お子さんの性格が活発で好奇心旺盛だと、思うように予定が進まないと悩むこともしばしば。
「我が子がずっと走り回っている」「外食に行っても我が子が走り回るからゆっくり食べれない」などと育児に対して悩みを抱えるようになります。
そこで活発なお子さんのエネルギー発散方法や好奇心旺盛な性格が成長に繋がる方法があれば、ママもうれしいですよね。
今回は活発で好奇心旺盛の子の特徴や性格と、ワンオペ育児や下の子がいる場合にも元気な我が子が楽しく過ごせる対応法をご紹介します。
活発で好奇心旺盛な子との特徴や性格は?
我が子が活発で好奇心旺盛な性格なのは長所であると分かっていても、ワンオペ育児中や下のお子さんがいると元気な我が子への対応に苦戦するものです。
活発で好奇心旺盛なお子さんがいるママなら、思わず頷きそうな元気なお子さんの特徴や性格をまとめたいと思います。
- 子どもから目が離せずお出かけ準備が進まない
- 玄関先にいるアリに夢中で動かない
- チャイルドシートに乗せるまでに時間がかかる
- 目的地に到着した時、親は既に疲れているが我が子は元気
- 危ない遊びをしたがる
- 家に帰りたがらない
- 帰路で疲れて歩けないと言い出す
- 夕方に昼寝を始める
- 昼寝から起きると機嫌が悪い
- 夜なかなか寝ない
- 朝起きるのが早い
①子どもから目が離せずお出かけ準備が進まない
活発で好奇心旺盛なお子さんから、片時も目が離せないママも少なくないと思います。
赤ちゃんの頃から活発な性格だと、成長してからもソファーの上でジャンプしたり、ハサミを使ったりと大人が見ていないと怪我をしてしまいそうな遊びを好むかもしれません。すると我が子の危ない遊びをやめさせるのに気をとられ、ママは子どもが産まれてから数年の間、お出かけ準備が進まないのです。
②玄関先にいるアリに夢中で動かない
好奇心旺盛な子はお出かけしようと玄関を出た時に、アリや虫などがいると、止まって観察を始めてその場からなかなか動かなくなります。
ママが「行くよ」と言っても、「後もう少しだけ」と言って動こうとしてくれません。
こうなると目の前にいるアリや虫の観察が楽しくなり、我が子はお出かけのことは二の次になってしまうのです。
③チャイルドシートに乗せるまでに時間がかかる
活発な子を車や自転車のチャイルドシートに乗せてベルトをしようとすると、我が子が嫌がって泣き叫ぶこどがあります。
また近くの公園にお出かけする場合、自転車のチャイルドシートに乗らずに「走っていく!」と言って急に走りだしたり、「縄跳びをしながら行く!」と言って縄跳びを家に取りに帰ったり、ママの言うことは耳に入りません。
④目的地に到着した時、親は既に疲れているが我が子は元気
ママはお出かけ準備、チャイルドシートに乗せるなど、目的地に着くまでに数々の試練を乗り越え、やっと目的地に着きます。着いた時は、もうヘトヘトに疲れていることでしょう。
そんなママをよそ目に我が子は、「鬼ごっこしよう」などと言い、元気いっぱいの我が子の対応にママは体力の限界を感じます。
⑤危ない遊びをしたがる
目的地に着いても、目が離せないのが活発で好奇心旺盛な子です。
公園に行けば、高い所によじ登っていったり、公園で落ちている中で1番長い木の枝を拾おうとします。
興味を持ったら思うがままに動いているので、「危ないよ」というママの声は響かないでしょう。
⑥家に帰りたがらない
長時間遊んだり、空が暗くなってもなかなか帰ろうとはしてくれません。
さすがにお腹が空けば帰ろうとしてくれますが、それまではなかなか帰ってくれず、家に着いた途端に「お腹空いた!」と騒ぐことがあります。
⑦帰路で疲れて歩けないと言い出す
さっきまで、「まだ遊ぶ!」と言っていた我が子なのに、帰ると決まった途端に「もう歩けない」と言い出したという経験をしたことのあるママも少なくないはずです。
活発で好奇心旺盛な子は突然、充電が切れたかのように疲れて動けなくなりがちです。
⑧夕方に昼寝を始める
なんとか家に到着してママがご飯を作っている時に、「静かだな…?」と思ったら、我が子が寝ていることってありますよね。
いつもと違う時間にお昼寝をしてしまうと夜寝る時間に影響が出るので、「どうしよう」と思いますが、起こそうとしても我が子は遊び疲れて起きません。
⑨昼寝から起きると機嫌が悪い
いつもと違う時間に昼寝をして起きた後、お子さんが不機嫌なんてこともありますよね。
活発で好奇心旺盛な子はコレがやりたいといったように意思が強いので、昼寝から起きた後にご飯を食べたくなければ食べませんし、お風呂にも入りたくなければ入らないでしょう。
寝るまでの準備が進まず、1日の最後にママはどっとお疲れを感じるかもしれませんね。
⑩夜なかなか寝ない
いつもと違う時間に昼寝をしてしまうとお子さんの目が覚めてしまうことも加わり、体を動かして遊びだして全然寝なてくれません。
⑪朝起きるのが早い
昨夜、寝る時間が遅かったにも関わらず、やりたい事があり、朝早く起きる場合があります。
活発で好奇心旺盛なお子さんは、一度目が覚めてやりたい事を決めると、二度寝はなかなかしてくれません。
活発で好奇心旺盛な子のワンオペ育児・おでかけの乗り越え方
活発で好奇心旺盛な子の育児は楽しいものの、もう少しゆっくりと育児を楽しみたいと思っているママもいるはずです。
そこで活発な4歳男の子と2歳女の子の子育てに奮闘している筆者が、試してみて良かった対処法をより実践的な目線でご紹介します。
- 年齢にあった遊具がある広めの公園で遊ぶ
- 活発な友達と一緒に出かける
- おやつは子どもの好きな物にする
- 目的地に着くとは思わないようにする
- ルールのある遊びや競争を楽しむ
①年齢にあった遊具がある広めの公園で遊ぶ
活発なお子さんとの遊びは、とにかく身体を動かして体力とエネルギーを発散させることです。
小さな公園や年齢に合った遊具が無い公園に行くとすぐに「飽きた」と言って不完全燃焼になってしまいます。
②活発な友達と一緒に出かける
活発な友達と一緒に遊び、やりたい遊びを達成出来るとお子さんの心は満たされます。遊び終わった後は、充実感ですんなりと、遊び場から帰ってくれるでしょう。
年齢が低いうちは、親に見守られながら小さな滑り台を滑ったりするのがおすすめです。年齢が上がったら、鬼ごっこやサッカーなどで身体を動かして遊ぶのがおすすめです。
③おやつは子どもの好きな物にする
活発で好奇心旺盛なお子さんの動きがストップする「おやつ時間」。食べたくないおやつを用意すると「食べない!」と言われて、ママの休憩時間でもある「おやつ時間」が無くなります。
お子さんの好きなおやつを用意して、ママも一緒に休憩をしましょう。
④目的地に着くことを期待しない
大人になると、遊ぶ時は目的地に行って遊ぶようになりますよね。
しかし、活発なお子さんや好奇心旺盛なお子さんにとっては、目にするものや居る場所が全部遊びの時間なのです。
目的地で遊ぶことをゴールにするよりも、今その瞬間を楽しんだ方が、ママもお出かけが楽しくなるでしょう。
⑤ルールのある遊びや競争を楽しむ
年少さんを過ぎてくると遊びのルールが分かるようになってくる子も出て来ます。
お出かけの準備がお子さんとママのどちらが早く出来るか競争したり、持ち物チェックリストを作成して遊び感覚でお出かけ準備を進めるもの良いでしょう。
活発な子の育児を一工夫で乗り切ろう
活発で好奇心旺盛なお子さんの育児は、お子さんが急に走りだしたり、大人からすると危ない遊びを好んで大変な思いをすることがたくさんあります。
思い通りに予定が進むことを期待しないようにすると、気持ちが楽になりますよ。
そしておでかけをする場合は、お子さんがたくさん動ける公園に行ったり、活発なお友達と遊んだりすることで元気なお子さんのエネルギーを発散させてあげるのもおすすめです。
お子さんの好きなおやつを持参し、食べている間にママも休憩をしましょう。
今回ご紹介した対処法を参考に、活発で好奇心旺盛なお子さんのワンオペ育児やおでかけを乗り切ってくださいね。