暑いが続き、登園や登校、おでかけ時の熱さ対策に悩む方も多いのでは?手軽に子どもに取り入れやすい暑さ対策グッズがあればうれしいですよね。
そこで今回は小学一年生と年少さんの2児のママである筆者が実践しているお金をかけずに暑さをしのぐ方法と、子供向けにとって使い勝手の良いプチプラ暑さ対策プグッズをご紹介します。
子どもは暑さに弱い!熱中症対策が必須な理由

子どもは大人に比べて、体温調節機能が未熟で身体に熱がこもりやすいため、暑さに弱いと言われています。また、小さなお子さんは背が低いので、地面の照り返しの影響を受けやすく、大人よりも暑さを感じやすいです。
さらに、小さなお子さんは自分の言葉や適切なタイミングで「暑い」と言えず、無理して外にいることで暑さの影響を受けてしまう場合もあります。
熱中症になると以下のような症状がでます。
- めまい、立ちくらみ
- 気分が悪い
- 頭痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 倦怠感
- いつもと様子が違う
このような症状がでたら、涼しい場所に移動し、身体を冷やし、経口補水液などを摂りましょう。
返事がない、意識がもうろうとしている、自力で水分が飲めないなどの症状が出たら、救急車を呼びましょう。
参考:厚生労働省 熱中症予防のために
参考:環境省 熱中症環境保健マニュアル2022
暑い日の外遊びや登園、登校時の暑さをしのぐアイディア
暑い夏に外遊びやお出かけをするのは大変ですよね。猛暑の日は、おうちの中で過ごす時間が多いと思いますが、元気なお子さんは1日中室内で遊ぶのは難しいもの。そこで、お金をかけずに暑さをしのぐアイディアをご紹介します。
- 暑い時間を避けて外に出る
- 直射日光を避けて、日陰で遊ぶ&日陰を歩く
- 保冷剤をタオルで巻いて首にあてる
- タオルを冷たい水で濡らして首にあてる
- ペットボトルの中身の飲み物を凍らせて持ち歩く
暑い時間を避けて外に出る
暑い夏でも、お子さんは外で遊びたがって困ったという経験をしたことのあるママも少なくないはずです。
そんな時は、比較的暑さをしのげる時間帯の朝7時頃や夕方18時過ぎに散歩をするのがおすすめです。公園の階段などは、グリコ遊びをすると飽きずに楽しく散歩ができますよ。
直射日光を避けて、日陰で遊ぶ&日陰を歩く
暑い中び外遊びや登園、登校は帽子や日傘を身に付けましょう。暑さ対策グッズで直射日光を避ける、日陰を歩く等、紫外線対策をしながら歩きましょう。
また、公園の中で日除けが付いている砂場や、木陰などになる場所等、直射日光が当たらない場所を予め見つけておくのも良いでしょう。
保冷剤をタオルで巻いて首にあてる
保冷剤を冷凍庫で冷やしておき、それをタオルで巻いて首にあてて冷やす方法も暑さ対策になります。なぜなら首にある太い血管を冷やすことで、効率的に身体を冷やすことができるからです。
ただし保冷剤を直接首に当てたり、タオルで巻いても保冷剤が冷たすぎる場合もあるので、子どもの首に保冷剤をあてるときは慎重に行ってください。
タオルを冷たい水で濡らして首にあてる
凍らせた保冷剤をタオルに巻いたとしても、小さなお子さんにあてるのは不安に思うママも少なくないはずです。
そんな時は、ペットボトルボトルの水を凍らせて持ち歩き、適宜タオルを溶けた冷たい水で濡らして首にあてるのも良いでしょう。
ペットボトルの中身の飲み物を凍らせて持ち歩く
冷凍が可能なペットボトルの飲み物を凍らせて持ち歩き、ペットボトルを首にあてる方法もあります。水筒を持ち歩く必要もなくなるので、一石二鳥です。
外出先で暑さ対策が必要になったら、コンビニエンスストアなどで凍った飲み物を手軽に調達することもできます。
プチプラで頼りがいのあるひんやりグッズ【2,000円以下】

お子さんがいるご家庭は、暑い日にずっと外にいる訳ではないので、手軽に暑さ対策ができるとうれしいですよね。ここでは、2,000円以下のプチプラ価格だけれど、暑さ対策ができる涼グッズをご紹介します。
- 冷感タオル
- ネッククーラー
- ハッカ入り虫よけスプレー
- 子ども用晴雨兼用折りたたみ傘
冷感タオル
水で濡らした冷感タオルをよくしぼった後に振ると、ひんやりとした感触になるのが冷感タオルです。薄手の生地なので、鞄(かばん)の中に入れて持ち運びしやすいのも魅力です。1,000円以下で買える商品も多くあるため、豊富なデザインからお好みの冷感タオルを選べます。
筆者の住んでいる自治体では、盆踊りのときに無料で冷感タオルを配布していました。近年暑い日が長く続くことから、イベントの景品でもらう機会もありますよね。
またコンパクトに折りたためるため、冬場の保管場所にも困らない冷感グッズと言えます。
ネッククーラー
近年暑さ対策として、ネッククーラーを巻いている方を見かけるようになりましたよね。ネッククーラーは大まかに分けると3種類あります。
一つ目は、スイッチを入れるとプレートが冷える電動タイプ。二つ目は、28度以下でひんやりするPCM素材タイプ。三つめは、ネッククーラーのポケットに予め凍らせた保冷剤を入れて使用する保冷剤タイプです。
電動タイプは、充電を満タンにしていれば稼働時間が他の2種類より長めなのが魅力的です。一方で、子どもサイズはあまり見かけないうえ子ども一人では操作が難しく、他のネッククーラーと比較すると値が張る傾向にあります。
子どもと1時間程度のお出かけなら、2,000円以下で購入できるPCM素材のアイスリングがピッタリです。年齢に合わせて子どもサイズがある他、子ども用のアイスリングは種類豊富に発売されているため、好きなデザインが見つかるでしょう。
ただし、暑い日は思ったよりも早くひんやり感がなくなってしまう場合もあるため、長時間持たせたい場合は、保冷バックに保冷剤を入れてアイスリんグを再度ひんやりさせる必要がある可能性があります。
保冷剤タイプは、お求めやすい価格設定が魅力です。タオル素材のタイプもあり、汗拭きタオルとしても活用できるのがうれしいポイントです。保冷剤がたくさん入るタイプや使い始めは首周りが冷たすぎる場合があるので、お子さんに使用するときは注意が必要な点はデメリットと言えます。
ハッカ入り虫よけスプレー
ハッカスプレーに含まれるハッカには、清涼感を感じる作用があります。ハッカは、虫よけ効果があることでも知られています。
ハッカ入りの虫よけを選べば、ひんやり感やスッキリ感を感じることができ、暑さをちょっぴり和らげてくれそうですね。
子ども用晴雨兼用折りたたみ傘
近年、夏の暑さは厳しさを増していますね。帽子だけで直射日光を防ぐのは、困難に感じる日もあります。そんなときに取り入れたいのが、子ども用の日傘です。登下校やお出かけ途中のゲリラ豪雨時にも活用できます。晴雨兼用の折りたたみ傘を持っていると便利ですよ。
クーリングシェアスポットで暑さをしのぐのも◎

暑い夏に外で遊ぶと熱中症のリスクがあり、大人は避けたいと思うものの、お子さんは外で遊びたがることもしばしば。
そんなときは、クーリングシェアスポットで暑さをしのぎながら過ごすのも良いでしょう。お近くの図書館や児童館などを遊び場として活用しながら、暑さを乗り切ってくださいね。
まとめ|暑さをしのぐ工夫やグッズで夏を乗り切ろう
暑い夏は、家の中でエアコンを付けて涼んで過ごしたいものですが、お子さんは1日中家の中にいて遊んでいられないこともしばしば。
そんなときは、暑さが和らぐ時間に、無料でできる暑さ対策をしながら外に出て遊べると良いですね。
また、1~2時間のお出かけなら、1,000円プチプラ価格のネッククーラーを活用したり、ハッカ入り虫よけスプレーをつけたりして、暑さ対策をするのも良いでしょう。
暑さをしのぐ工夫やグッズを活用しながら、暑い夏を乗り切りましょう。
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