています。
ママ友と連絡先やライン交換のベストタイミングは?自然な聞き方もご紹介
保育園のママ友と連絡先・ライン交換をしたいものの、声をかけるタイミングに悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか?そこで、連絡先を聞くタイミングと自然な聞き方を5つご紹介します。
- 先ずは挨拶から!顔見知りになったら声をかけてみる
- 成長して子ども同士の仲が良さそうなとき
- 共通の話題が見つかったら
- 聞きたいことがあるとき
- グループラインから個別で連絡
先ずは挨拶から!顔見知りになったら声をかけてみる
保育園でママ友がいて連絡先を交換できたら良いなと思っているママは、まずは挨拶をすることから始めてみましょう。いきなり、連絡先を聞くと相手がビックリしてしまうかもしれないからです。お互いに挨拶をかわす関係性ができれば、保育園にお子さんを預けた後のタイミング、帰り道が一緒になったタイミングなどで、連絡先を聞きやすくなるでしょう。
成長して子ども同士の仲が良さそうなとき
0歳や1歳児クラスでは、まだ子ども同士の気が合って仲良く遊ぶというよりは、先生と遊ぶことで安心して楽しく1日を過ごせる時期だと思います。2歳クラスに進級すると徐々に一緒に電車のレールを繋げて走らせて遊んだり、おままごとを楽しむようになってきます。我が子から「今日は○○ちゃんと遊んだ」と聞いたり、先生が連絡ノートに「○○くんと仲良く遊んでいます」と書いてくれる日もあるでしょう。さらに3歳を過ぎると子ども同士で遊びたがるようになり、休日も一緒に遊びたがるお子さんもいます。このようになってきたら、「休日、公園で遊びませんか?」と声をかけてみて、遊べるようだったら連絡先を聞いてみるのもおすすめです。
共通の話題が見つかったら
保育園のママと話す機会が増えてくると、「子ども同士が実は同じ習い事に通っていた」「家が意外と近所だった」などの共通点が発覚することがあります。すると、共通の話題で盛り上がり、ママ同士が仲良くなれるきっかけにもなるはずです。保育園に通っている間や小学生に進級してからもママ同士の交流が深められそうだなと思ったら、思い切って連絡先を聞いてみても良いでしょう。
聞きたいことがあるとき
気になっている習い事のことや、保育園の行事のことなど聞きたいことがあって困ることもありますよね。実際に上に兄弟がいるママや、実際に習い事をしているママの意見は参考になるものばかりです。聞きたいことがあるなら、気軽に連絡先を聞いて質問をしても大丈夫です。
グループラインから個別で連絡
送迎の時間は慌ただしくて話している時間のない保育園ママだからこそ、グループラインができることがあります。グループラインが既にあれば、週末遊びたいときや用事がある時は「後で連絡するね」の一言で個別のやりとりができる関係にようになることがあります。
\保育園のママ友グループラインに入るべきか悩んでいる方はこちらもご覧ください/
気軽に連絡がとれるママ友がいるメリットは?
仕事や家事に慌ただしい日々を過ごしていると、習い事の評判や進学先の小学校の様子の情報収集する時間がなかなかとれないと感じる場合もありますよね。
そんなときは、上の子がいるママ友に小学校の様子を聞いたり、実際に習い事をしている子のママ友にリアルな情報を聞ければ助かります!
さらに年中、年長になってくると気になるのが小学一年生の壁。小学校に入ったばかりの頃は何時に帰宅するのか、学童の評判はどうなのか、お弁当を作る必要がある日はあるのかなどなど知りたいことがたくさんあると思うので、気軽に連絡をとれるママ友がいると心強いですよ。
連絡先を知っているママ友がいなくても大丈夫!
保育園にお子さんを通わせているママの中には、連絡先の交換は控えたいと思っているママもいるでしょう。ママが連絡先の交換をしたくないと思っているのに、自分の気持ちに反して交換する必要はありません。保育園は担任の先生やサポートしてくれる先生方がたくさんいるため、お子さんが保育園生活を過ごすうえで問題はありません。
仕事、育児、家事に没頭していたらあっという間に年長になってママ友ができなかったというママもめずらしくありません。
お子さんがお友達と遊びたいと言っている場合や必要な事情があれば連絡先の交換をしようくらいに思っていれば問題ありません。
連絡先・ライン交換後の好印象を与えるメッセージ内容と注意点をご紹介
ママ友は、お子さんを通して知り合った仲なのでどんなメッセージを送ったら良いのか悩みますよね。そして、できれば好印象を持ってもらいたいものです!そこでママ友と連絡先・ライン交換をして初めて送る挨拶の内容やメッセージをやり取りする上での注意点をお伝えします。
- 連絡先・ライン交換後のメッセージ内容は?
- ママ友とメッセージをやり取りする中での注意点
連絡先・ライン交換後初のメッセージ内容は?
まだそこまで仲が深まっていないママ友だったり、共通の話題がない段階だとどんなメッセージを送ったら良いのか気になるものです。筆者が30人ほどのママ友と連絡先・ライン交換をした経験やライター職の経験を元に好印象を与える例文や当たり障りのない例文をご紹介します。
・はじめまして!○○(ふりがなを付けた子どもの名前)の母の○○(ママのフルネーム)です。これから、よろしくお願いします。
・先ほどは、ありがとうございました!○○(子どもの名前)の母です。
今日は○○ちゃん(友達の名前)と遊べて、○○(子どもの名前)はとても楽しかったようです。
よかったら、また遊んでください。
ポイントの1つ目は、好印象を与える爽やかな挨拶から入ることです。
そしてポイントの2つ目は、お子さんの名前は漢字にふりがなを付けて送る事です。漢字にふりがなを付ける理由は、今後メッセージをやり取りするようになるとお子さんの名前をいつまでもひらがなで書くことに違和感を感じるようになるからです。かといって、漢字だけだと読み方が難しい場合もあるので、初めからお互いに漢字とふりがなを伝えておくと良いでしょう。
ポイントの3つ目は、ラインに登録している名前があだ名の場合は、後々誰のママのラインか分からなくなってしまうのでメッセージにフルネームを残しておくと親切です。
ポイントの4つ目は、遊んでもらったり何かいただき物をしたら、できるだけ早めにお礼のメッセージを送ることです。良い関係を築くためのマナーと言えるでしょう。
ポイントの5つ目は、お辞儀をしているキャラクターのスタンプ活用することです。可愛らしいイラストは、話しかけやすい印象を持ってもらえるでしょう。
ママ友とメッセージをやり取りする中での注意点
ラインはメッセージでのやり取りになるので、思わぬ誤解がうまれてしまう可能性があります。そのため、言葉使いは丁寧にするよう心がけましょう。かといって、丁寧過ぎる文章は距離感を与えてしまうので、丁寧で親しみやすい文章がベストです。
また、愚痴や悪口などのマイナスの言葉は控えましょう。あくまでも、子ども同士が遊べるようにするための連絡や情報交換、習い事や就学準備に関する質問をする場とすることをおすすめします。
プライベートや子育てに関する価値観は10人10色なので、深入りするとママ友同士の関係に溝ができる原因となるでしょう。
まとめ|ママ友と連絡先交換して保育園生活を楽しもう
お子さんが保育園に通っているママは、お友達のママと話せるようになってくると「連絡先を聞いても大丈夫かな?」「連絡先は交換した方が良いのかな?」と悩むこともありますよね。
ママ友の連絡先を聞くか聞かないかはママ自身の考えやクラスの雰囲気、家庭環境にもよると思います。先ずは挨拶からはじめて、共通の話題があったり、子ども同士の仲が良かったりしたら、連絡先の交換をしてみましょう。
気軽に話せるママ友がいると、習い事の情報交換や小学校や学童の様子など気になる悩みの解消にも繋がりますよ。
とはいえ、保育園生活をお子さんが過ごすうえで、ママ友の連絡先を知らなくても困ることはありません。連絡先を交換するかしないかは、ママの考えを優先しても問題ないです。
また、連絡先を交換した後に初めてメッセージを送る場合は、爽やかな挨拶から入り丁寧で相手の事を思い敬う文章を心がけましょう。仲良くなってきてからも、愚痴や悪口などマイナスな内容の話は、ママ同士の関係が悪化してしまう可能性があるので止めましょう。
ママ友と話せるようになってきたら、連絡先の交換をして保育園生活を充実したものにしましょう。