公立小学校入学にかかる費用は?一年間にかかる費用、家庭でできる節約ポイントも紹介

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公立小学校入学にかかる費用は?一年間にかかる費用、家庭でできる節約ポイントも紹介 子連れのおでかけ

公立小学校に入学した後、思ったよりも費用がかかると思うことがります。特に入学前後は、学用品や入学式のスーツ代などまとまったお金が必要です。今回は、公立の小学校に通う一年生の息子の体験談を元に、一年間にかかる費用をまとめました。

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公立小学校の入学、一年間の費用

文部科学省が実施した、令和3年度小学生の子ども一人当たりにかかる学校教育費、給食費、学校外活動費にかかる費用の調査が行われました。その結果、公立小学校に通う子どもに一年間かかる費用は、352,566円でした。

調査項目の費用を見てみると、学校教育費は65,974円、給食費は39,010円、学校外活動費

247,582円です。

学用品や給食代、課外活動代、習い事代を合わせると352,566円なので、1ヶ月当たり29,380円程かかることが分かります。

加えて、新一年生は入学式のスーツ、ランドセル、学用品、ランドセルラックや学習机などもかかります。

参考:文部科学省 令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します

先輩ママ
先輩ママ

この他にも、洋服、靴、外食、週末のおでかけ、旅行、美容院代などにかかる代金などもあることを考えると、公立小学校とはいえ、子どもを育てるのにはお金がかかると言えますね。

公立小学校一年間にかかった費用【体験談】

小学生になると、保育園の時と比べて出費が増えたと感じている方もいるはず。そこで、公立小学校に通う我が子の体験談を基に、一年間にかかった費用を振り返って独自に計算してみました。

・入学式にかか費用

入学式にかかった費用は、子どものスーツ代、子どもの写真代でした。スーツは保育園の卒園式と兼用でしたが、スーツ・靴下・靴を合わせて15,000円程です。

子どもの写真代は、小学校専属のカメラマンが撮影したものを買ったため、2,000円程かかりました。

入学式にかかった費用の合計は、17,000円程でした。

・ランドセル費用

ランドセルは5~10万円の金額の幅があります。好みのデザインや予算に合わせて選びましょう。

・学用品代

筆者の息子が小学一年生になった時にかかった費用を参考に、金額を計算しました。実際にかかった費用の目安は以下の通りです。

学用品費用備考
テーブルクロス345001枚1,500円
給食袋2800洗い替え用で2枚あると便利
マスク21000使わない時もあるので布製だと無駄がない
ハンカチ61000手を拭く用と給食時に口を拭く用で1日2枚必要
体育着上下150001週間小学校に置いたままにする
体育着入れ11000
紅白帽子1800
お掃除で使う雑巾2100100円均一で2枚100円
上履き125001000円~3000円程度の価格幅あり
上履き入れ11000
手提げ袋12000図書室で借りた本を入れたりする
防災頭巾12500
防災頭巾カバー13000
鉛筆59902Bを1ダースで購入する金額の目安
赤鉛筆22201本110円、予備に1本持っておくと便利
青鉛筆1110新一年生は使わない可能性あり
ネームペン1110新一年生は使わない可能性あり
定規116515cmサイズの定規
消しゴム21501個75円程、予備分があるとよい
ソフト下敷き1300
連絡ノート1200
連絡袋1500
道具箱1600
はさみ1600
のり1165
クレヨン1600
色鉛筆1800
黄色帽子10小学校提供
ランドセルカバー10小学校提供
防犯ブザー1800
けんばんハーモニカ16400
ねんどセット1820
絵具セット14400
合計金額4943130

1つずつの金額は高くなくても、合計すると4万円以上の出費になります。入学時期に一気に購入する必要があるので、保育園に通っているうちから、学用品のための貯金をしておくと安心です。

PTA会費

筆者の子どもが通う公立小学校は、学校公式の組織としてPTA活動があります。PTA会費として1年間に3,000円程かかりました。

習い事代

子どもの習い事は、水泳、野球、通信教育です。月の月謝は、水泳は10,000円、野球は6,000円、通信教育は4,000円程です。年間にすると、240,000円かかります。

学童・ひろばプラス利用料金

我が子が通う学童の月額利用料金は、6,000円です。加えておやつを食べる場合は、月額2,000円必要です。年間にすると、96,000円です。

ひろばプラスの月額利用料金は、2000円です。ここにおやつ代2,000円を加えると月額4,000円で、一年間にすると48,000円かかります。

新小学一年生になる時にもらえるお金

新小学一年生になる時に住んでいる市区町村によっては、お祝い金をもらえる可能性があります。お祝い金をもらうには、申請が必要な場合があるので、チェックしてみてください。

市区町村からのお祝い金

市区町村からのお祝い金は、申請期間内に申請用紙を提出すれば、お祝い金がもらえる制度です。住んでいる地域にもよって実施しているかや、もらえる金額は異なります。

お祝い金は、世帯収入に関係なく期間内に申請をすれば、まとまった金額をもらえる制度です。

就学援助制度を受ける

就学援助制度は、児童の学用品などを購入する費用を援助してくれる制度です。自治体が、経済的な理由から児童が就学するのに困難だと認めた場合は、申請することで就学援助を受けられます。

公立小学校費用の家庭でできる節約ポイント

公立小学校に通う選択をした場合でも習い事や学童に通うかどうかによっても異なりますが、一年間に数十万円程の費用がかかります。そこで、家庭でできる節約ポイント、アイディアをご紹介します。

☑ランドセルは予算内で購入する

ランドセルは5万円程度のものから、10万円以上するものまで幅広い価格です。そのため、ランドセルを購入するまえに、ランドセル代の他にかかる学用品購入金額も含めた予算を決めておくと安心です。

学習机はいらない場合も

低学年のうちは、明日の持ち物準備や宿題の管理を親がすることもあります。学習机を買っても、あまり使わないうちに身長が伸びて、高学年になった時には子どもにとって使いにくい机になっている可能性があります。リビング学習をする予定なら、入学する時に学習机を購入しなくてもよいでしょう。

習い事の数を減らす

子どもが勉強や運動に付いていけるか心配になると、習い事でカバーしようと考えがちです。小学一年生の習い事で代表的なものが、公文・英語・水泳・ピアノです。全部習おうとすると、3万円~4万円かかります。また、小学一年生は、新生活に慣れるだけで疲れます。公文や英語は家庭学習でカバーするなど、自宅でできることを増やす工夫をして、子どもの成長をサポートしながら習い事にかかる費用を減らしましょう。

放課後ひろばを活用する

有料の学童や放課後ひろばプラス以外に、誰でも無料で利用できる放課後ひろばの活用を検討してみるのもおすすめです。放課後ひろばは、校庭や教室で学校が終わった後、お友達と遊べる取り組みです。ママが週2~3回、短時間で働くことを考えている場合、子どもに放課後ひろばで15時頃まで遊んでもらえば、預ける費用をかけずに収入を得ることができます。

自治体からもらえるお祝い金を忘れずに申請する

小学校入学にあたって、世帯収入を問わずに自治体からお祝い金をもらえる場合があります。申請しないともらえない場合がほとんどなので、忘れずに申請しましょう。

入学準備品は一覧を見てから

入学準備品は、小学校ごとに規定があります。キャラクターの文房具はもってはいけない、下敷きはソフトタイプなど、思いもよらない決まりがある可能性があるため、間違えて買ってしまうと買い直しになります。入学準備品一覧が配布されてから購入しましょう。

公立小学校入学でも思ったより費用がかかる

公立小学校に入学するのでも、思ったより費用がかかります。学用品・給食費・課外活動費用、習い事代を入れると、35万程度必要であると言われています。また、入学の時は学用品・ランドセル・入学式のスーツなどでまとまった出費があるので、貯金をしておくと安心です。

公立小学校に通うとしても、子どもを育てるのにはお金がかかるため、節約しつつを、子どもの成長をサポートしましょう。

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