保育園児は、冬の期間中、暖房の効いた園内で遊ぶことが多く、新陳代謝が活発な子どもは、暑いと感じたり汗をかいたりする日もあります。そのため、どんな冬服を着たら良いのか悩むママも多いでしょう。今回は、保育園で着る冬服を外遊び用、室内遊び用に分けて、年齢別にご紹介します。
【基本】保育園の冬服
保育園の基本の冬服は下記の通りです。
- 半袖の肌着
- トレーナーやロングTシャツ
- 長ズボン
筆者の子ども達が通っている保育園では、冬も半袖の肌着を着るように言われています。担任の保育士によると、園内は暖房が効いているため、運動して遊ぶ子どもは暑いと感じるため、肌着は半袖を着てほしいとのことでした。
【年齢別】保育園で着る冬服の選び方と注意点

保育園で着る子どもの冬服選びは、迷いますよね。ここでは、年齢ごとに分けて、保育園用の冬服選びのポイントをご紹介します。
- 0歳児クラス:肌に優しい綿素材を選ぶ
- 1歳児クラス:通気性の良い服を選ぶ
- 2歳児クラス:裏毛の服を選ぶ
- 3,4,5歳児クラス:綿素材、裏毛、フリース素材を上手く組み合わせる
①0歳児クラス:肌に優しい綿素材を選ぶ
体温調節機能が未熟な0歳児クラスの赤ちゃんは、冬でも汗の吸収が良い綿素材の肌着や服を選びましょう。
保育園の中は暖房が効いているため、まだ歩けない赤ちゃんでも寝ている時に背中に汗をかいたり、おもちゃ遊びやハイハイ、あんよの練習で汗をかきます。
そのため、厚着や裏起毛の洋服を着せると、汗を上手く吸収してくれず、身体が冷えてしまうことがあります。
また、皮膚が大人よりも薄くてデリケートな赤ちゃんは、ふわふわと毛羽立てた裏起毛の洋服と皮膚が擦れて肌荒れの原因になってしまうことにも注意が必要です。
②1歳児クラス:通気性の良い服を選ぼう
1歳児クラスの冬は歩けるようになる子も多く、日中は園庭で遊んだり、公園にお散歩へ出かけたりする日もあるでしょう。
1歳児クラスのお子さんの冬の衣類は0歳児と同様に、通気性の良いとされる綿素材を多く含むものを選んであげましょう。
この時期の1歳児クラスはイヤイヤ期に入る子もいて、好きなキャラクターの洋服しか着なくなり、ママたちを悩ませることもあります。そんな時は、肌に直接触れるインナーを綿素材100%のものにすると良いですよ。
③2歳児クラス:裏毛の服を選ぼう

2歳児クラスになると、1歳児クラスまでとは比べ、冬でも園庭で遊んだり、お散歩する機会が増える園もあるでしょう。
暖房が効いている園内よりも外は寒いので、裏毛の衣類がおすすめです。
裏毛の服は、洋服の裏がタオル素材のようにパイル状に編んだ服のことです。裏起毛に比べると暖かさは劣りますが、ロング袖Tシャツよりは暖かい特徴を持ちます。また、裏起毛の洋服よりも裏毛の洋服の方が、通気性が良いです。
そのため2歳児クラスのお子さんは、園内では裏毛の衣類を着せてあげて、外に出る時はコートを羽織って防寒対策をしてあげましょう。
合わせて読みたい:保育園の冬服は裏起毛禁止?裏毛はOK!理由と違いを解説!【体験談】
④3、4、5歳児クラス:綿素材、裏毛、裏起毛を上手く組み合わせよう
3.4.5歳児クラスになると、子どもの意思で洋服を選ぶようになってきます。好きなデザイン、好きな色、洋服の肌ざわりにこだわる子もいるでしょう。
保育園の中は、暖房がついていても換気で窓を開けると、保育園の中が寒いと感じるお子さんもいるはずです。肌に直接触れるインナーは綿素材を基本とし、トップスはお子さんの好みや気温に合わせます。
裏起毛のズボンを履く場合は、肌にピタッと密着せずに少しゆとりのあるものを選ぶと、摩擦による刺激を抑えられます。
また、子どもの肌が乾燥していると感じたらお風呂上りに保湿クリームを塗ってあげて、衣類の摩擦による刺激対策をしてあげるのも良いでしょう。
まとめ:心地良い冬服で快適に保育園で遊ぼう
保育園で着る冬服は、汗の吸収率が高い、通気性が良い、暖かいものがおすすめです。寒い日は暖房の効いた保育園の中で過ごすことが多いため、元気で新陳代謝が活発な子どもは暑くて汗をかくことがあるからです。
寒い冬の外遊びにはコートを羽織る、園内が寒い場合は上着を羽織り、防寒対策をするのも良いですね。快適な冬服で、寒い日も元気に遊びましょう。
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