「上の子可愛くない症候群」はいつから、いつまで?3歳差男女きょうだい我が家の乗り越えた方

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「上の子可愛くない症候群」はいつから、いつまで?3歳差男女きょうだい我が家の乗り越えた方 子育て

下の子が産まれると、「上の子の赤ちゃん返りがはじまり、対応が大変」「上の子が下の子にいたずらをするようになり、子ども達に怪我がないか見守るのが精神的に負担」といった経験をしたことのあるママも少なくないはずです。

育児にいっぱいいっぱいになり、上の子にやさしく接することができないと、ママ自身は自己嫌悪に陥ってしまい、育児が楽しめなくなることがあります。

そこで今回は、5歳息子と2歳娘の2児のママである筆者も経験した、下の子が産まれた後、なぜだか上の子が可愛くなく思えてしまったときの乗り越え方をご紹介します。

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上の子可愛くない症候群とは?

photo-ac.com

下の子が産まれてから、上の子が可愛く思えなくなってしまう状態のことを「上の子可愛いくない症候群」と呼びます。病名ではなく、上の子が可愛くない思いをするママも一定数いることから、このように呼ばれています。

上の子可愛くない症候群の感じ方はママによってさまざまですが、下の子が産まれた後に上の子が可愛く思えなくなるのが共通点です。

筆者の場合、下の子が産まれる前までは、上の子がとても可愛く、1つひとつの成長をうれしく思っていました。

しかし、下の子のお世話による睡眠不足に上の子の赤ちゃん返りやイヤイヤ期などが重なると、上の子のお世話にまで十分に手が回らなくなりました。

そして、上の子がちょっと下の子にいたずらをしていると、「何でお兄ちゃんなのに下の子に意地悪するのだろう」と上の子に対して思うようになりました。また、上の子の赤ちゃん返りで、今まで自分でできていたはずの着替えや食事を自分でしなくなり、筆者に手伝って欲しいと言うようになったときは、「手のかかる子だな…」とネガティブに捉えてしまうようになってしまったのです。

そんな日々を続けていると、息子が5歳、娘が2歳になった頃に、「自分だけ可愛がられていない」と息子が言うようになってしまいました。

このままでは筆者も良くないと思い、どうにかして乗り越える方法を探すようになったのです。

上の子が5歳7ヶ月、下の子が2歳9カ月となった現在は、上の子が可愛いと思える日も増えてきました

ここからは、筆者が上の子可愛いくない症候群になった要因、乗り越えた方法をご紹介します。

3歳差の男女きょうだい!上の子可愛くない症候群になった要因

上の子可愛くない症候群になるまでには、ご家庭の状況(共働き・専業主婦・ワンオペなど)きょうだいの年齢差子どもの個性など、さまざまな要因があります。

3歳差の男女きょうだい、共働き、頼れる親戚が近くにいない状況の筆者が、上の子可愛くない症候群になるまでの経緯と要因をお伝えします。

  • 上が男の子で、下が女の子。同性の女の子の方が育てやすい
  • 上の子のやりたい遊びを叶えてあげられないことから親子喧嘩に
  • 上の子の赤ちゃん返りで下の子に対抗するようになった
  • 上の子が些細なことで下の子に意地悪をしている

上が男の子で、下が女の子。同性の女の子の方が育てやすい

我が家は、3歳差きょうだいで、上が男の子、下が女の子です。そして、筆者が思うに、男の子と女の子では育児の大変さが違うと感じています。

息子は、小さな頃から力があり、やりたい遊びに真っ直ぐで素直です。娘は、女の子なので力は強くなく、話が上手で共感力があります。

そして、男の子の行動は読めないのが大変。一方の娘は、おままごとなどのごっこ遊びが好きで、座って遊んでいられるのです。同性の女の子がする遊びの方が、筆者にとっては分かりやすく、女の子の方が育てやすいと思っています。

このように、はじめての男の子育児に葛藤しているのも、上の子可愛くない症候群になった要因になっているのです。

上の子のやりたい遊びを叶えてあげられないことから親子喧嘩に

上の子が4歳と下の子が1歳の年齢は、上の子の遊びたい気持ちを満たしてあげられないことで、親子喧嘩に発展することがよくありました。

息子は4歳を過ぎると、体力と力がついてきて遊び方も活発になりました。公園で鬼ごっこをしたい息子と、まだ歩けない1歳前後の娘を抱っこしながら走れない筆者といったように、息子の遊びたいことと、やりたいことを叶えてあげられないのです。息子は自分のやりたい遊びができないことに加えて、妹が優先されることにストレスを感じ、筆者と息子は頻繁に親子喧嘩をしていました。

上の子の赤ちゃん返りで下の子に対抗するようになった

下の子がまだ赤ちゃんのときは、誤飲や怪我、後追いなどで目が話せなくなりますよね。そんなとき、上の子が自分の着替えをしたり、自分でご飯を食べてくれたら、ママは助かることでしょう。

しかし、我が家の息子の場合、「妹は食べさせてもらっていてズルい」「1人では着替えられない」と下の子に対抗して赤ちゃん返りをするようになりました。

そして、筆者は息子に対して何でこんなに手がかかるのだろうと思うようになったのです。

上の子が些細なことで下の子に意地悪をしている

我が家の場合、些細なことをきっかけに、息子が妹に意地悪をしていることがあります。たとえば、娘が息子のおもちゃが気になって触れた瞬間、息子が「触らないで!」と怒りだし、妹を手で叩くのです。

上の子が自分の大切にしているおもちゃを触られたくない気持ちも分かりますが、大声で怒って叩くことまでしなくても良いのにと筆者は思っていました。

そして、筆者が息子に対して「叩いてはダメだよ」と注意すると、息子は妹が悪いことをしたのに、何で自分が怒られるのかと再び怒りだしてしまうのです。

この状況が朝から晩まで毎日起きていて、筆者はうんざりしてしまいました。

「上の子可愛くない症候群」いつからいつまで続いた?

上の子可愛くない症候群がはじまるタイミングは、人それぞれです。筆者の周りのママ友との話では、下の子のお世話で睡眠不足が続く上の子の反抗期下の子のイヤイヤ期で誰しも育児に悩むタイミングなどで、ママに余裕がなくなるタイミングで、上の子が可愛いと思えなくなることがあると話していることが多いです。

では実際に、筆者も経験した上の子可愛くない症候群になったと感じたタイミングと、終わりのタイミングをご紹介します。

  • はじまりは、睡眠不足から
  • ピークは5歳と2歳!下の子のイヤイヤ期に手をやいてるとき
  • 終わりは、下の子のお世話に手がかからなくるごとに少しずつ

はじまりは、睡眠不足から

筆者が今思い返すと、睡眠不足で常にイライラしていたのを、上の子可愛くない症候群という言葉で表していたのかなと思うことがあります。下の子が産まれて1ヶ月の産褥期は、実母や夫のフォローもあり、下の子のお世話に集中できていたものの、産後4週間を過ぎて全て自分がやらなければ、誰もやってくれない状況に陥りました。下の子のお世話に加えて、家族分の食事作りに家事、上の子がいるので昼寝もできない中、上の子の赤ちゃん返りが重なり、上の子が自分でできることは自分でやってくれれば、筆者も楽になるのにという気持ちが始まりだったと思います。

ピークは4歳と1歳!下の子のイヤイヤ期に手をやいてるとき

筆者の上の子可愛くない症候群のピークは、上の子が年少、そして年中となり、自分でできることが増えていくはずにも関わらず、下の子と同じように自分もお世話をして欲しいと赤ちゃん返りをするときでした。年齢にすると、上の子が4歳、下の子が1歳です。

また、下の子の午前寝もなくなり、自分で歩けるようになり、誤飲や怪我の心配で神経を張りつめていたことも原因だと思います。

終わりは、下の子のお世話に手がかからなくるごとに少しずつ

筆者の場合、上の子可愛くない症候群のピーク時でも、上の子と2人でいる時は、上の子のことを愛おしく思っていました。なぜなら、下の子と同じようにしてという赤ちゃん返りがないからです。そして、下の子の誤飲の心配がなくなったり、着替えができるようになったりと、自分でできることが下の子も増え、怪我をしないように見ている心配がなくなってくるにつれて、上の子可愛くない症候群が落ち着いてきました。

睡眠不足と、やらなければならないことが重なり、自分自身がいっぱいいっぱいになっていたことで、上の子に自分でできることは自分でやってと強く思いすぎていたのだと思います。

3歳差の男女きょうだい!上の子を可愛く思えなくなるとき

我が家は、3歳差の男女きょうだいです。男の子が可愛いとか、女の子が可愛いとかそういった思いをしたことはありません。しかし、大きい子より、小さな赤ちゃんである下の子の方を、守ってあげなければという気持ちになることがありました。では、具体的にどんなときに、上の子可愛くない症候群だと実感していたかをご紹介します。

  • 下の子のお世話で睡眠不足がひどいとき
  • 下の子のお世話をしているときに限って、上の子が無理な注文をするとき
  • 上の子が下の子に意地悪をしているとき
  • 下の子は小さくて可愛いくて上の子が大きく感じるとき

下の子のお世話で睡眠不足がひどいとき

下の子が産まれると、上の子が産まれたときと違って、夜中の授乳があっても、上の子がお昼寝をしないので、ママも自由に昼寝の時間が取れない日があります。

このような日が続くと、睡眠不足の状態に陥り、怒りっぽくなってしまう日もありました。

下の子のお世話をしているときに限って、上の子が無理な注文をするとき

下の子にミルクをあげているときに限って、上の子が「トイレ!」ということがあります。また、下の子がもうすぐ寝そうなのに、上の子がわざと大きな声を出して自分に気を引こうとすることがあります。我が家の息子の場合も下の子のお世話が落ち着けば、上の子と遊べるのにと思っているのに、上の子は自分に注目して欲しくて、無理な注文をすることがありました。

上の子が下の子に意地悪をしているとき

下の子が上の子のおもちゃに興味を持って手に取ると、急に上の子が遊んでないおもちゃだったのに、「触っちゃだめ!」と怒るのです。

筆者は、このような姿を見ると、上の子が下の子に意地悪をしているように見えてしまい、下の子の肩を持ってしまいました。

下の子は小さくて可愛いくて上の子が大きく感じるとき

4歳の子と1歳の子の体格を比較すると、4歳の子どもも充分小さいのに、さらに小さな赤ちゃんを守ってあげなければという思いにかられてしまうことがありました。

すると、下の子の行動がきっかけで上の子が怒っていても、衝動的に下の子を守らなければと思ってしまい、上の子を怒らせてしまうことがあったのです。

我が家の上の子可愛くない症候群の乗り越え方

3歳差きょうだいは、下の子が産まれたときに、上の子は手先が器用になる、体力がつく、遊びのルールが少し分かるといってように、遊びの幅が広がる年齢です。また生活面では、1人でできることが増える、お友達と一緒に遊べるようになる年齢となります。

しかし、下の子がまだ赤ちゃんで手がかかる状態のため、上の子のいろんなことに挑戦したい、遊びたいという気持ちを叶えてあげられない状況になることもしばしば。その結果、上の子はストレスをため込んでしまうのです。

そして、上の子が癇癪を起こし、ママも睡眠不足と育児で体力も精神も限界にきており、親子喧嘩が頻発しやすくなります。

筆者もこのような状況で、上の子可愛くない症候群に陥ってしまいました。

ここでは、一度は上の子可愛くない症候群になった筆者が、上の子可愛くない症候群を乗り越えた方法をご紹介します。

  • 上の子と2人だけで遊ぶ時間を確保する
  • 上の子の成長を見つけて一緒によろこぶ
  • 下の子の成長を待つ
  • 「上の子だからできる」と考えるのをやめにする
  • 睡眠不足のときは、家族交代で昼寝時間や朝寝坊の時間を捻出する

上の子と2人だけで遊ぶ時間を確保する

きょうだいの年齢が3つ離れていると、やりたい遊びとできる遊びが違い、一緒に遊ぶのが難しい場合があります。きょうだいで遊びに行くと、どうしても手のかかる下の子のペースに合わせることになりがちです。すると、我が家の場合、上の子は満たされない気持ちになり、赤ちゃん返りをするようになりました。

そのため、時間が作れるときは優先的に上の子と2人で遊ぶようにしています。すると、上の子の赤ちゃん返りがおさまるだけでなく、筆者にも気持ちに余裕ができました。その結果、息子が小さかったころのように愛おしい気持ちで接することができ、上の子可愛くない症候群がなくなりました。

上の子の成長を見つけて一緒によろこぶ

産まれてから2歳くらいになるまでのお子さんは、寝返り、お座り、ハイハイ、あんよ、お喋りなど、できるようになったこと1つひとつに感動しますよね。

しかし、上の子が3歳、4歳を過ぎると、保育園で困らないようになどともっともらしい理由をつけて、1人でお着替えや食事などができるようになることを求めてしまうのです。

すると、上の子には1人でできるようになることを求め、下の子のお世話ばかりする状況になってしまうのです。このような状況では、上の子の気持ちが満たされないですよね。

しかし、ママ1人で小さな2人の子どもをお世話するって本当に大変で、できることは自分1人でやって欲しいと上の子には思ってしまうのです。

下の子がいると、上の子は、自分のお世話をしてくれないと思ってしまうのも無理ありませんが、本来は3歳、4歳になったら1人でできるようにママはサポートするスタンスで、間違っていないはず。

1人でできるようにサポートしつつ、上の子が1人でできたら、できたことを思いっきり褒めてあげて上の子もうれしい気持ちになって、やる気がでる循環を作れると良いですね。

すると、親子喧嘩も収まり、上の子の可愛くない症候群が和らぐはずですよ。

下の子の成長を待つ

上の子可愛くない症候群は、時間が解決してくれる場合もあります。

なぜなら、筆者は、上の子可愛くない症候群が収まってきた思ったのが、下の子に手がかからなくなってからだと思うからです。

時間が経って子ども達が成長すると、むしろ、下の子が2歳のイヤイヤ期になり、下の子の対応に手を焼くようになる可能性もあります。

これからもっと時間が経ち、きょうだい2人ともに手がかからなくなったら、上の子可愛くない症候群は自然となくなるはずです。

睡眠不足のときは、家族交代で昼寝時間や朝寝坊の時間を捻出する

育児中、睡眠不足が続くとイライラしてしまったという経験のあるママも少なくないのではないでしょうか。睡眠不足は人を変えるというのは、育児で睡眠不足になったときに本当だと思いました。

2人目となると、赤ちゃんの昼寝に合わせてママも昼寝をすることが難しくなり、体力的にも精神的にも余裕がなくなり、上の子だけでなく、パパに対しても嫌悪感を抱きやすくなります。

家族で協力をして、睡眠時間を確保する努力は必要です。スッキリした状態だと、些細なことでイライラしなくなり、上の子可愛くない症候群が和らぐはずですよ。

まとめ|下の子が成長すれば自然に解決する場合もある

上の子可愛くない症候群は、下の子が産まれた後に、上の子が可愛く思えない状態のことをいいます。

2人目が産まれると、24時間体制の下の子のお世話、上の子のイヤイヤ期、ママの睡眠不足などが重なり、上の子が可愛く思えない時期がくるかもしれません。

上の子可愛くない症候群に陥ると、育児が楽しく思えなくなったり、上の子を可愛く思えないことの罪悪感でママ自身も辛い気持ちになる場合があります。

筆者も、我が子達が0歳と3歳、1歳と4歳の時、下の子に手がかかる時期で上の子のお世話まで手が回らないことで、上の子可愛くない症候群に陥った時期がありました。

このような状況になった筆者でも、下の子に手がかからなくなる上の子と2人きりで遊ぶ上の子の成長を喜ぶ家族で協力して睡眠時間を確保するなどをすると、上の子可愛くない症候群が解決に向かうことができました。

自分に合うものがあれば、試していただき、少しでも穏やかな気持ちで育児ができると良いですね。

Neige Beauty Salon

ママのための美容&育児情報をお届けしています。
・元百貨店美容部員でオーガニック食品、オーガニックコスメが大好きなyukiが運営しています。
・5歳早生まれ男の子、2歳女の子の子育てに奮闘中です。
・明治大学農学部卒
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