雨が降っている日は、1日中室内で遊んでいることが多いですよね。雨が上がれば、子どもは外で元気いっぱい遊びたがるでしょう。
雨の次の日に外遊びをしようと思うと、歩道や公園にある水たまりへ我が子が飛び込んだり、バシャバシャとジャンプしたりして遊びますよね。ママは我が子が水たまりで遊ぶ姿を見て、「転んで怪我をしないかな?」「衣類が汚れてしまう…」「水たまりの中で遊ぶのは汚いかも…」という思いになるのではないでしょうか?
我が家の5歳になった息子は今でこそ水たまりに入っても寝転ぶことはありませんが、1歳半~3歳頃までは水たまりを見つけると、必ず中に入ってバシャバシャ遊んでいました。
そこで今回は、子どもが水たまりで遊んだ時に体験してほしいこと注意点、事前準備をご紹介します。
【体験談】水たまりにジャンプして寝転ぶ息子…いつまで続くの?
雨の次の日、お子さんが水たまりを見つけると入ってバシャバシャと遊ぶと、ママは対応に困りますよね。我が家の5歳の息子は、1歳半~2歳半頃まで水たまりに入っては寝転んで筆者も対応に困り、何歳になるまで入るんだろうと思っていました。そこで、我が家の息子の水たまり遊びに対する変化を時系列でご紹介します。
- 1歳半~2歳半|水たまりで遊ぶ息子の対応に四苦八苦
- 2歳半~3歳|事前準備で水たまり遊びを乗り切る
- 4歳~5歳|水たまりに入らなくなった
1歳半~2歳半|水たまりで遊ぶ息子の対応に四苦八苦
我が家の息子も、1歳~2歳半頃は水たまりを見つけると、ジャンプして入り寝転んで泥まみれになって遊んでいました。
息子の場合、水たまりに入って遊ぶことで体調を崩す原因になることはありませんでしたが、筆者は水たまりの中で泥まみれになる息子を見ては、「水たまりに入っても大丈夫なのかな?汚くないかな」と心配になっていました。
2歳半~3歳|事前準備で水たまり遊びを乗り切る
初めは周囲の目を気にしていた筆者ですが、息子が2歳半を過ぎて1人でしっかり歩けるようになった頃になると、水たまりを見つけると大喜びで遊ぶ姿に段々慣れていきました。
雨の次の日に保育園に登園する時や公園に遊びに行く時は、雨が降ってなくても長靴を履いたり、タオルや着替えを余分に備えて外出する、お風呂に入れるようにしておくなど事前準備をするようになりました。
4歳~5歳|水たまりに入らなくなった
5歳になった息子は、小さな時のように服を泥だらけにするまで水たまりに入って遊ぶことがなくなりました。長靴を履いていない時に、水たまりに入ることもなくなりました。
水たまりに興味関心があるうちに、遊ばせてあげてお子さんの中で何か学びや成長があれば、水たまりに入って泥だらけになるのも悪いことではなかったと今となっては思います。
水たまりで遊びたがったら遊ばせる我が家の理由とねらいは?
小さなお子さんが雨の次の日、水たまりに入って泥遊びや寝転ぶと、ママは遊ばせて良いものか悩みますよね。筆者も遊ばせるか悩んだ1人でしたが、遊びたがる息子を止めることなく、自由に遊ばせていました。その理由とねらいをご紹介します。
- 知的好奇心を高めるため
- 責任感を持たせるため
- 順序だてて物事を考える力を鍛えるため
知的好奇心を高めるため
大人なら避けて通る水たまり。子どもにとっては「入ってみたらどうなるの?」「楽しそう!」「寝転んだらどうなるのかやってみたい」と水たまり1つに興味を持ち、色んなことを考える場所。
日常生活で興味を持ったことを規制せず、やってみてどうなったのか、どんなことが分かったのかを体験して知っていくことが、お子さんの知的好奇心を高めることに繋がると思っています。
実際に我が家の息子は、水たまりが雨が降った後にできることを知り、次は雨がいつ・どうやって降るのかに興味を持ち、今はテレビやインターネットの天気情報に興味を持っています。
水たまりで泥んこになって遊ぶことが、大きくなった時にお子さんにとって良い経験となるように、ママやパパも知的好奇心や興味関心の幅を広げてあげられると良いですね。
責任感を持たせるため
水たまりに入って遊ぶと、服が泥だらけになりますよね。ママは服が汚れて洗うのが大変なので、水たまりに入って我が子を遊ばせたくないと思うかもしれません。
しかし、子どもは泥だらけになった服を後で洗わなきゃと思って入る訳ではないと思います。そこで、「自分で遊んで汚した物は、ちゃんと洗って、また使えるようにするんだよ」ということを教えてあげることで、自分のしたことに責任感を持てるようになるはず。
実際には、1歳半~3歳頃のお子さんが、自分で洗濯をすることはないと思いますが、ママと一緒に洗濯を一緒にすることで、汚した物は自分で片付けることを教えてあげましょう。
順序だてて物事を考える力を鍛えるため
お子さんが小さな頃は、水たまりに入って遊びたい気持ちが先行して、後先のことまでは考えていないはず。我が家の息子も、水たまりで寝転んで何度も服を汚していました。
5歳になった今は、水たまりに入ると泥水で服が汚れるので、入ってはいけないということまで考えられるので、水たまりには入りません。
水たまり遊びを通しても、順序だてて物事を考える力は鍛えられると思いますよ。
子どもを水たまりで遊ばせる時の注意点
お子さんが水たまりでバシャバシャと遊んでいると、ママはさまざまな心配事がありますよね。約2年間続いた雨の次の日の水たまり遊びの経験から分かった、注意点をお伝えします。
- 転ばないようにする
- 着替えやタオルを持参する
- 水道があるかを確認!無ければ水を持参
転ばないようにする
小さなお子さんが水たまり遊びで遊ぶと、滑って転んでしまう可能性があります。走り回るのは危険なので、止めましょう。
ママも水たまりに入ることになるかもしれませんので、防水加工のショートブーツを履くなどしてお子さんの近くで、見守ってあげられると良いですね。
着替えやタオルを持参する
雨の次の日に、外に出る場合は着替えとタオルを持参して、服が泥だらけになった時に着替えられるようにしましょう。
水で濡れるとお子さんの身体が冷えてしまうのが防げますし、ママも着替えがあればお子さんが水たまりで遊ぶのを寛大な気持ちで見守れるはず。
汚れると洗うのが大変な、ベビーカーのシートや自転車のチャイルドシートも汚れてしまうので、着替えがあると便利です。
水道があるかを確認!無ければ水を持参
公園などで水道が近くにある場合は、汚れた手を洗ってから帰るようにしましょう。もし、道端の水たまりで遊ぶ場合は近くに水道がないですよね。ハンカチやティッシュ、除菌シートで拭いても、泥や砂はなかなか落ちてくれません。
ペットボトルに自宅の水道水を入れて持参すると、水道がない場合でも手についた泥や砂を落とすことができるので、安心ですよ。
雨の次の日、水たまりで遊ぶ前の事前準備・グッズ
雨の次の日、水たまりで遊ぶだろうな…と思うこともありますよね。思いっきり遊んで、ママのストレスにもならないように準備しおきたいこと、グッズをご紹介します。
- 長靴を履いていく!汚れても洗うのが楽◎
- 汚れた時の着替えを持参!ラップタオルもあると便利
- ハンドソープ、紙せっけんやアルコールシートで清潔に
- 汚れた衣類入れ&シート代わりに!ビニール袋を持参
長靴を履いていく!汚れても洗うのが楽◎
雨の次の日、もし水たまりで遊びそうだなと思ったら、晴れていても長靴を履いていくか、長靴を持参しましょう。水たまりで思いっきり遊べますし、遊び終わった後に靴を洗う手間もかかりません。晴れの日に長靴を履いていると、周り方「長靴履いてきたの?」と言われることもありますが、気にしないようにしましょう。ただし、長靴を履いて遊具で遊ぶと滑りやすいので注意が必要です。
汚れた時の着替えを持参!ラップタオルもあると便利
水たまりで泥んこになると、服も汚れてしまうので、着替えを持参しましょう。オムツも泥水で汚れてしまい、履き替えることがあるかもしれません。公園など人目に付く場所で着替える時は、ラップタオルで隠してあげてくださいね。寒さ対策にもなりますよ。
ハンドソープ、紙せっけんやアルコールシートで清潔に
帰り道で、お子さんが手を舐めたり、水分補給をすることもあると思います。公園など周りに水道がある場合は、ハンドソープや紙せっけんを使って手を清潔に洗ってあげましょう。
周りに水道が無い場合は、アルコールシートなどで手に付着している汚れを拭き取ってあげてくださいね。
汚れた衣類入れ&シート代わりに!ビニール袋を持参
汚れた衣類やタオルを入れる用に、ビニール袋があると安心です。ビニール袋は、スーパーの袋で十分です!ベビーカーの下のカゴや自転車のカゴ、カバンに直接入れると、後でキレイにする手間がかかります。お子さんが小さなうちは、キレイにする時間がなく汚れたままにしてしまうこともあるでしょう。ビニール袋を小さくたたんで、常にカバンに入れておいても良いですね。
水たまりで遊びたがる子どもを止める対応法
いつもなら、水たまりで泥んこになって遊ばせていても、お出かけの前や保育園に行く途中など、今は遊ばせることができないというタイミングもありますよね。そこで、水たまりで遊びたがる子どもを止める対応法をご紹介します。
- 違う遊びに興味を持たせる
- おやつタイムにする
- 水たまりくんと名付けて大事にする
違う遊びに興味を持たせる
水たまりに興味を持ったお子さんを違う遊びに誘うのは難しいかもしれません。我が家の場合は、「ダンゴムシ探そうか?」「アリの巣探そうか?」「雨が止んだから虫さんも出てくるはずだから見つけにいこうか?」と声をかけると、虫に興味が行き、探しに違う場所へ行ってくれました。「ブランコやろうか」など遊具で遊ぼうといった声かけはあまり、効き目がありませんでした。小さなお子さんは割と虫が好きな子がいるので、困ったら虫を探そうと声をかけてみてください。
おやつタイムにする
おやつタイムは子どもにとって特別なもの。水たまりに入ろうとしていたことを忘れて、すんなりとおやつタイムになってくれると思います。
ただし、おやつの時間ではないタイミングやご飯直前におやつを食べさせてしまうと、身体に良くないと思うので、おやつタイムに切り替えるのは時間で判断しましょう。
水たまりくんと名付けて大事にする
水たまりを「水たまりくん」と名付けてお友達にしてみるのも一つの手です。お子さんが水たまりに入ろうとしたら、「水たまりくん、今日は遊べないんだって」とお子さんに伝えてあげます。
効き目がある子とない子に分かれると思いますが、困った時はやってみてくださいね。
水たまりで遊ぶのは悪いことではない
小さなお子さんが水たまりで遊んでいると、周りの目が気になることもありますよね。我が子は水たまりで泥んこになって遊んでいるのに、お友達は泥んこになるのを嫌がって遊ばない姿を見ると、ママは「何でうちの子だけ、水たまりに寝転んで泥んこになるんだろう」と悩むこともあるでしょう。
お子さんの個性の違い、興味関心があるものの違いなので、落ち込必要むはありません。我が子が興味を持った遊びにどんどんチャレンジして、さまざまことを学んで成長していくと思います。
ママはちょっぴり大変かもしれませんが、4歳、5歳になれば水たまりで寝転ぶことはなくなるはずです。お子さんの笑顔を大切に、怪我がなよう気を付けながら、水たまりで遊ぶのを見守りましょう。
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まとめ|泥んこでも気にしない!水たまりで楽しく遊ぼう
我が子が水たまりでバシャバシャと遊んだり、寝転んだりするとママは大変な思いをしますよね。一方で水たまり遊びの中には、お子さんの成長の機会がたくさんあります。事前準備や怪我がないよう注意しながら、水たまりに興味関心を持ったお子さんの可能性を広げてあげましょう。