お宮参りとは、生後1ヶ月頃に行う、赤ちゃんの健やかな成長を神社で祈祷する行事です。
生後1ヶ月のお祝いに、食事会の開催や記念写真を撮ることもあります。
夏の暑い日に、神社での祈祷、写真撮影、食事会を1日で行おうとすると、なかなかのハードスケジュールです…。
とはいえ、親戚が遠方に住んでいる・お仕事の都合などで、1日でお宮参りを終わらせたいと考えているママもいると思います。
そこで今回は、夏のお宮参りの不安を解消する為にの注意点・暑さ対策グッズをご紹介します!
4歳と1歳の2児ママがより実践的な目線で、お伝えしたいと思います。
真夏のお宮参りが不安な3つの理由は?対応法もご紹介
秋の涼しくて過ごしやすい季節のお宮参りも、実に大変です。
そこに暑さが加わり、大人も赤ちゃんも夏のお宮参りで体調を崩さないか不安に感じるママもいるでしょう。
夏のお宮参りを不安に感じる理由を、深掘りしたいと思います。
夏でなくてもお宮参りは大変
夏でなくても、お宮参りは大変です。
お宮参り開催までには、ママの沢山の苦労があります。
・夜間の授乳とオムツ交換で寝不足。「1分でもいいから長く寝てたい…」
・生後1ヶ月の赤ちゃんとの外出は、感染症にかからないよう気を遣う。
・ミルクやオムツ、お着替えの準備が大変。
・神社の予約や車の場合は駐車場があるかを調べるのも一苦労。
・お食事会の設定、写真館の予約、両家と連絡のやり取りも!
赤ちゃんの生後1ヶ月のお祝いはしてあげたいものの、準備段階から大変で、疲れやストレスを感じるママも多いでしょう。
夏のお宮参りが大変な理由①|家族が熱中症にならないか心配
暑い日に神社へ行って祈祷してもらうのは、赤ちゃんはもちろん、大人たちも熱中症になってしまわないか心配です。
神社の中にある控室に入ることが出来れば、冷房も効いているので安心です。
熱中症は心配な場合は、入口や駐車場から神社の中の控室までが近い神社であれば外を歩く時間を減らせます。
大きな神社で、控室まで数十分も歩く場所だと、暑い日は赤ちゃんも家族も暑さで疲れてしまうかもしれません。
我が家は、原宿にある明治神宮でお宮参りをしましたが、控室まで歩くのが大変でした。
夏のお宮参りが大変な理由②|着ていく服に悩む
夏のお宮参りで悩むのが、着ていく服だと思います。「着物やスーツを真夏に着るには暑すぎる…」と感じているママも多いのではないでしょうか。
ママ|夏のお宮参り洋服選びのポイント
着物やスーツを着ていると、授乳するのも大変です。神社の控室へ行くと、「お腹が空いたり、喉が乾いている赤ちゃんが泣き出すのではないか」と心配になります。
ママの服は、涼しい素材で授乳しやすいワンピースやセットアップがおすすめです。
赤ちゃん|夏のお宮参り洋服選びのポイント
お宮参りに着る赤ちゃんの服は、ベビードレスや白いロンパースを着せてあげるのが一般的です。
夏のお宮参りに着る赤ちゃんの服は、通気性や汗の吸収性が高い素材を選び、厚着をしないように気を付けて、夏の暑さから赤ちゃんを守ってあげましょう。
神社で祈禱してもらう時間になったら、祝い着(産着)を着せてあげると良いですね。
夏のお宮参りが大変な理由③|暑さでメイクが崩れてテカテカ…写真写りが心配
お宮参りでは、家族写真を撮る機会もあると思います。
夏は、汗や皮脂が活発になる時期です。暑い中、フォーマル服を着ながらの移動は汗・皮脂がいつも以上に気になるかもしれません。
生後1ヶ月の我が子のお祝いに記念写真を撮りたくても「化粧崩れやお顔のテカリが気になる…」「ベースメイクの重ね塗りは、写真を撮った時白浮きに繋がる…」という心配がないようメイクも暑さ対策する必要があります。
暑さに負けないベースメイクの順番をお伝えします。
日焼け止め→コントロールベース→リキッドファンデ→お粉orパウダーファンデの順番とアイテムで仕上げると夏の汗・皮脂による化粧崩れが防ぎやすいですよ。
リキッドファンデーションはみずみずしいタイプを選び、粉ものでサラサラに仕上げてあげるのがポイントです。
汗や皮脂で落ちやすい眉メイク。眉毛を描く前に粉ものでサラサラにしてあげると眉の化粧崩れが防げます。
アイシャドウとチークも同様に、ベースメイクをいかにサラサラに仕上げるかで夏の化粧持ちに差が出ます。
THREEスリー アドバンスドエシリアルスムースオペレータールースパウダー01は、ノンカラー、ノンパールのフェイスパウダーです。
粒子が細かく、サラサラとしているのが特徴です。
汗・皮脂による化粧崩れ対策に最適です!
夏のお宮参りの注意点と対策グッズをご紹介
夏のお宮参りに行く時に、注意点しておきたいポイントをお伝えしたいと思います。
脱水に注意
ミルクや母乳以外に、生後1ヶ月頃から飲める、麦茶を持参しておくと安心です。飲みすぎてミルクや母乳が飲めなくならないように気を付ける必要はありますが、暑い日に少しだけ麦茶を飲ませたい時にあると便利です。
但し、いつも母乳だけを飲んでいる赤ちゃんは哺乳瓶で麦茶を飲むのを嫌がるかもしれません。お宮参りの前から、赤ちゃん用麦茶を飲む練習が必要です。
暑さに注意
ベビーカーに乗っていると、大人よりも地面に近い位置にいる赤ちゃんは、暑さの影響を受けやすいと言われています。それに加えて、体温調節機能が未熟です。
ベビーカーに乗せる場合は、ひんやりマットを敷いてあげるといった対策をしましょう。
紫外線に注意
赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄いので、紫外線の悪影響を受けやすいと言われています。
直射日光が当らないよう、陽射し除けカバーをベビーカーにつけたり、通気性の良いガーゼなどで赤ちゃんのお肌を紫外線から守ってあげましょう。
お宮参りの時期を涼しくなった時期にずらしても良い?
お宮参りは、生後1ヶ月頃に赤ちゃんの健やかな成長を願って神社に祈祷してもらいに行くものです。
古くからの慣わしで、男の子は生後32日目頃、女の子は33日目頃に行われることが多いです。
夏の暑さは年を追うごとに厳しさを増しています。
夏の暑い日に生後1ヶ月の赤ちゃんを連れてお宮参りに行くのを大変に思うママも増えていることだと思います。
そこで、赤ちゃんやご家族が暑さで体調を崩さないよう、涼しくなった頃に日にちをずらしてお宮参りをするのも1つの手です。
ただ、生後1ヶ月の赤ちゃんの写真を記録に残したい気持ちもあると思います。生後1ヶ月を迎えた頃に、家族で赤ちゃんの健康を願い、成長をお祝いしてあげたい気持ちもあるでしょう。
この場合は、先に生後1ヶ月のタイミングで写真撮影をする、家族で食事会をするようにします。外出する必要がある神社へのお宮参りは、涼しくなった頃に行っても良いでしょう。
まとめ
夏のお宮参りが不安になる理由、注意点、対策グッズをご紹介しました。
年々、暑さが増す夏。
夏のお宮参りは赤ちゃんと大人が暑さで体調を崩さないような対策が必須です。場合によっては、涼しくなった頃に時期をずらすことを検討しても良いでしょう。
大切なのは、赤ちゃんの生後1ヶ月をお祝いし、健やかな成長を願う気持ちです。
夏のお宮参りに不安があるママは、今回ご紹介した内容を参考にしてみて下さいね。