保育園の洗礼から守られた入園直後。遅れてやってきた洗礼
2020年に保育園の1歳児クラスに入園した息子ですが、入園直後に保育園は登園自粛、公園は閉鎖、親も子どももマスクと手洗いを徹底する生活でした。その結果、1〜2歳で保育園での集団生活でもらってしまう可能性があった、「RSウイルス」「ヒトメタニューモウイルス」「手足口病」「インフルエンザ」などが、息子の通う保育園では入園した時期から1、2年間は流行ることがありませんでした。
筆者は「うちの息子は体が丈夫なのかも」と当時、そんな根拠のない安堵感を抱いていたことを覚えています。
しかし息子が年少さんになった2022年頃から、息子の通う保育園では、入園当時「保育園の洗礼がなかった」と安堵していた反動かのように、次から次へと違う種類の病気が流行りました。息子の場合、保育園の洗礼は「なかった」のではなく、単に「先送りにされていた」だけでした。
「遅れてきた洗礼」がなぜ大変だったのか
息子は1歳~2歳の時期を過ぎ、体力がついてきたからもう保育園の洗礼はないと思っていました。息子と同じ保育園に通うママ友達も、筆者と同じような話をしていたのを覚えています。
しかし実際には、3歳児クラスア以降になってから、同じクラスの子たちが次々とさまざまな種類の病気にかかり、高熱や気管支炎、肺炎といった症状まででました。
年少さんになり、クラスの子たちも体力がついてきているため、ちょっと咳が出ている、ちょっと鼻水が出ている程度で休むご家庭は少なかったと思います。
体は大きくなったとはいえ、息子ももれなく、次から次へとクラスで流行っている病気をもらいました。
そして、コロナ渦が落ち着いてから入園した3歳年下の娘のクラスでも次から次へとさまざまな感染症が流行り、息子と娘の2つの感染経路から家庭内感染をし、1年~2年の間続いた保育園の洗礼にかなり苦しみました。
【衝撃の実録】1歳児で102日休んだ娘と5歳で洗礼が来た子の違い
ここで、入園直後の保育園の洗礼を受けた1歳児クラスの娘と、コロナが落ち着いた後に遅れてやってきた保育園の洗礼を受けた4歳児クラスの息子の「洗礼」を比較しました。
| 比較項目 | 入園直後の洗礼(娘:1歳児クラス) | 遅れてきた洗礼(息子:4歳児クラス) |
| 年間の欠席数 | 102日 | 入園3年目で40〜60日(急増) |
| どんな症状だったか | 中耳炎・副鼻腔炎のような症状 | 40度近い高熱、気管支炎に進行 |
| 親の精神状態 | 「いつ終わるの?」という絶望 | 「今さら!?」という焦り |
| 回復するまでの道のり | 寝れば治るが、すぐ次をもらった | 体力はあるが、症状が重くなりがちで長引いた |
娘の入園直後の保育園の洗礼で1年間に102日休んだことはすさまじく大変な数字ですが、1歳で経験したことで、4歳児クラスになる頃には体力がついてきました。
一方で、4歳児クラスで初めて遅れてきた保育園の洗礼を受けた息子は、体力がついてきたためすぐに治るかと思いきや、症状が長引いて何度も病院を受診していました。
保育園の洗礼を受けながら仕事はできるの?

子どもの体調を優先!どうにもならないと割り切りる
保育園の洗礼を受けて、しかもきょうだいがいて家庭内感染をすると、看病する期間が長引いたり、ママにも病気がうつり、「有給休暇日数が足りない…」と感じるママも少なくないでしょう。
また、子どもが病気になり「休みます」と会社に電話する時、胸が締め付けられる思いをしますよね。しかし、こればかりは誰が悪いのではなく、どうにもならないことです。
筆者は対策として、出勤できる時間で仕事の質を高められるように仕事効率化のノートを作る、同じミスを繰り返さないよう言葉にまとめてメモで残すなど、仕事のパフォーマンスを上げられるように取り組むようにすると、心にゆとりも生まれました。
在宅ワーク×看病の「限界ライン」を決める
「在宅なら看病しながら仕事できるでしょ?」と思われることもありますが、病気で苦しむ子どものケア(水分補給、鼻水吸引など)は本当に心身共に大変です。
子どもが病気になっている時に、仕事も看病も100%で行うのは不可能です。私が娘の保育園の洗礼で102日間休んだ一年間を通してたどり着いたマイペースに保育園の登園を続ける対策も公開しています。
➤【実録102日欠席/年】保育園の洗礼はいつまで?「仕事に行けない…」農学士ママの対策をご紹介!
遅れてきた保育園の洗礼に立ち向かうグッズ
鼻水、高熱、繰り返す中耳炎。筆者は終わりの見えない看病生活の中で、自分のことは二の次、三の次になっていました。娘の入園直後の保育園の洗礼も、息子の遅れてきた保育園の洗礼も、もっと自分を大切にしながら乗り越えることがでたはずだと振り返ってみて思いました。そこで、娘の102日欠席と息子の3年遅れの洗礼の対応に役立ったグッズをご紹介します。
① 鼻水吸引器(メルシーポット or ベビースマイル)

小さなこどもは自分で上手に鼻をかめないため、鼻の奥に溜まった鼻水が取れないことがあります。
「ティッシュペーパーで鼻水を親が拭いたから」と油断せず、電動の鼻水吸引器を使ってあげるだけで鼻詰まりが少し楽になることがあります。筆者の娘は、中耳炎を繰り返していたため、自宅での鼻水吸引器の使用と合わせて、耳鼻科で鼻水を吸引してもらっています。
② 腸内環境を整えることを意識する
腸内環境を整えるには、「多様な発酵食品」を食べるとよいと言われています。我が家では、お味噌汁をよく食事に出しています。ママも体調が悪い時には、無添加のフリーズドライ味噌汁を常備して飲んでいます。
③ 元BAが教える「看病ママのレスキューコスメ」
102日間の看病で、鏡を見る余裕もなかった筆者。でも、アロマオイルを首筋や顔に塗ってマッサージするだけで、呼吸が深くなり、肌状態が落ち着いたきがしました。
保育園の洗礼は「遅れてきても」必ず終わる
「もう、一生このままなんじゃないか」熱を出すたびに職場へ謝り、看病でまともに眠れない夜を過ごしていると、そんな絶望感に襲われることもあるでしょう。でも、1年で102日休んだ娘と、数年遅れの保育園の洗礼を経験した息子の母として、筆者は確信を持って伝えたいことがあります。
保育園の洗礼は、いつか必ず、出口が見える日がやってきます。
現在、小学2年生になった息子は驚くほど丈夫になり、小学校をほとんど休むことはありません。年中になった娘も、かつての「中耳炎ループ」から抜け出し、鼻水が出ても自力で跳ね返せる体力がついてきました。
鼻水を放置しない、腸内環境を整える、そして何よりママ自身の心を救うレスキューコスメを味方につけてください。今日我が子のために、そして自分のために選んだその一つ一つの選択が、数年後の「パタリと休まなくなる日」へと繋がっていきます。
ママ一人で抱え込みすぎず、時には「どうにもならない」と割り切りながら、この嵐のような時期を一緒に乗り越えていきましょう。

