化粧水と乳液をセットでつけた方が良いとは分かってはいる。
しかし、お子さんのお世話で手一杯なママは、化粧水をつけても乳液は後回しになってしまうことがありますよね。
この記事では、乳液の役割のおさらいと、正しいつけ方をご紹介します。乳液の正しいつけ方を確認し、もちもちお肌を目指しましょう。
おうちにある乳液とコットンでできる、『乳液パック』の方法もご紹介します。
乳液の役割とは?
お子さんのお世話があるママは、お風呂上りはもちろん、朝のスキンケアの時間さえもないと思います。
「化粧水だけつけて、乳液をつけ忘れた!」といった経験があるママもいるのではないでしょうか。
化粧水の役割はお肌に潤いをチャージする為につけるもの。
つけた直後は潤いを感じますが、油分でフタをしないと、時間が経ってから「お肌がカサカサしてきた…!」と感じるようになるでしょう。
一方、乳液の役割は、化粧水の潤い成分が逃げないように油分でフタをするものです。
化粧水でチャージした潤いを逃がさない為にも、化粧水と乳液はセットでつけることをおすすめします。
化粧水と乳液はセットで使うことで、お肌に潤いと柔軟性を与えてくれるのです。
簡単!手早く丁寧な乳液のつけ方のポイントとは?
乳液を丁寧につけたくても、なかなかゆっくりと時間がとれないママも少なくないはず。
そこで、乳液を手早く丁寧につける方法をご紹介します!
適量をとる
乳液の効果を実感するには適量をつけることが肝心。
乳液をつける量が少ないと、効果を感じにくいのみならず、塗布する時に手の摩擦で刺激を与えてしまいます。
乳液の1回の使用量は10円硬貨大が目安。つける前に10円硬貨大位になっているか確認してみましょう。
製品ごとに、適量の使用量が記載されている場合は、そちらも確認しましょう。
乳液のつけ方
①10円硬貨大の乳液3分の2程を両頬と額の3か所に分けておきます。残った3分の1を鼻筋、あご先におきます。
②頬と額は内側から外側に向かって引き上げるように乳液を伸ばし、手でお顔を包み込むようにハンドプレスをしながら、よくなじませていきます。
③鼻筋は上から下に向かってなじませ、優しくハンドプレスをして乳液をなじませます。
④手についている乳液で口周りもクルクルと2周円を描き乳液をなじませます。
⑤あご先はクルクルと円を描き乳液をなじませます。
カサカサが気になる部分には重ねつけがお勧め
お肌のカサカサが気になる部分は、少量の乳液をとり、重ねつけをしてあげましょう。
時間に余裕が出来た時は乳液を使った簡単コットンパックがお勧め
おうちにあるコットンを使用して、乳液を使ったコットンパックでモチモチお肌へ!
乳液コットンパックの方法をご紹介します。
☆用意するもの
・お手持ちの乳液
・コットン
☆乳液コットンパックの作り方
①重ねてあるコットンを2枚に裂きます
②コットン2枚ともに乳液を10円硬貨大をつけます
③コットンを半分に折り、乳液をコットン全体に伸ばしてなじませます
→これでコットンパックの完成です!
④頬や額などカサカサが気になる部分に3分~5分程貼ります。
※注意点
乳液の量が少ないと、コットンがザラザラとしてしまいます。
コットンのゴワゴワが気になる場合は精製水で浸したコットンをつけると、コットンがお肌に触れた時のゴワゴワを感じにくくなります。
元美容部員は絶対にしない!乳液のNGなつけ方
私は、百貨店の美容部員をしていたことがあります。美容部員が絶対にしない乳液のNGなつけ方をご紹介します。
・少ない量でつけない
・化粧水がなじんでいない状態でつけない
少ない量で乳液をつけない
乳液の量が少ないと、お肌につける時の摩擦で刺激を与えてしまいます。適量をつけるようにしましょう。
育児でバタバタしている時でも、適量をつけることで「お肌のカサカサが気になる…」、「乳液がなじみにくい…」というお悩みを解決してくれます。
化粧水がなじんでいない状態でつけない
先につける化粧水や美容液などがお肌になじんでいない状態で乳液をつけても、乳液が浮いてしまいます。先につける化粧水や美容液などのスキンケアがなじませてからつけましょう。
スキンケアは、人肌温度に温めてからつけると、なじみやすくなりますよ。
まとめ
乳液をつけた方が良い理由と、育児でバタバタしている時でも、手早く丁寧に乳液をつけるコツをご紹介しました。
ママは、ついつい、お子さんを優先して自分のスキンケアを後回しにしてしまうかもしれませんが、育児が終わっても、自分のお肌とは一生付き合っていくものです。
日々、自分のお肌にも手をかけてあげましょう。