冬場は乾燥が気になっていた赤ちゃんのお肌ですが、春~夏になり気温と湿度が上昇してくると、赤ちゃんは沢山汗をかくようになり、汗疹が気になるようになってきますね。
我が家の生後6カ月の娘も4月下旬頃から、急に汗疹が出てきて、我が子の汗疹のお手入れに四苦八苦しました。
また、赤ちゃんの皮膚の病気でカンジダという病気は知っていますか?症状が汗疹と似ていて、汗疹と間違えてしまうことが多いのだそうです。実際に、私も、我が子に汗疹が出来ていると思って、お風呂でお肌を清潔にし、ベビーパウダーと保湿剤を塗っていましたが、なかなか治らず「おかしいな・・。」と思い小児科を受診したら、汗疹ではなく、カンジダに感染していた経験を持っています。
この記事では、赤ちゃんに汗疹が出来る原因と我が家の赤ちゃんの汗疹対策と、我が子がカンジダに感染してしまった時のエピソードをご紹介します。
今回は、暑くなると赤ちゃんのお肌トラブルで多くなる汗疹の我が家の対策と、生後6カ月の娘が、汗疹かと思っていたら、カンジダに感染してしまった時の、経緯と対応をご紹介します。
赤ちゃんの汗疹はどうして出来やすいの?
赤ちゃんや幼児は、とても汗っかきですよね。
赤ちゃんや幼児は、身体が小さくても汗腺は大人と同じ数だけあります。
身体の小さな赤ちゃんの汗腺は密度が高く、汗をかくとビショビショに濡れたように感じます。
遊んでいると、頭が汗でビショビショ・・!寝汗がすごい・・!とビックリしたママも多いのではないでしょうか。
そして、赤ちゃんは新陳代謝が活発で、汗を沢山かきます。
汗を沢山かくのは、悪いことではありません。
汗を沢山かいただけで、汗疹が出来る訳ではありませんよ!
子どものお肌の研究もしている資生堂ワタシプラスのホームページには以下のように記載があります。
あせもができるきっかけは、汗腺の出口が詰まり、汗が皮ふの内部に溜まることです。汗が炎症を引き起こすことで、ヒリヒリしたりかゆみを感じたり、小さな発疹が発生したりします。大人にも起こるトラブルですが、子どもに多いのが特徴です。
赤ちゃんや幼児が汗をかいた時は、ガーゼタオル等で、優しく汗を拭いてあげることが大切と言えますね。
また、お風呂に入った時には、汗や汚れを洗い流して、清潔にしてあげましょう。
お風呂上りには、保湿クリームも塗ってあげて下さいね。
赤ちゃんの汗疹対策はどうしてる?我が家の対策をご紹介
汗の吸収に優れた綿素材の服を着せてあげましょう
汗をそのままにしておくと、汗腺が詰まりやすくなり、汗疹が出来やすくなってしますので、
遊んでいる時や寝ている時に汗を沢山かいたらガーゼタオルでこまめに優しく拭いてあげ、着替えられるようなら、なるべく着替えをするようにしています。
洗いにくい部分も忘れずにお風呂で洗浄して清潔にしてあげましょう
赤ちゃんは、身体がプニプニしているので、首周りや脇の下等、洗いにくい箇所がありますよね。
実は、洗いにくい場所こそ、汗疹が出来やすいと言われています。洗いにくい場所を確認しましょう。
・首周り
・脇の下
・手首周り
・足の付け根
・ひざ裏
・足首周り
このような箇所が、赤ちゃんのプニプニとしたお肉があることで、洗いにくく、洗浄が出来てないことにより、汗疹の原因になりやすい箇所です。特に夏場は、汗をかいていなくても、お風呂に入った時は、忘れずにあらってあげましょう。
汗疹と間違えやすい!赤ちゃんのカンジダ感染に注意!
汗疹だと思っていたらカンジダだった
生後6カ月の我が子がカンジダに感染した時期は、
春になり気温が上昇し、湿度も高くなっている日が続いた時でした。
娘のひざ裏に赤みとボツボツがあったので、私は「急に暑くなり、湿度も高くなったきたので、汗疹だ!」思い、お風呂で清潔に洗い、保湿をし、ベビーパウダーをつけて、ひざ裏をサラサラにしていました。
私は、汗疹は清潔にして、保湿して、ベビーパウダーをつければ治ると思っていました。
このお手入れを3~4日続けて我が子のひざ裏の皮膚トラブルの様子を見ていたのですが、汗疹は回復するどころか、ジュクジュクと膿んだようになってきてしまいました。
私は、「汗疹ではないかもしれない・・!」とそこで思い、慌ててかかりつけの病院へ行きました。診断は、汗疹ではなく、カンジダでした。
汗疹とカンジダは間違えやすいので、早めに受診を!
我が子を診てくれた病院の先生によると、「親が、カンジダを汗疹と勘違いしてしまうことは、少なくない。」そうです。「汗疹だと思っていても、なかなか治らなかったら、早めに相談しに来て下さい。」と言われました。
汗疹とカンジダに感染し始めは、皮膚の症状が似ている場合があるので、ママが違和感を感じたら、すぐに病院で診てもらうことも、選択肢の1つとして持っておきましょう。
赤ちゃんのカンジダはどのように治した?
抗菌薬と保湿剤で治療
我が子のひざ裏のカンジダの治療は、
抗菌薬を1日1回お風呂上りの清潔なタイミングで、2週間塗布し、治していくことになりました。
小児科の先生の話によると、「ひざ裏は皮膚が厚い部分なので、2週間抗菌薬を塗る必要がある。」という話でした。
10日程、抗菌薬を塗っていた所、娘のカンジダが治ってきたように思いました。
再度診てもらった所、「抗菌薬を10日間使用したことで、娘のひざ裏のカンジダは治った。」という診断でした。
カンジダが治っていたので、抗菌薬の使用も10日で終わりになりました。
カンジダに感染しない為に自宅出来ることはある?
我が家で行っている、予防法をご紹介します。
お風呂に入った際は、洗いにくい箇所も洗わずにそのままにせず、丁寧に洗浄してあげましょう。
保湿クリームを塗る前に、手を洗い、清潔な手で塗ってあげましょう。
赤ちゃんのお肌を清潔にし、保湿をし、バリア機能を整えてあげることが大切です。
私は、視力が悪く、裸眼だと0.03程しか見えません。お風呂では裸眼なので、赤ちゃんのお肌を洗うのにも、赤ちゃんがよく見えません・・。その為、我が子のお肌の洗いにくい部分を丁寧に洗うのが難しいのですが、ゆっくり時間をかけて、洗い忘れが無いように気を付けています。
まとめ
赤ちゃんは皮膚が大人の半分の薄さしかなく、皮膚のバリア機能も未熟なので、皮膚トラブルが起きやすいものです。
赤ちゃんの皮膚に少しでも違和感を感じたら、病院で相談をするという選択肢を持っておいた方が良いなと思いました。
夏になると、気温と湿度の上昇の影響で汗によるお肌トラブルが多くなる時期だと思います。
赤ちゃんのお肌を清潔にし、夏場でもお肌に合った保湿剤を塗ってあげるようにしましょう。
今回の記事が、赤ちゃんの皮膚トラブルで悩むママのお役に立てれば嬉しいです。