男の子は幼くてもとてもパワフルで、ママの体力がついていけないと感じる場合もあります。
「ママの体力がついていかない」「公園に行くと高いところに登ってヒヤヒヤする」など、
活発な男の子育児に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
とはいえパワフルなのは長所なので男の子が元気よく過ごせて、ママも男の子育児を楽しめたらいれしいですよね。
そこで今回は、男の子育児が大変な理由、年齢・シーン別の乗り越え方をパワフルで活発な6歳の男の子の育児とおしゃれが大好きな3歳女の子育児に奮闘中の筆者がご紹介します。
【体験談】男の子育児が大変だと感じる時
パワフルで活発なのは男の子のよい所だと頭では分かっているのに、ママの体力がついていかないと思うこともありますよね。
この記事を書いている筆者には、6歳男の子の他に3歳の女の子もいます。性別の異なる子どもを育ている筆者が実感したのが、幼い子どもでも男の子は力があることです。息子と一緒に戦いごっこのような遊びをしていると、息子の手や足の力は筆者の力を上回るのではないかと思ったことが何度もありました。
また息子は公園に行くとジャングルジムなど高い所に登ったり鬼ごっこをしたり、ずっと全力で身体を動かす遊びをします。筆者は常に息子が怪我をしないか見守るのに神経を使い、走る息子を追いかけるのに体力を使うことから、男の子育児はしんどいと感じています。
ここでは詳しく記載しませんが女の子の育児ももちろん大変だと感じることが多々あり、性別関係なく育児自体が大変なのは言うまでもありません!
しかしながら息子が怪我をしそうになりヒヤヒヤした時や親子で体力を使う遊びをしてついていけないと感じた時は、男の子の育児は本当に大変だと思うのです。
パワフルな男の子は、幼い年齢でも活発に動いて遊びますよね。ママは我が子が怪我をしないよう見守ったり、走って追いかけたりして、精神的にも体力的にも大変な時期です。ほんの数分でもリラックスできる方法を見つけて、元気な男の子の育児を乗り切りましょう!
男の子育児が大変な理由10選
幼い男の子はママが思いもつかないような行動をすることもあり、驚きの中に育児の楽しさを感じることがあると思います。一方で活発さについていけずにしんどいなと思うこともあるでしょう。
ここでは、男の子ママのあるあるな、男の子育児がしんどいと感じる理由をご紹介します。
- 赤ちゃんの頃から体格はガッチリで力が強い
- 室内でも動くのが大好き
- 外遊び大好き
- 水たまりや池の中にジャンプして入る
- 長靴の中に水を入れる
- 傘を振り回して壊す
- 電車や車が大好き!ママは知識についていけない
- 戦いごっこが大好き
- キックバイクや自転車が好きでママはスピードについていけない
- 衣類が擦りむけて穴が開く
①幼い頃から体格はガッチリで力が強い
筆者は出産する前まで、赤ちゃん~2歳くらいまでの小さな子どもは、「フニフニと柔らかく、抱っこすると小さくて可愛い」のだろうと思っていました。実際に3歳の娘は,赤ちゃんから3歳まで抱っこすると柔らかくて小さく感じます。一方の息子は、生後6か月~2歳頃から体格はガッチリしていて、抱っこするとゴツゴツと重たい感じがあり、力も強かったです。
また、小さい子は、大人に抱っこされるのを嫌がって逃げるときもありますよね。この逃げる時の息子の力は本当に強くて「まだ赤ちゃんなのにこんなに力強いんだ」と驚いたものです。
②室内でも動くのが大好き
雨の日や暑い日など、外遊びが大好きな男の子でも室内で過ごさなければならない日もありますよね。息子の場合、室内でも動く遊びを好んでいました。室内用ジャングルジムや滑り台で大はしゃぎ、コンビカーを猛スピードで走らせるなど活発に動いており、筆者は怪我をしないように見守るのに必死でした。
③外遊び大好き
息子は、朝早くから外に出たいと1人で玄関の方まで行ったり、早く外へ行きたいと泣いたりしていました。
洗濯物や身支度も終わってない朝の7時頃から外に行きたがるので、、外に行きたいと泣いて暴れる息子の対応に困惑する日々を過ごしていたものです。
④水たまりや池の中にジャンプして入る
雨の日の次の日の水溜まりに入って遊ぶのは、微笑ましい光景だと思います。
しかし、息子の場合、ジャンプして水たまりに飛び込んで寝転び、ゴロゴロとするので、息子の服はドロドロに汚れて帰宅するときに抱っこする筆者の服も汚れ、周りの目を気にしながら家に帰っていました。
また、息子は池にいる鯉を見に行くと自分も池に入ろうとする子だったのです。周りの遊びに来ている親子は手を繋いで鯉を鑑賞しているのに、我が家だけ池に入ろうとする息子を阻止する状況に頭を抱えていました。
⑤長靴の中に水を入れる
雨の日も晴れている日も長靴を履くのが好きな息子は、周りの大人達からいつも長靴を履いているねと言われていました。そして息子には、長靴が履きやすい以外にも長靴を履きたい理由がありました。それは、公園の水道で長靴の中に水を入れてタプタプさせ、飛び跳ねてじゃぶんじゃぶんと長靴から水をこぼして遊ぶことです。
息子の友達の保護者の方からや初めて公園で会うママ達からは「大丈夫?」と心配されていました。
⑥傘を振り回して壊す
傘を振り回し絵遊ぶのが好きな男の子も少なくないはずです。しかし傘を引きずって歩いたり、傘を閉じて開いてを繰り返して傘に付いた雨水を吹き飛ばしてみたり、傘を振り回して中に空気を入れて傘が壊れてしまうこともあります。
傘を振り回して怪我をしないか、車に傘をぶつけて傷をつけないか、ヒヤヒヤしながら歩くのは筆者にとって大変でした。
⑦電車や車が大好き!ママは知識についていけない
息子は成長するにつれて自然と電車や車などに興味を示しました。一方で女の子の2歳の娘はあまり興味を示さず、ピンク色の可愛いおもちゃで遊ぶのが大好きです。電車や車好きのお子さんは、動く本物を見たくなるので、踏切や道路に電車や車を見に行くこともしばしば。男の子の絵本やおもちゃは電車と車をメインとしたものばかりになるので、ママも興味を持って覚えないと息子の話についていけなくなります。
⑧戦いごっこが大好き
男の子は、戦いごっこが大好きです。車のおもちゃやぬいぐるみなどで和やかにごっこ遊びをしていたのも束の間、車のおもちゃ同士での戦いごっこが始まり、勝ち負けをつけたがるのです。戦いごっこがエスカレートが始まりしばらく経つとママは悪役にされ、正義のヒーローになりきった息子から攻撃され痛い思いをします。
⑨キックバイクや自転車が好きでママはスピードについていけない
キックバイクや自転車に乗ってビュンビュン走るのが好きな男の子も少なくないのではないでしょうか。ビューンと走るのが楽しいため、ママを置き去りにして先に行ってしまうこともしばしば。息子が怪我をしたり、小さな子にぶつかったりしないか心配なものの、走っても追いつきません。ママにとっては体力的にも精神的にも大変な時間となります。
⑩衣類が擦りむけて穴が開く
斜面があると登り、滑り台のように降りようとしてズボンが擦れて穴が開いてしまった経験のあるママもいるはずです。
また、半ズボンで公園に遊びに行くとズボンで肌が覆われてない分、足の怪我に繋がることもあるでしょう。
年齢別!パワフルな男の子育児が大変だと思う時
24時間体制の手のかかる赤ちゃんのお世話が終わり、ちょっとは育児が楽になるかと思いきや、パワフルな男の子育児に悩まされることがあります。男の子育児の大変さに悩んでいる方、男の子が産まれる予定の方は、いつからいつまで大変な時期が続くのか気になるでしょう。
そこで、もうすぐ6歳になる活発な男の子育児に葛藤している筆者が、自身の育児を振り返ってみて、男の子育児がいつからいつまで大変と感じたかをご紹介します。
- 新生児~1歳|男の子育児の大変さをあまり感じない
- 1歳~2歳|歩けるようになると追いかけるのが大変
- 2歳~3歳|外遊びが大好きで家の中から出たがる
- 3歳~4歳|体力がついてくる!起きてから寝るまでずっと元気
- 4歳~5歳|遊びのルールや生活リズムが分かってきて少し楽に
- 5歳~6歳|元気いっぱいだけど落ち着いてくる!男の子育児が楽になったと感じる
新生児~1歳|男の子育児のしんどさを感じない
大きなお腹で大変な妊娠期間と命がけの出産を終えた後の24時間育児は、男の子女の子問わずにしんどいものです。新生児~1歳頃までは、男の子ならではのパワフルな育児が大変ということはあまりなく、育児そのものに対して大変さを感じる時期になります。
1歳~2歳|歩けるようになると追いかけるのが大変
1歳を過ぎて歩けるようになると、興味を持ったことやものに一直線に走り出すこともあります。活発な男の子は、1歳~2歳でも歩くのが早いです。ママがヒールやサンダルを履いていたり、下のお子さんを抱っこしながらでは、追いつかないこともあるでしょう。
1人で歩けるとはいえ、まだ道路に飛び出したり、口の中に石や砂を入れたり、公園の遊具に頭をぶつけたりと、目が話せない年齢です。
息子を追いかけるのに必死になり、疲れてしまうママも出てくる時期になります。
2歳~3歳|外遊びが大好きで、家の中から出たがる
2歳~3歳になると、お昼寝も1回か0回になります。起きている間は、動き回りたい男の子は家の中でずっと遊ぶことができず、自分の意思で外にでたがるようになります。お子さんによっては、ちょっと目を話した隙に、1人で玄関まで行ったり、鍵をかけていないと勝手に外に出てしまったりすることもあるでしょう。
また、時間の感覚がある訳ではないので、朝7時から外に行きたがる、昼ご飯の時間なのに公園で遊びたがることもあるので、付き合うママは家事のペースが掴めず大変な思いをするでしょう。
3歳~4歳|体力がついてくる!起きてから寝るまでずっと元気
3歳~4歳になると、大人顔負けの体力が付いてくる男の子もいます。また、筆者が男の子ママと話していたところ、体よく動かして体力を消耗させないと、夜なかなか寝てくれないという声も複数ありました。
男の子ママは、朝起きてから夜寝るまで動き周る男の子の体力を、どうしたら消耗できるか考えて過ごすようになる可能性があります。
4歳~5歳|遊びのルールや生活リズムが分かってきて少し楽に
4歳~5歳になると、サッカーやドッチボールなど、ルールのある遊びで友達と遊ぶのを楽しめるようになります。親が側にいれば、横につきっきりで遊ばなくても良い年齢でになってきます。そのため、友達と遊んでいる間は、ママ友同士で話したり、一息つく時間にもなるでしょう。
とはいえ、年少さんと年中さんは、まだまだお友達同士で些細なことで喧嘩をすることもあるので、目が話せない年齢でもあります。
5歳~6歳|元気いっぱいだけど落ち着いてくる!男の子育児が楽になったと感じる
年中さん、年長さんになると、友達同士で遊ぶのが楽しい年齢になります。ルールのある遊びがどんどん楽しくなってきて、お友達と一緒にルールを守りながら遊べるので、だいぶ男の子の育児は楽になってくるでしょう。
また、時間の感覚もついてくるので、昼ごはんや夜ごはんの時間になったら遊ぶのを止め、家に帰るようになります。
元気いっぱい男の子におすすめ!遊び方・遊び場所をご紹介
パワフルな男の子の育児をしていると心身ともに限界を感じる日もあるでしょう。怪我の心配や走り回る我が子を追いかけるのが本当に大変ですよね。そこで、男の子も元気に遊べてママも少し楽な気持ちで育児ができるおすすめの、遊び方・遊び場所をご紹介します。
外遊び編
元気いっぱいの男の子は、外で遊ぶのが大好きです。しかし、幼いうちは危ない遊びをしそうになることもあり、ママはヒヤヒヤする機会もあるでしょう。そこで活発な男の子が安全に体を思いっきり動かして遊べる外遊びをご紹介します。
- 児童館でたくさん身体を動かす
- 遊具と走り回れる場所がある公園で遊ぶ
- 市民プールやじゃぶじゃぶ池で遊ぶ
- 安全な場所でキックバイクに乗って遊ぶ
①児童館でたくさん身体を動かす
まだ歩けない赤ちゃんや歩けるようになったばかりの子は、児童館にある広い遊戯室などでハイハイをしたり思いっきり歩いたりすると安全に身体をたくさん動かせます。なぜなら児童館なら誤飲や怪我のないよう、配慮された空間になっているからです。児童館へ遊びに行き、好きなだけハイハイや歩けるようにして、楽しく遊びましょう。
②遊具と走り回れる場所がある公園で遊ぶ
元気な男の子は、興味を持って色んな遊具で遊びたがることもしばしばあります。そして今まで登れなかったすべり台をすべれるようになると、とってもよろこび笑顔を見せてくれるはずです。
また思いっきり走れる場所があるとエネルギーを発散でき爽やかな気持ちになるので、機嫌も良くなるでしょう。
③市民プールやじゃぶじゃぶ池で遊ぶ
近年夏になると、暑くて外で遊べない日も多いですよね。家の中で身体を動かせないことでたまったストレスは市民プールやじゃぶじゃぶ池で遊んで発散するのがおすすめです。市民プールで浮き輪に乗ってプカプカ浮いたり、じゃぶじゃぶ池でバシャバシャ水遊びをして夏ならではの遊びを楽しんでみてください。
④安全な場所でキックバイクに乗って遊ぶ
男の子は乗り物が大好きで、キックバイクに乗ってスイスイ走りまわると楽しくエネルギーを発散できます。しかしキックバイクはスピードが出て他の歩行者や車などにぶつかりそうになったり、溝や大き目の石などにつまづいて転んでしまったりする危険があります。そのため安全な場所を見つけて、キックバイクを思う存分楽しめるようにしてあげましょう。
室内遊び編
- コンビカーに乗って遊ぶ
- 室内用ジャングルジムを家に置く
- 室内用トランポリンで身体を動かす
①コンビカーに乗って遊ぶ
室内で車をビュンビュン運転した気分になれるコンビカーは、元気な男の子の遊びたいという気持ちを満たしてくれます。ソファーや椅子などを使ってトンネル型を作ってあげると、なお楽しそうにコンビカーに乗って遊んでくれますよ。
②室内用ジャングルジムを家に置く
室内用ジャングルジムは、手と足を使って遊べることやよじ登る時にバランス感覚もつかめる室内遊具です。滑り台がついているタイプなら、家の中に公園の遊具があるような感覚で活発な男の子も夢中で遊べるでしょう。
我が家にもすべり付き室内ジャングルジムがありますが、6歳になる活発な息子のために買ったおもちゃの中で家の中で1番遊んでくれました。
③トランポリンで身体を動かす
トランポリンが部屋にあると、音楽を聴きながら身体を動かして遊べる点がうれしいポイントです。大好きな音楽のリズムに合わせてトランポリンで飛び跳ねれば、エネルギーを発散できます。トランポリンは公園にはない遊び道具なので、元気な男の子室内ならではの身体を動かす遊びを楽しんでくれること間違いなしです。
パワフルな男の子育児を一工夫で乗り切ろう
男の子は、小さなころから力が強くてパワフルです。元気でなによりですが、怪我をしないように気を付けたり、起きてから寝るまで活発に動く男の子の遊びに付き合ったりするのはママも大変です。
屋外では安全に身体を動かせる場所を選び、室内ではコンビカー・ジャングルジム・トランポリンなどの元気に身体を動かせるアイテムに頼りながら、パワフルな男の子育児を乗り切ってくださいね。