臨月の大きなお腹での保育園送迎は、心身共に大変な時期です。上の子がまだ2歳~3歳だと手がかかるので、保育園の送迎が難しいと感じる日もありますよね。この記事では、臨月の保育園送迎がしんどいと感じた時の対応方法をご紹介します。
臨月の保育園送迎はいつまで?

- いつまでの決まりはない。体調に合わせて
- いつまで送迎できるか産院で医師と相談する
- 臨月に入ったら夫や祖父母を頼る
いつまでの決まりはない。体調に合わせて
臨月に入ると大きなお腹で動くのも一苦労になりますが、体調の良い日はママも上の子の保育園送迎はできます。赤ちゃんが産まれたら上の子と2人だけの時間が少なくなると思うと、頑張ってしまうとママも少なくないかもしれませんが、臨月はママの体調を優先して送迎をしてくださいね。
いつまで送迎できるか産院で医師と相談する
歩くのが大変、体調が優れない日があるなどの場合は、産院の医師に保育園の送迎をいつまでできそうか相談するのも良いでしょう。医師から、いつくらいまで送迎ができると言ってもらえれば、周囲の理解を得やすいく、ママ自身も周りにサポートを求めやすくなります。
臨月に入ったら夫や祖父母を頼る
妊娠37週に入ると、いつ陣痛やが来てもおかしくありません。ママが臨月に入ったら、保育園の送迎はパパや祖父母に代わってもらえるように、前もって送迎できるスケジュールを組んでもらっておく良いでですね。
臨月・妊娠中の上の子の保育園送迎がしんどい時の対応方法

- パパ、祖父母、ファミリーサポートに送迎をしてもらう
子どもが登園渋りをしたり、雨の日など、ちょっと送迎が大変だなと思う日もあるはずです。パパや祖父母、ファミリーサポートなど、自分の代わりに送迎してくれる人を臨月に入る前に決めておくと心身の負担が軽くなりますよ。
- タクシーを利用する
悪天候の日はタクシーを利用するのも一つの方法です。とはいえ、経済的な負担と雨の日にタクシーを呼べるかは確実ではないため、あまり現実的ではないかもしれません。
- 朝はママ、夜はパパに分担して送迎する
行きの送迎はママ、帰りはパパと役割分担をして送迎をすることで、ママの心身の負担を減らすことができます。保育園の帰り道に公園で遊ぶのがルーティンになっている場合は、帰りはパパにお迎えにいってもらうことをおすすめします。
- 上の子の保育園を休ませる
自宅から保育園まで距離がある場合や雨や雪の日は、臨月の大きくて重たいお腹で保育園の送迎をするのが大変と感じる日があります。そんな時は、上の子の保育園を休ませて自宅で過ごしたり、出かけられそうなら近所の児童館や公園に行くのも良いでしょう。
- ゆっくりと歩いて送迎する
産休に入っているママは時間をあまり気にしなくていいので、ママのペースでゆっくりと歩いて送迎ができます。遅刻しそうな場合は保育園側も心配してくれているため、連絡をしましょう。
- 上の子をベビーカーに乗せる
2歳児クラス以上は、ベビーカーでの送迎を卒業して歩きや自転車で送迎するママが増えてくる時期です。しかし、保育園に事情を説明して上の子をベビーカーに乗せて送迎できれば、上の子が走って先に行ってしまう危険性も防げます。
臨月の上の子保育園送迎で気を付けたいことリスト

- 上の子が走らないように手を繋ぐ
上の子が2歳~3歳だと、急に走って行ってしまうことがある時期です。交通事故に巻き込まれたり、転んで怪我をする危険性があるため、ママも焦って走って追いかける状況になることが考えられます。手を繋いで歩く、できるだけ安全な道路を選んで送迎しましょう。
- 保育園で病気をもらわない
保育園は集団生活のため、保育園で病気をもらわないようにママ自身も気を付ける必要があります。保育園に入る時は手洗いとアルコール消毒する、保育園に滞在する時間を少なくする、帰宅したら手洗いを徹底するなどの対策をとれるとよいですね。
- 自転車登園を控える
臨月でお腹が大きな状態で自転車に乗ると、バランスを崩して転倒するリスクがあります。さらに臨月は、いつ陣痛や破水が起きてもおかしくありません。ママとお腹の中の赤ちゃん、上の子を守るためにも、臨月に自転車で送迎するのは控えるべきと言えます。
- 車登園も無理はしない
臨月はお腹が大きくなるため、運転の動作やシートベルト装着がいつものようにできなくなることが考えられます。陣痛や破水が起きる可能性もあるため、車登園も控えた方が良いでしょう。保育園が自宅から遠い場合は、パパや祖父母に送迎を代わってもらうと安心です。
【体験談】筆者は出産前日まで上の子の送迎

筆者には3歳違いの2人の子どもがいます。早生まれの上の子が2歳の時に、下の子の出産を迎えました。筆者は祖父母に送迎を頼ることができる環境ではなかったため、臨月に入ってからも筆者か夫が上の子の保育園送迎をしていました。

我が家から保育園まで片道歩いて10分程度です。とはいえ、臨月の送迎は、歩くとお腹がはること、臨月は歩くとトイレが近くなること、上の子が走って保育園まで行こうとすることが大変でした。
そのため、基本的には夫に保育園送迎は任せ、筆者は夕ご飯作りなど家事をしていました。それでも、たまに保育園まで送った後は、帰り道にある公園で一度座って休むことがありました。下の子は秋生まれのため、公園などに寄り道したがる息子と一緒に、外にいると少し寒いと感じる点もきになりました。

日中は保育園で上の子をみてもらえるのはとても助かりますが、片道10分でも臨月に上の子と一緒に歩いて保育園に送迎するのは負担がかかることだと実感しました。
臨月のシーン別の送迎対応方法

- 雨の日
雨の日の保育園送迎は、水溜まりで寄り道したり、傘やレインコートの準備でいつも以上に大変ですよね。雨で道路が滑りやすくなることに加え、視界も悪くなりやすいため、少し早めに家を出て、ゆったりとした気持ちとペースで保育園送迎をするのがおすすめです。
- 上の子の登園渋り
出産が近づくと上の子の赤ちゃん返りがはじまる、ママが産休で自宅にいるなら上の子も一緒に居たいなどの理由から、登園渋りがあるかもしれません。ママが産休で休みなら、保育園を休んで上の子と2人だけの時間を過ごすものよいでしょう。
ただ、昼食やおやつの準備は大変なので、作り置きをしておく、外食や惣菜を利用するなど、ママに負担を減らすようにしてくださいね。
- 保育園まで距離がある
臨月はいつ陣痛、破水がはじまるか分からないため、自転車や車の利用を控えた方が安心です。しかし、保育園まで歩いて10分以上かかる場合、臨月にママが送迎をするのは大変かもしれません。
金銭的な負担はかかりますが、ファミリーサポートを利用することも検討しましょう。ファミリーサポートを一度利用しておけば、出産後にファミリーサポートが必要になった時にも、スムーズに依頼しやすくなるメリットがあります。
まとめ:臨月は周りを頼りながら保育園送迎をしよう
臨月になると産休に入るため保育園送迎の時間はできれるものの、お腹がまきくなってバランスがとりにくい、いつ陣痛や破水がはじまるか分かりません。このような理由から、臨月になる前にパパや祖父母に保育園送迎を頼んでおことをおすすめします。
雨の日や上の子が登園渋りをする時は、思い切って保育園を休んで自宅で過ごすことを検討してみてください。また、経済的な負担はありますが、ファミリーサポートを利用する方法もあります。ファミリーサポートは、産後も利用したいと思う可能性があるため、安定期や体調の良い日に利用の登録をしておくと安心です。
臨月の保育園送迎は、できる限り周りのサポートを得ながら、上の子に楽しい保育園生活とママの体調を優先してくださいね。
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