我が家には1歳の娘と4歳の息子がいます。娘が1歳になった月に兄と同じ認可保育園に入園申し込みをしましたが、落選してしまいました…!
保育園落選後に筆者は、兄と同じ保育園に空きが出るのを待ちながら、別の認可保育園に娘を通わせる選択をしました。
今回は、実際にきょうだい別々の保育園に通ってみて分かったメリットとデメリットをご紹介します。
これから、きょうだい別々の保育園に通う予定の方・きょうだい別々の保育園・幼稚園を検討している方におすすめの内容です。是非ご覧下さい。
きょうだい別々の保育園を選んだ理由は何?
我が家がきょうだい別々の保育園に通うことになった経緯と理由をご紹介します。
- 保育園の選考に必要な点数が低く娘は落選
- 1歳頃から活発に動く娘を見ながら在宅ワークが困難に
- 同伴就労可能と見なされる状況を解消する
①保育園の選考に必要な点数が低く娘は落選
娘の保育園を申し込んだ際に入園枠は空いていたので入園出来ると思っていました。
しかし、筆者が住む自治体ではフリーランスで自宅内で働いている場合、同伴就労が出来る等と見なされ、保育園入園の選考に必要な点数が減点されてしまうのです。
保育園の選考に必要な点数が低く、娘は保育に落選してしまいました。
②1歳頃から活発に動く娘を見ながら在宅ワークが困難に
娘の月齢が低いうちは、お昼寝時間も多く同伴就労をなんとかしていました。
しかし、1歳近くなりお昼寝時間が少なくなったことに加えて活発に歩き回るようになり、一時も目が離せなくなりました。
その結果、同伴就労は不可能な現状となったのです。
そこで、我が家は兄とは別々の保育園に娘が通うという選択をしました。
③同伴就労可能と見なされる現状を解消する
筆者が住む自治体ではフリーランスで在宅で働いている場合、同伴就労が可能と見なされ保育園の入園選考に必要な点数・優先順位がまたしても下げられてしまいます。
働き方や働く場所によって点数を下げられてしまうのは悔しいですが、落ち込んでいても仕方ないので同伴就労可能と見なされる状態を解消することにしました。
そこで保育園入園の難関と言われる1歳児クラスへの入園切符を手に入れる為に、
きょうだい別々の保育園に通うデメリットを受け入れてでも、兄とは別の保育園に娘は入園し、保育園入園選考に必要な点数の減点を防ぐことにしました。
きょうだい別々の保育園に通うメリットは?
実際にきょうだい別々の保育園に通って分かったメリットがあるのでご紹介します。きょうだいが保育園別々でも良いことがたくさんあるので、確認していきましょう。
- 小さな下の子が風邪で休んでも上の子は別園に登園しやすい
- 保育園ごとの良さに気づける
- 子ども達は保育園生活をそれぞれ楽しんでいる
①小さな下の子が風邪で休んでも上の子は別園に登園しやすい
1歳の娘は保育園に通ってからわずか3ケ月の間に何度も風邪をもらっています。
きょうだい1人が風邪で休むと、もう1人のきょうだいを登園させても良いか悩みますよね。その点、別園の場合上の子に風邪の症状がなければ、登園はしやすかったです。
兄が元気に保育園に登園している時間は下の子の看病に専念出来ました。
②保育園ごとの良さに気づける
きょうだい別々の保育園に通う以前は、保育園はどこも似たりよったりだと思っていました。
実際に別々の保育園に通ってみると保育園ごとに室内での過ごし方や先生の園児への関わり方が違うことが分かり、
1つの園に通っているだけでは気付けないであろう、それぞれの保育園の良さとありがたみを実感することが出来ました。
③子ども達は保育園をそれぞれ楽しんでいる
通い初めは別々の保育園に通うことで、子どもは寂しい気持ちになるかなと思っていましたが我が子達は正反対でした。
家では玩具の取り合い等、些細なことで兄弟喧嘩が始まります。
保育園がきょうだい別々だと、自分の世界できょうだいの存在を意識することなく先生やお友達との関わりを楽しんでいる様子でした。
きょうだい別々の保育園に通うデメリットは?
実際にきょうだい別々の保育園に通ってみて感じたデメリットをご紹介します。
- 保育園ごとに違う持ち物の用意で余分な金銭負担がある
- 感染症がうつるリスクが倍
- 送迎にかかる時間が増える
保育園ごとに違う持ち物の用意で余分な金銭負担がある
基本的な持ち物は保育園によって大きな差はないと思いますが、細かな持ち物が違います。
兄の通う保育園はお昼寝時布団を使用しますが、妹が通う保育園ではお昼寝コットを使います。その為かけるシーツのサイズが違いました。娘のお昼コット用のシーツが販売している場所を探して購入しました。
今後、妹が兄と同じ保育園に通えることになったらまたお昼寝布団用のシーツを新たに用意しなければならないので、購入費用がかかり、余計な出費になるのは否めません。
感染症がうつるリスクが倍
同じ地域でも、保育園によって流行っている感染症が異なります。
異なる感染症をいつもらってきてもおかしくない状況なので、感染症に対するリスクと不安が単純に2倍になります!
自宅で出来る感染症対策をしていましたが、ウイルス性胃腸炎や季節の風邪を頻繁にもらってしまいました。
送迎にかかる時間が増える
送迎にかかる時間が単純に倍になるのは、きょうだい別々の保育園に通う最大のデメリットだと思います。
朝は子ども達の機嫌が悪いことも多く、毎日どちらかの子どもが「保育園行かない…!」とグズっている中、別々の保育園に連れて行くのは体力的にも精神的にも参ります…。
仕事をして1日の疲労がピークの中、2箇所の保育園に迎えに行くのも一苦労です。
「1箇所で済めばどんなに良いことだろうか…」と毎日呟きながら送迎をしていました。
きょうだい別々の保育園でも子どもは気にしていない
我が家がきょうだい別々の保育園に通う前に思いもしなかった感想があります。それは、子ども達は親が思っている程、別々の保育園に通うことに対して”何とも思っていない”ということです。
それぞれの保育園で各々楽しく生活をしている様子でした。
きょうだい別々の保育園に通って送迎や持ち物の準備で大変になるのは親だけでした。
しかし、大変な中でも、別々の保育園の取り組みを知れたことで保育園ごとの良さが分かり、子ども達を保育してくれる保育士さんに対して改めて感謝の気持ちでいっぱいになります。
きょうだい別園は保育園に対する不満や不安が減り、保育園と良い関係が築けると思います。
まとめ
きょうだい別々の保育園に通うことになると、送迎と持ち物の準備で親は苦労することになるかもしれません。一方、子ども達は別々の保育園でもそれぞれ楽しく過ごしています。
日々の送迎負担を考えれば、きょうだい同じ保育園に通えるのが良いですが、別々の保育園になってもメリットが沢山あります。
メリット・デメリットを考慮して別々の保育園に通うか、同じ保育園に通えるのを待つか決めましょう。
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