育児・家事・仕事に大忙しのママたちは、化粧水と乳液をつける時間を確保するのも一苦労ですよね。一方、お子さんと公園など外で過ごす時間が増え、紫外線や乾燥も気になる機会が増えてくることかと思います。このような生活を過ごす中で、
「今はお肌悩みがないけど、このままスキンケアの時間を十分確保出来ないと将来お肌はどうなるんだろう…?」
「30代になり、お肌悩みが気になってきた…」
と感じ、いつもの化粧水と乳液に加えて美容液を使用した方が良いのかな?と悩むこともあると思います。
今回は、美容液にはどんな役割があるのか、美容液を取り入れるべきタイミング、元美容部員が実際に行っている美容液の使い方をご紹介します。
今更聞けない…!美容液とは?
美容液とは、潤い補給をする目的の他に、お肌悩みにアプローチする成分が集中して配合されているスキンケアのことを言います。
美容液には次のようなタイプがあります。
美容液の呼び方と種類
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エッセンス・美容液
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ブースター美容液(土台美容液)
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オイル美容液
エッセンス・美容液
エッセンスは、美容液の総称として呼ばれることが多いです。
しかし、最近では使うタイミングの異なる種類の美容液がいくつもでています。
ここでは、エッセンス・美容液を1つの種類として分けてご紹介します。
エッセンス・美容液は、一般的に以下のような目的で使用します。
☑潤い補給
☑お肌悩みへのアプローチ
☑化粧水でお肌を整えた上に使用する
スキンケアでお肌を整えた後シミ・ハリ・保湿など、肌悩みに応じた美容液を使うことで、お悩みの集中ケアをします。
ブースター美容液(土台美容液)
ブースター美容液(土台美容液)と呼ばれる美容液は、最近、化粧品売り場に行ったり、雑誌やインターネット上のサイト等で聞く機会が増えていますよね。
「ブースターってどういう意味?」と気になる言葉だと思います。
ブースター美容液(土台美容液)は、一般的に以下のような目的で使用します。
☑潤い補給
☑お肌悩みへの集中アプローチ
☑お肌の基盤を整え、次に使用するスキンケアのお肌なじみを良くする
洗顔後、化粧水の前につける美容液です。お肌をやわらかくほぐし、スキンケアのなじみを良くする目的として使います。
オイル美容液
オイル美容液は、洗顔後すぐに使用するブースター美容液のような役割、スキンケアの仕上げ、セルフマッサージに使用出来る美容液です。アルガンオイルや、ローズヒップオイル、米ぬかオイル等、自然由来のオイルを原材料としているものが多く、お肌悩みへのアプローチの目的だけでなく、植物由来のスキンケアを使用したいママにもお勧めです。
☑お肌の土台を整える
☑お肌悩みへのアプローチ
☑メーカーの使用方法が定められているオイル美容液以外は、洗顔後すぐに使ったり、仕上げに使ったり、自分のお肌に合わせて好きなタイミングで使える
☑簡単なセルフマッサージにも〇
オイル美容液の使い方は様々。ブースターとして、マッサージに、保湿として、パック代わりにと、マルチな使い方ができるのが嬉しいポイントなんです。
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美容液を取り入れたいタイミングとは?
一般的に、化粧水と乳液の2種類を使ったお手入れは、お肌のバリア機能と保水機能を維持したり、お悩みに対するアプローチをする為に使用します。
化粧水と乳液に加えて、美容液を使うお勧めのタイミングは、
☑化粧水と乳液だけでは物足りない…
☑ハリが気になる..
☑紫外線ダメージが気になる…
☑カサカサ肌を何とかしたい…
といったように、化粧水と乳液の使用に重ねて潤い補給をしたり、気になるお肌悩みによりアプローチしたい!とママが思った時に取り入れることを検討してみましょう!
美容液を取り入れる前に、普段の生活を振り返ってみよう
普段、育児に奮闘中のママは、お子さんのお世話を優先する機会が多いかもしれません。そのため、化粧水と乳液をつけるだけでも一苦労ですよね…!
美容液は一般的に1本使うだけでは、お肌に合うかは分からないと言われています。美容液の使用を始めたら継続使用を検討する必要があるので、スキンケアにかかる時間も費用も上がります。現実的に継続出来るか考えてしまいますよね…。
美容液を取り入れる前に一度、下記のこと振り返ってみましょう。
☑メイクや日焼け止めはその日のうちに、クレンジングや洗顔フォームで落とす
☑バランスのとれた食事をする
☑十分な睡眠がとれている
☑ストレスを抱え込みすぎていない
☑身体を冷やさない
美容液はお肌へ集中アプローチをしてくれるので、実際に使ってみると、「化粧ノリが良くなった」、「お肌に透明感が出た」、「お肌が活き活きとした」など嬉しい効果を実感すると思います。
「お肌のお悩みにアプローチしたい…!」という希望があれば、美容液も取り入れることをお勧めします。
それと同時に、”お肌自らの力”で、お悩みを抱えにくい状態にしてあげることも大切です。美容液を取り入れる前に普段の生活の中でお肌にとって良い環境で過ごすよう意識してみましょう。
元美容部員がおすすめ!美容液の使用方法をご紹介
ここでは、美容部員経験者である筆者が実際に行っている、美容液の使い方をご紹介します!
美容液の使用方法
- 美容液を手に1円硬貨大取る
- 美容液を手のひらで人肌温度にあたためる
- お悩み部分を中心に美容液を置く
- 手に残っている美容液を手のひらに広げる※手になじませすぎないように注意しましょう
- 指先や手のひらでハンドプレスやリフトアップする
①美容液を手に1円硬貨大取る
美容液の1回の使用量の目安は1円硬貨大です。美容液は使用量を守ることで効果を発揮します。
②美容液を手のひらで人肌温度にあたためる
手にとった美容液を人肌温度に温めましょう。温めることで、お肌なじみを良くします。
③お悩み部分を中心に美容液を置く
美容液を人肌温度に温めたら、お悩み部分に美容液をつけます。お悩み部分を中心として、お顔全体に広げてなじませましょう。
④手に残っている美容液を手のひらに広げる
手に残っている美容液を手のひらに広げます。手になじませなすぎると、お顔につける分が無くなるので気を付けて下さいね。
⑤指先や手のひらでハンドプレスやリフトアップをする
手に美容液が残っている状態でハンドプレスをして、よく美容液をなじませます。下から上へ優しく持ち上げるようになじませると、リフトアップも期待できますよ。
美容液を数種類使う場合の順番
同じメーカーで作られている美容液を数種類使用する場合は、メーカーが提案する使用の順番を確認しましょう。
基礎スキンケアと違うメーカーの美容液を使用する場合もありますよね。その時は、以下の順番で使用するのが目安となります。
化粧水状の感触→ジェル状の感触→乳液状の感触→クリーム状の感触→オイル状の感触
といったように、さっぱりとした感触からこってりとした感触の順番で使用することを目安としましょう。
美容液を使用する時の注意点とは?
ここでは、美容液を上手に使用するための、注意点をご紹介します。
美容液は1本使用しただけでは実力を判断出来ない
美容液は2~3本程度使用してみないと、お肌に合うか分かりません。
2~3本使用をするだけでも、お肌に合うか分からない場合もあります。過度に美容液に記載されている効果を期待しないようにしましょう。
先に使用するスキンケアをなじませてから使う
美容液の前に使用するスキンケアが十分になじんでいないと、美容液がお肌の上で上滑りをしてしまうことがあります。美容液が自分のお肌に合うのか分からなくなってしまうので、先に使うスキンケアをよく浸透させてから使うようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
美容液とは何か?、美容液を取り入れるタイミング、美容液の使用方法をご紹介しました。
育児に忙しいママは、スキンケアの時間を確保するのも一苦労ですよね。
お肌の状態は健康的のバロメーターとも言われているので、お肌の不調を感じたらママも休息することを意識しましょう。
美容液を選ぶ時は、お肌悩み対応の美容液以外にも、お好きな香り・好みのテクスチャーの美容液を選ぶようにして、美容液を使う時間がママを労わる贅沢な時間にしましょう.