我が家は保育園に通う3歳息子、生後9ケ月娘、父、母の4人家族です。
新型コロナウィルス第7派が猛威振るう中、2022年7月31日(日)「また息子は鼻風にかかったのかな・・?」と思って小児科を受診した所、医師から「新型コロナウイルスの検査も受けてみる?」と言われ、受けた検査で陽性が発覚。思いがけないタイミングで新型コロナウイルス陽性が発覚し、何の準備も出来ていない中、自宅療養生活がスタートしました。
3歳の子どもが1人で部屋にじっとしていることが出来る訳もなく、「生後9ケ月の娘にだけでも、新型コロナウイルスに感染しないで!」という母の思いは届かず、息子→娘→母(私)→父の順番に家族全員新型コロナウイルスに感染しました。
今回は、9カ月の赤ちゃんを含む家族全員が新型コロナウイルスに感染し、自宅療養生活の体験談をご紹介します。
どこで新型コロナウィルスに感染したか分かる?
どこで新型コロナウィルスに感染したか確定できるものではありません。ただ、我が家の場合、思い当たる原因がありました。息子が通う保育園で新型コロナウィルスに感染している児童や職員が出ているということです。
息子の感染が分かったと同じ位の時期に、クラスメイトやクラスの先生も同時に感染が発覚したことから、保育園で感染したのだと思います。息子感染発覚から次に娘、次に母(私)、その次に父と2~3日間隔で感染したことから考えても保育園で感染したのだと思います。
保育園に通う子どもは、親が仕事をする為に預けられているので、少しの鼻水や機嫌がちょっと悪いなと思う程度であれば、登園しますよね。
夏場は熱中症予防の為にマスクを外して良いという通達が私が住む自治体から来ていますので、マスクをしていない子ども達が1日中一緒に遊んでいたら、新型コロナウィルスに感染する子どもが出てもおかしくない環境です。
今回、我が家は家族全員が新型コロナウィルスに感染した経験から、もし我が子に風邪の症状が出ているのであれば、我が子を守る為に、周りに感染させない為にも、保育園を休むという判断をこれからはしようと思います。
仕事を休んで我が子と1日過ごすことをためらうかもしれませんが、普段気づかなかった我が子の成長に気づける貴重な1日になるかもしれませんよ。
そして、1日保育園を休んだことで、感染しないで済む子どもと職員がいると思います。
新型コロナウィルスに感染した人の先には家族や友人がいます。
家族や友人の中には、基礎疾患を持った方、妊婦さん、赤ちゃん、ご高齢の方がいます。大切な人を感染リスクにさらさない為に、我が子の調子が悪いかも?と思ったら、「風邪だから大丈夫だろう」と思わず、”様子を見る為に休む”という新しい選択肢が必要だと思います。
3歳息子のコロナウィルス感染はどうして気付いた?
医療関係者ではない親では、風邪症状と新型コロナウイルスの症状は似ているので、見分けがつかないと思います。では、我が家がなぜ新型コロナウィルスに感染したことに気が付いたのか?そのエピソードをお伝えします。
7月29日(金)鼻水と息苦しさが出はじめる
息子の保育園が終わると鼻水を垂らしていました。私は、「ついこの前にも風邪をひいたばかりなのに、また風邪をひいたのかな?」と不思議に思っていましたが、まさか新型コロナウィルスに感染していてその症状だとは思いませんでした。その日の夜、就寝前に息子が「苦しい!」というので、私は「風邪で鼻が詰まっていると苦しいんだよ」と言い、いつも通り寝ました。今思えば、新型コロナウィルスの症状で息苦しさがあったんだと思います。
7月30日(土)鼻水と息苦しさが続く
鼻水を垂らしていたものの、元気だったので病院へは行きませんでした。夜になるとまた息子が「苦しい!」と言いました。私は風邪で鼻が詰まっていて苦しいのだろうと思いましたが、昨日も寝苦しそうにしていたので「明日、日曜日にやっている病院へ行こうね」と息子に言って寝ました。
7月31日(日)鼻水と息苦しさに加えて発熱
鼻水に加えて発熱がありました。風邪だと思っていたので、発熱外来ではなく、一般外来へ行きました。小児科の先生に診て頂くと「新型コロナウィルスの検査もする?」と聞かれ、感染している訳ないだろうと思いつつ、検査を受けました。しかし、ここで息子の新型コロナウィルス陽性が発覚しました。日曜日に小児科へ入ってコロナウィルスの検査をしていなければ、風邪だと思ったままだったかもしれません。そして、新型コロナウィルスの感染に気付かず、街を歩いてしまっていたかもしれません。
この時、小児科の先生に新型コロナウィルスの検査を勧めて頂いて本当に有難く思っています。
自宅療養生活の始まり!乗り切るコツは?
陽性の3歳息子を部屋に隔離することは困難
新型コロナウイルスに感染すると、検査で陽性が出た日又は症状が出た日から10日間、無症状・軽症の場合は自宅療養生活が始まります。
何の準備も出来ていないまま、突如、自宅療養生活が始まりました。
先ず、息子を隔離しなければと思い、息子と私(母)が一緒の部屋で過ごす、父と娘が一緒の部屋で過ごすようにしました。
しかし、息子が部屋でじっとしていられる訳も無く、一瞬で隔離した部屋から「外に出たい!」と泣き叫びながら出て行きました。
そんな悲惨な状況の中ですが、3歳では未だマスクをして寝ることが出来ない就寝時はなんとか部屋を分けることが出来ました。
自宅にながら食材を購入するルートを確保する
自宅療養生活から2日経つと冷蔵庫の食材が底をついてきたので、我が家はネットスーパーを利用することにしました。クレジットカードでお会計をし、次の日に玄関先に食材や雑貨を置いて頂くので、新型コロナウィルス陽性者でも、食材を購入することが出来ます。
自治体の食材の支援もありましたが、赤ちゃんの離乳食や息子の幼児食として食べれるようなものはありませんでした。小さな子どもがいるご家庭は、ネットスーパーを利用するか、頼んでスーパーで買い物をしてもらう必要があります。新型コロナウィルスは無症状や軽症の場合、自分で治すしかないので、栄養がある食べ物をしっかり摂り、自宅療養期間を過ごすことをお勧めします。
手料理をすることで家庭内で感染する可能性もありますが、我が家の場合息子が感染が判明してから2日後に、娘と私の感染も判明したので、陽性同士の為、気にせず料理を作っていました。
自宅療養生活で大変だったこと
陽性者の自宅療養生活は、症状が出た日又は検査陽性日を0日として10日間あります。親が症状がある中で、元気が有り余る子どもと10日程遊ぶことは、とても大変でした。
我が家の場合、幸いにも3歳と9ケ月の子どもは、軽症の中でも症状が軽い方で済みました。しかし、私(母)と父は、咳・発熱・息苦しさ・胸苦しさ・倦怠感があり、症状が出ている2日間程は、動くことが出来ませんでした。
今回は、私(母)と父の症状が出ている期間がずれたので、どちらかが子どものお世話をすることが出来ました。発症時期が重なっていたら、もっと大変なことになっていたと思います。
新型コロナウイルスに感染してやっておけば良かったと思ったこと
ネットスーパーに慣れておく
新型コロナウイルスに感染すると外出が出来なくなります。野菜やお肉等の生鮮食品は、3日位でストックが切れると思います。スーパーに足を運んで買いに行くことは出来ないので、ネットスーパーを予め利用しておいて、購入方法に慣れておくことをお勧めします。
寝室を分けられるようにしておく
小さな子どもは1部屋にずっといることは出来ないと思います。起きている間は、マスクや手洗い、消毒、手袋等をして対策が出来ますが、寝ている間はマスクをしていても、ズレていることもありますよね。赤ちゃんにいたっては、マスクをすることは出来ません。
そこで、いざ感染してしまった時に、寝室を分けられるように準備しておくことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
我が家が3歳息子→9ケ月娘→私(母)→父と新型コロナウイルスに感染した際の体験談をご紹介しました。
小さな子どもがいるご家庭は家庭内感染対策が難しいと思いますが、事前準備をしておくことをお勧めします。例え家庭内感染をしてしまっても、事前準備はきっと、役に立ってくれると思います。
我が家の体験談が、参考になれば幸いです。