お子さんが2歳を過ぎると、プリンセスやミッキーといったディズニーキャラクターに興味を持ち始める子も増えてきます。そしてお子さん用のアトラクションに乗れる年齢ともなると、子連れディズニーに初挑戦してみようかなと思うママも少なくないのではないでしょうか?
家族みんなで楽しめるディズニーランドの回り方や乗れるアトラクションが事前に分かり、素敵な想い出が作れたらうれしいですよね。
そこで今回は、我が家が2歳と5歳の子ども達と一緒にディズニーランドへ遊びに行った体験談を元に、初めて子連れでディズニーランドへ行く際の事前準備、子連れにやさしいパークの回り方や小さなお子さんと一緒に楽しめるおすすめアトラクションをご紹介します。
2歳&5歳と一緒の子連れ初ディズニーは大変
筆者は子連れでディズニーランドに行ったことのある友人から「ディズニーは子連れにやさしいから、小さい子と一緒に行くのも楽しいよ」と聞いたことがありました。
それに加えて年長の息子が小学校一年生になる前と、3歳以下はディズニーランドの入場料が無料である2歳の娘の入場料がかからないうちに、「我が子にディズニーランドの世界を見せてあげたい」と思っていました。そのため10月のハロウィンイベント真っ只中の週末に、初の子連れディズニーに挑戦。
実際に行ってみると、アトラクションや食事を購入する待ち時間に我が子たちは耐えられず「帰りたい」と言われ、初子連れディズニーは親である筆者にとっては大変な想い出となりました。
とはいえ、我が子たちがディズニーランドがどういう場所なのか分かったのは良い経験だったのではないかと思っています。
ここからは、家族みんなでディズニーランドを楽しむためにしておきたい事前準備、持ち物、子連れにも乗りやすいアトラクションをご紹介します。
ディズニーランドを家族で楽しむための5つの事前準備
小さなお子さんと一緒に家族で行くディーズニーランドをせっかくなら、みんなで思いっきり楽しみたいですよね。とはいえ、小さなお子さんはアトラクションの長い待ち時間に退屈してしまったり、歩き疲れてしまう場合もあるので、事前準備が大切。そこで小さなお子さんとのディズニーランドを楽しむための、5つの事前準備をご紹介します。
- 天気を確認して家族で楽しめる計画を立てる
- 気温を確認して調節できる衣類を持参
- ご飯を食べる場所を決めて予約する
- プライオリティパス対象のアトラクションをリストアップ
- お昼寝や休憩できる場所を考えておく
天気を確認して家族で楽しめる計画を立てる
天気によって、ディズニーランドの楽しみ方は変わってきます。晴れなら「空飛ぶダンボ」「ウエスタンリバー鉄道」「ガジェットのゴーコースター」といった屋外のアトラクションを思いっきり楽しむのもおすすめ。
雨なら「プーさんのハニーハント」「ピーターパン空の旅」のような屋内で楽しむアトラクションに乗る計画を立ててディズニーランドを家族みんなで楽しんでみるのがおすすめです。
気温を確認して調節できる衣類を持参
季節の変わり目は朝と夕方、日によっても気温が変わってきます。冬は着脱しやすい上着を、春・秋は日によって半袖や上着を、夏は汗をかいた後の着替えを持参し、お子さんやママやパパが体調を崩さないようにしましょう。
ご飯を食べる場所を決めて予約する
東京ディズニーリゾートのアプリから食事のモバイルオーダーやレストランの受付ができます。周りにあるたくさんの遊べる場所がお子さんの目に入る中で、ご飯を買う長蛇の列に並ぶのは難しいもの。前日までに予めお子さんと一緒に食べれるご飯を決め、当日はモバイルオーダーやレストランの受付を済ませておくとお子さんも快適に過ごせます。アプリを活用して待ち時間のストレスを減らせば、ディーズニーランドならではの可愛らしい彩りや盛り付けのご飯を思いっきり楽しみながら食べれますよ。
プライオリティパス対象のアトラクションをリストアップ
お子さんが興味を持って乗れそうなアトラクションに目星を付け、プライオリティパスを活用しながら回るようにしましょう。
アトラクションに乗れる年齢でも、小さなお子さんはアトラクションの中の照明が暗い、雰囲気が怖いと感じて泣いて嫌がる場合もあります。先ずはお子さんの好きそうなキャラクター、電車や車などのアトラクションといったようにお子さんが安心した気持ちで楽しめるアトラクションをチョイスするのがおすすめです。
お昼寝や休憩できる場所を考えておく
1~2歳のお子さんは、午前中からディズニーランドに行くと疲れてお昼寝をしたくなりますよね。しかしパーク内にお子さんがお昼寝をできる場所はありません。そのためベビーカーを持参する、ベビーカーをレンタルする、天候に左右されずに休憩できそうなベンチなどを見つけ適宜、休憩できるようにしてあげましょう。
子連れディズニーを楽しむための持ち物
お子さん連れでのお出かけは、なにかと大荷物になりがち。まずは基本的な持ち物を確認しましょう。子連れならではのディズニーランドへ持って行きたい持ち物と、あると助かる便利グッズをご紹介します。
- 基本的な持ち物
- 子連れディーズニーの必需品
- あると助かる便利グッズ
基本的な持ち物
- 財布
- スマートフォン
- ハンカチ・ティッシュ
- 除菌シート・お手拭き
財布
ディズニーランドの中でも、お土産やフードを買うのに財布は必要です。ディズニーリゾートの公式ホームページによると現金の他、電子マネー、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードが使えると記載があります。さまざま支払い方法が使用できますが、気になる場合は、使う予定の支払い方法ができるかどうかを確認しておくと安心です。
参考:東京ディズニーリゾート
スマートフォン
ディズニーリゾート公式アプリをインストールしているスマートフォンは忘れずに持っていきましょう。入園する際のチケットとして、ショーの抽選、プライオリティパスの取得、フードのモバイルオーダー、レストランの受付などで使用します。
ハンカチ・ティッシュ
お子さんはディズニーランド内のいろんな場所を触るため、手を洗った後に拭けるハンカチを持参しておくことをおすすめします。そして食べこぼした時、急にお子さんが鼻水を出した時のためにティッシュも持っていきましょう。
除菌シート・お手拭き
ご飯を食べる前やフードを買ってアトラクションの待ち時間などで食べる際、除菌シートやお手拭きがあると清潔に、ご飯やおやつを食べられます。またテーブルが汚れていて拭く場合もあるため、除菌シート・お手拭きがあると衛生的です。
子連れディズニーの必需品
小さなお子さんと快適にディズニーランドにいる時間を過ごすために必要な持ち物は以下の通りです。
- 荷物置きや休憩場所になるベビーカー
- 気温に合わせて調節できる衣類
荷物置きや休憩場所になるベビーカー
1歳~2歳のお子さんのみならず、未就学児のお子さんでもディズニーランドの中を歩けば疲れて休みたくなります。お子さんの休憩場所や荷物置き場にもなるため、ベビーカーを持参していくとお子さんにとってもママとパパにとっても楽で快適に過ごせますよ。使っていない時のベビーカー置き場はパーク内に何箇所もあるため、アトラクションに乗る際のベビーカーの置き場所には困らないはずです。
気温に合わせて調節できる衣類
秋だから寒いと思って長袖を着ていったのに夏のように暑い、暖かいと思ったのに夕方になると冷え込むなど、思っていた気候と違う場合があります。ディズニーランドでも衣類は発売されていますが、その日の天候に合う衣類をパーク内のお店から見つけるのはちょっぴり大変。半袖や長袖など、その時の気候に合わせて調節できる衣類を持参しておくと安心です。
あると助かる便利グッズ
小さなお子さんは、長い待ち時間を待っていられません。そんな時のためにあると助かる便利グッズをご紹介します。
待ち時間に遊べるおもちゃ
アトラクションの待ち時間で20分~30分なら小さなお子さん連れでも待とうと思う時もあるでしょう。しかし、お子さんは5分の待ち時間でも飽きてしまう可能性があります。そんな時に遊べるシール帳など軽くてバッグに入るサイズ感で、お子さんのお気に入りのおもちゃを持参しておくと待ち時間の退屈をしのげますよ。
子ども用のお菓子
お子さんが待ち時間に退屈してしまった時に食べれるようなちょっとしたお菓子があると、お子さんのご機嫌が良くなる場合があります。お子さん用のグミ、ラムネやチョコレートなど手軽に食べれるおやつを持参しておいて食べれば、アトラクションなどの待ち時間に退屈しているお子さんの気分転換になります。
ただしアトラクションの屋内に並んで待っている場合、食べることが禁止されている場合もあるので、マナーを守るようにしましょう。
3歳娘と5歳息子が楽しめたディズニーランドの回り方
パパ、ママはディーズニーランドは遊びにいったことがあるものの、小さな子どもと一緒にいくのは初めてで、どのように回ったら楽しめるのか考えますよね。そこで、3歳娘と5歳息子と一緒にディーズニーランドを回ってみた失敗例や成功例を踏まえて、パークの回り方をご紹介します。
AM9時頃に到着
我が家は車で午前9時頃にディズニーランドの駐車場に到着。ハロウィンイベント真っ只中の週末でしたが、並ぶことなくパーク近くの駐車場に駐車できました。
空いていて子どもが乗れるアトラクションの列に並ぶ
着いたらまずお子さんが乗れそうで比較的待ち時間の少ないアトラクションに並びました。初めから待ち時間の長いアトラクションを選んでしまうと我が子が疲れて帰りたいという気分になってしまう場合もあるからです。お子さんが退屈しない程度の待ち時間のアトラクションに乗るのがおすすめです。
アプリでショーの抽選とプライオリティパスを取得
当日一番始めに乗るアトラクションの列に並びながら、東京ディズニーリゾートのアプリを活用してショーの抽選やプライオリティパスを取得をするのもおすすめ。そしてショーの抽選結果やプライオリティパスを取得状況に合わせて1日の計画を調整しましょう。
男の子も女の子も乗れて明るいアトラクションに乗る
2つ目のアトラクションはお子さんみんなが楽しめる明るいアトラクションでディズニーランドのアトラクションに慣れるのがおすすめです。なぜならはじめのうちから暗い場所や大きな音が出るアトラクションに乗ると他のアトラクションも怖がってしまう可能性があるからです。家族みんなで楽しめるアトラクションで、午前中の体力があるうちにディズニーランドを思いっきり満喫してください。
昼ごはんをアプリでオーダー
アトラクションの列にならびつつ昼ごはんをディーズニーランドの公式アプリを活用してモバイルオーダーしたりレストランの受付をすませておくとお子さんがお腹空いてご機嫌ななめになってしまうのを防げます。フードをモバイルオーダーをしたら別途、座席の確保も必要がある点は注意してください。
ショーやパレードを見てディズニーの雰囲気を体験
子連れだとショーやパレードの場所取りをして近くで観ることは難しいかもしれません。ショーやパレードが見える位置からキャラクターを見たり、パーク内にいるキャラクーに声をかけてディーズニーのキャラクターを満喫するのも良いでしょう。
お昼寝タイム、ワールドバザールに行く ゲームセンターやお土産を
お昼ご飯の後はお昼寝や休憩の時間になるはず。ベビーカーに乗せてお昼寝したり、親子共に落ち着けるベンチなどで身体を休めてくださいね。
乗り物系のアトラクションに乗る
お昼の休憩が終わったら、もう一度アトラクションを楽しむのもおすすめ。ショーの抽選に当たっていたら、ショーを観るのも良いですね。
プライオリティパスを取得したアトラクションに乗る
プライオリティパスを取得したアトラクションの時間が来たら思う存分、一番乗りたかったアトラクションを楽しみましょう。1日の疲れも出やすい時間ですが、良い想い出を作ってくださいね。
イルミネーションを見ながらお土産を購入
夕暮れ時になり、お土産を購入したりおやつを購入したりしつつ、出口へ向かう時間です。小さなお子さん連れは夜のパレードや花火を見れないかもしれません。しかし夕暮れ時の神秘的にも感じるイルミネーションを満喫をするのがおすすめです。出口へ向かう帰り道は、ディーズニーランドの世界観に酔いしれてみてくださいね。
2歳娘と5歳息子が乗れたアトラクションと乗ってみた感想
小さなお子さんが乗れるアトラクションであっても、実際に乗ってみないとお子さんの反応は分からないもの。我が家は5歳の息子と2歳の娘と一緒にディズニーランドへ行きましたが、3歳年齢が離れているという理由もありますが男の子と女の子でも興味を示す乗り物は違うように筆者は感じました。そこで我が家が実際に乗ったアトラクションと子ども達が乗ってみた感想をお伝えします。
- 空飛ぶダンボ
- ロジャーラビットのカートゥーンスピン
- ウエスタンリバー鉄道
- カリブの海賊
- プーさんのハニーハント
空飛ぶダンボ
空飛ぶダンボは屋外にあるアトラクションで、ダンボに乗って空をクルクルと飛んで回るような乗り物です。開放感と適度な高さが子ども達は楽しいようで、笑顔で乗ることができました。小さなお子さんが好きなアトラクションで大人が並んでいないため、比較的待ち時間が少ない点もうれしいポイントです。
ロジャーラビットのカートゥーンスピン
トゥータウンにあり屋内で車に乗ってドライブをします。アトラクションに乗っている時も待っている時も裏路地にいるようなドキドキ感があるため、5歳の息子は車に乗れてうれしかったうえ、暗い中待つのもワクワクして楽しかったようです。一方で2歳の娘はアトラクションを待っている時から怖がっていました。
ウエスタンリバー鉄道
ウエスタンリバー鉄道は、蒸気機関車に乗ってディズニーランド内を走ります。最後に暗くなる場所がちょっとありましたが、2歳の娘はご機嫌で乗ることができました。息子も動く機関車に乗れて満足そうな表情でした。男の子も女の子も楽しめるアトラクションであると言えるでしょう。
カリブの海賊
カリブの海賊は、ボートに乗ってカリブの海賊がいる中を進みます。途中で一瞬ですが高いところから下に、ボートが落ちる場所があるため、怖がるお子さんもいるはずです。また、大きな音がする場所や暗くて海賊が争っている中をボートが進む場所もあります。我が家の場合5歳の息子は楽しめました。2歳の娘は怖がって泣いてしまうと思いアトラクションに乗るのはやめて、この間お昼寝をしたりキャラクーを見たりしていました。
プーさんのハニーハント
プーさんのハニーハントは、ハニーポットに乗ってはちみつを探しに行く可愛らしさ満開の乗り物です。2歳の娘は「怖くない!可愛い」と言って喜んでいました。またプライオリティパスを取得できるアトラクションです。2歳~3歳の女の子と一緒にディズニーランドへ行くなら、プライオリティパスを取得するのもおすすめです。
子連れディズニーランドは事前準備と回り方を計画しプライオリティパスを活用して楽しもう
子連れでのディズニーランドの楽しみ方、事前準備、持ち物をご紹介しました。
今回ご紹介した内容を参考に、お子さんの好みに合いそうなアトラクションを選び、プライオリティパスを活用しつつ子連れディズニーランドを楽しんでください。