令和5年10月から所得制限無しで、第2子の基本保育料無償化がいよいよスタートします。
そこで、第2子の保育料が無償化されたら家庭では何が変わるのかを、東京在中の2児ママ達のリアルな声をまとめたいと思います。
東京都、第2子基本保育料無償化は本当に始まるの?
令和5年の10月から、東京都に住む第2子の基本保育料が無償化されるというニュースを聞いて数カ月が経ちました。
第2子の保育料の無償化のニュースは聞いたけれど、本当に無償化されるのか疑問や不安がママ達の間で残っていた、東京都、第2子基本保育料の無償化制度。
令和5年の7月の終わりに、ついに我が子の通う認定こども園から、第2子基本保育料が無償化になるという内容のお便りが、正式に届きました!
所得制限はある?
無償化が始まるまでの令和5年9月までは保育料の半額を保護者が負担をします。
令和5年10月以降は、所得制限なく無償化の対象となり0円となるのです。
対象はある?
認可保育園、認定こども園、保育ルーム、保育ママ、事業所内保育所、居宅訪問型保育を利用している、0歳~2歳児クラスに通うお子さんです。
(3歳児の年少クラス以降は、以前より基本保育料無償化の対象となっています)
対象外の費用は?
延長保育料は対象外です。
参考資料:東京都認定こども園からのお便り(写真参照)
東京都、第2子の保育料が無料!家庭では何が変わる?
第2子の基本保育料が無償化されることで、家計ではどんなことが変わるのか?について、東京在中の2児ママたちのリアルな声をご紹介したいと思います。
- 保育料の支払いが無くなり家計の負担が減る
- 1歳児クラスの保活激戦が予想される
保育料の支払いが無くなり家計の負担が減る
第2子の基本保育料が無償化されることで、家庭にとって大きいのは、第2子の保育料の支払いが無くなることです。
保育料が無償化される令和5年10月以前でも、上の子が小学3年生以下のお子さんであれば第2子の保育料は半額でした。
保育料が半額とはいえ数万円を支払っている場合もありました。
時短勤務で働いている場合は、給料が減額です。加えて、給料を数万円上げることは、なかなか難しいですよね。
保育料の支払いが数万円無くなることは、家計の負担がだいぶ軽減されることに繋がるでしょう。
参考:子ども・子育て支援新制度なるほどBOOK平成28年4月改訂版▼
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/event/publicity/pdf/naruhodo_book_2804/a4_book5.pdf
1歳児クラスの保活激戦が予想される
東京在中の2児ママの中で、第2子の保育料が無償化されることで、悩みの種となっていることがあります。
それは、保活が激戦になるのではないかということです。
元々、我が家が住む地域は保活激戦区です。第2子の保育料が無償化されると、入園希望者が増えて保活が激戦にならないか心配です。
働いても給料の一部が保育園の支払いで無くなるなら、可愛くて小さな我が子と一緒にいたいと思っていたママも多いはずです。
しかし、第2子の保育料が無償化されるなら働いた分の給料は家計に入るので、これをきっかけに働こうと思うママもいると思います。
また、育児休業中のママで1歳まで育児休業を取得してからの職場復帰を考えている2児ママ達も、1歳児4月入園の保活が激戦になるなら、職場復帰を早めようかなと考えるママもいるでしょう。
第2子の保育料が無償化されたら家庭ではどうする?
多子世帯の経済的負担を軽減し、子育てをしやすい環境を整えることが目的の東京都第2子の基本保育料が無償化。家庭で支払わなくなった保育料の使い道はどうするか?東京に住む筆者やママ友たちのリアルな声をご紹介します。
- 生活費にする
- 子どものための貯金に回す
- 子どもの習い事代にする
- 家族の娯楽代にする
生活費にする
保育料を支払わなくて良くなる分、生活費に回すというママ達の声が多いように思います。
子どもが成長するにつれて良く食べるの食費が増えます。身長と体重も増加するので衣類の頻繁な買い替えも必要です。
また、電気代や食品代も高騰しているので、生活費として使うというのが現実的です。
子どものための貯金に回す
保育料が無償化されて家計は助かりますが、子どもを育てるのには長い年月にかけてお金が必要です。将来の子どもの学費に備えるための貯金するという東京在中ママの声もあります。
子どもが将来大学に行きたいと言ったり、留学を希望することがあるかもしれません。
子どもの希望を叶えるために学費分の貯蓄が出来るとは安心した生活が出来ます。
子どもの習い事代にする
小さな頃から心身共に健康な身体作りを目指すために、習い事をする子も増えていますよね。また、英語を話せるようにしてあげたいという親の思いから英語教室も人気です。
保育料が無くなった分、習い事を始めてお子さんの成長をサポートしてあげたいと願うママの声もあります。
家族の娯楽代にする
月々数万円支払っていた、第2子の基本保育料が無償化されると結構まとまった金額になると思います。
家族旅行に出かける、気になっていたオモチャを買う、美味しいご飯を食べに行く、など家族が楽しめることに使いたいというママ達の声もあります。
ママの美容代に使ったり、パパの趣味代に使いたいという声もあり、第2子の保育料が無償化されることで、家族の楽しみが増えそうです。
第2子の基本保育料無償化で子育てしやすい東京都へ
令和5年10月から、第2子の基本保育料が無償化されるお便りが、我が家の第2子の娘が通う認定こども園から届いたことで、いよいよスタートすることを実感出来ました。
保育料が無償化されると、家計の負担が減ると喜びの声がある一方で、保活が激戦化するのではないかと心配する声もあります。
また、保育料が無償化された分のお金は貯蓄に回したり、家族のために使うという東京在中2児ママ達の声がありました。
多子世帯の経済的負担を軽減して安心して子育てを出来る環境が整えば、家族で過ごすことの楽しみが増えるでしょう。