お子さんがまだ小さなうちは、『お風呂上りは子どもの保湿優先』、『朝の身支度の時間も気持ちに余裕がなくゆっくりスキンケアが出来ない』このようなことを思ったことはありませんか?
この記事を書いている筆者も、4歳男の子と1歳1ケ月の女の子の育児をしながら、おうちで『フェイシャルトリートメントサロン』を運営したり、元美容部員・元オーガニックコスメ販売企画の経験と知識を活かした美容ライターとして働いており、忙しくなると自分のお肌に時間をかける余裕が無くなってしまう時が多々あります。
今回は、「最近なんとなくお肌の不調を感じる..」、「お肌を健康に美しく保ちたい」.といった、子育てを頑張っているママに、クリームの役割、お肌タイプ別・ママに多いお肌悩み別にクリームを取り入れたいタイミングをご紹介します。
私も、4歳男の子と1歳女の子の育児に奮闘中で、自分のスキンケアより子どもの保湿や身支度を優先する日々を過ごしており、お肌の不調を感じることがあります。
お肌に不調を感じた時や、お肌に不調が起きないように、自分に合うクリームを知っておくことは、大切だと思います。
- ママがクリームを使った方が良いと感じる時とは?
- 今更聞けない…クリームの役割とは?乳液とは何が違うの?
- クリームはお肌タイプ別に選ぶ
- ママに多いお肌悩み別!クリームの選び方をご紹介
- 元美容部員ママがおうちで実践しているフェイスクリームのつけ方
- ①パール粒大位の大きさのクリームを手に取ります
- ②両頬、額に手に取ったクリームの3分の2の量を置きます。残りの3分の1のクリームは、鼻筋とあご先に置きます。
- ③手に軽く残ったクリームを手のひらに広げます。
- ④両頬に置いたクリームを頬に広げ、内側から外側へ引き上げるようにしながらクリームをつけます。
- ⑤額に置いたクリームを広げ、内側から外側に引き上げるひようにつけた後、こめかみ部分まで指先を運び、こめかみを軽く3秒プッシュします。
- ⑥鼻筋につけたクリームを上から下に向かって伸ばし、よくなじませます。鼻下も忘れずにつけましょう
- ⑦あご先に置いたクリームをよくなじませます
- ⑧目周り・口周りの乾燥しやすく表情を良く動かす部位はクリームを重ねつけしても〇
- まとめ
ママがクリームを使った方が良いと感じる時とは?
出産前は、スキンケアが自分へのご褒美時間、リラックス時間になっていたママも多いと思います。
しかし、お子さんが産まれると、スキンケアの時間を確保することがなかなか難しかったり、出産後しばらくは24時間体制の赤ちゃんのお世話で疲れてしまいスキンケアが面倒に感じる日があるかもしれません。
筆者もその1人で、我が子の夜間授乳がある時期は、昼夜区別なく生活をしていた為、スキンケアをする体力も気力も無くなりました。
このような日々を過ごしていると、お肌の不調を感じるようになり、ママによってはカサツキ・色素沈着・ハリ不足を感じるようになるかもしれませんね。
また、秋・冬の乾燥シーズン、季節の変わり目、春・夏の暑さ、夏の紫外線の影響といったように気温・湿度・紫外線の影響によっても、お肌の不調を感じるかもしれません。
このようなことを感じる時、「化粧水・乳液に加えてクリームをプラスしようかな…?」、「乳液からクリームに変更しようかな…?」と思うのではないでしょうか。
クリームはお肌の潤いをキープする目的以外にも、紫外線対策・活力対策といったように様お肌タイプ別、お肌悩み別に販売されているので、「普段のお手入れだけではお肌の不調を感じる」、「お肌に元気をチャージしたい」と思ったら、ママのお肌タイプと、現在のお肌状態に合ったクリームを選んで取り入れましょう。
クリームは、みずみずしい感触からこってりとした感触があるので、お肌タイプや季節に応じて自分の好みのテクスチャーを選びましょう。そうすることで、クリームのお手入れが楽しみになり、お手入れを継続出来るようになると思いますよ。
今更聞けない…クリームの役割とは?乳液とは何が違うの?
クリームとは、お肌表面に膜を作り、お肌の潤いを閉じ込める役割があり、健康で美しいお肌作りの為に使用されます。
クリームの中には、潤いを閉じ込める以外にも、お肌悩みに対応するクリームもあります。
クリームの使い方には、化粧水と乳液の上に重ねてクリームをつけてお肌の潤いを閉じ込める使い方と、乳液を使わずに化粧水とクリームでお肌の潤いを閉じ込める使い方があるので、クリームは使った方が良いのか悩むことのあるアイテムです。
乳液とクリームは、先につけた化粧水等の潤いを閉じ込めるという考え方は共通していますが、水分と油分のバランスが異なります。
一般的に乳液の方が水分が多くみずみずしい感触、クリームの方が油分が多くしっとりとした感触です。
化粧品製造メーカーによって、クリームの使用方法についての考え方があるので、気になるクリームがあったら、化粧品製造メーカーにクリームの使用方法について問い合わせをしましょう。
クリームはお肌タイプ別に選ぶ
クリームといっても、色んな種類があるので、どれにしたら良いか悩みますよね。クリームのお肌タイプ別に選ぶことをお勧めします。ここでは、お肌タイプ別のクリームの選び方と使い方をご紹介します。
乾燥肌
お肌にカサツキを感じる時は、化粧水+乳液+クリーム又は化粧水+クリームの使い方をお勧めします。その理由は、お肌にカサつきを感じる時は、お肌から自ら潤いを抱え込みにくい状態になっていることが考えられます。クリームで潤いを閉じ込めてあげるお手入れがお勧めです。
脂性肌
お肌に油分を感じる時は、化粧水+乳液のスキンケアをお勧めします。季節や体調によっては乾燥も気になることがあると思います。その時は、目周りや口周り等の乾燥しやすく表情を動かす部分にクリームをプラスでつけてあげましょう。
混合肌
化粧水+乳液、化粧水+乳液+クリームいずれのスキンケア方法でも良いでしょう。乾燥する季節やお肌の不調を感じる時は、お肌状態に合ったクリームを選んでつけてあげることをお勧めします。
お肌に油分を感じる季節や油分を感じるお肌の部位には、クリームをつけすぎないようにしましょう。油分を感じる季節や部位には、さっぱりとした感触のクリームを選ぶのもお勧めです。
乾燥が気になる時は、しっとりとした感触を選んだり、乾燥が気になる部位のみクリームをつけても良いでしょう。
敏感肌
お肌が敏感になっている時期は、外からの刺激を受けやすい状態になっているので、潤いと油分をバランス良く補給してあげ、お肌のバリア機能と保水機能を高めてあげましょう。化粧水+乳液、化粧水+乳液+クリームいずれの使い方も良いですが、お肌に刺激が少なく、お肌状態に合ったクリームをつけるようにしましょう。
ママに多いお肌悩み別!クリームの選び方をご紹介
日々、子育てに奮闘しているママは、生活環境やライフスタイルによってお肌状態が左右されることがあります。Neigeサロンに届いたママ達の声を基に、ママに多いお肌悩み別にクリームの選び方と使い方をご紹介します。
育児を優先し、ママのスキンケア時間が確保出来ないことによるお肌のカサつき
子育てで自分のことを後回しにしがちになるママは、スキンケアの時間をなかなか確保しにくいですよね。お肌のターンオーバーサイクルは28日周期と言われているので、バタバタしていてスキンケアの時間が確保出来ない日々が続くと、気付いた時にはお肌がカサカサになっていることも…。
お肌が乾燥していると、紫外線の影響を受けやすくなったり、毛穴の開き、お肌の活力が気になるといったお肌悩みに繋がることも考えられます。
化粧水でチャージした水分を逃がさないように、化粧水+乳液のお手入れをしていてもお肌のカサつきを感じる場合は、クリームをプラスすることを検討してみましょう。
睡眠不足、ストレスによるお肌の不調…
夜間授乳や、子どもの夜泣きによる睡眠不足、子育て・家事・仕事に大忙しなママは気付かない内にストレスを抱え込んでいるかもしれませんね。
睡眠不足やストレスによってお肌のターンオーバーサイクルが乱れることがあると言われています。お肌のターンオーバーサイクルが乱れると、お肌の保水機能とバリア機能が弱まり、潤いを抱え込みにくく、外からの刺激も受けやすい状態になってしまいます。
睡眠不足やストレスによりお肌の不調を感じたら、普段のお手入れにプラスしてクリームをつけることをお勧めします。
合わせて、出来る限り睡眠を取り、ストレスを発散する時間を作るようにしましょう!
普段の公園遊び、海・BBQ、お子さんの習い事観戦で受けた紫外線の影響
お子さんが産まれると、外遊びをする機会が増えますよね。お子さんと一緒に外遊びを一緒に楽しむことが習慣になると、紫外線のダメージが気になると思います。
紫外線を過度に浴びると、お肌はメラニンを過剰に生成し、メラニンを排出しようとすることでターンオーバーサイクルが速まると言われています。ターンオーバーサイクルが速まるとお肌が未熟な細胞となるので、自ら潤いを抱え込みにくいお肌になります。
そんな時は、紫外線対策が出来るクリームを選び、お肌のターンオーバーサイクルを整えながら、潤いも閉じ込めてあげましょう。
外に出る時は、日焼け止めを塗ることも忘れないようにしましょう!
元美容部員ママがおうちで実践しているフェイスクリームのつけ方
元美容部員が行うお勧めのクリームのつけ方をご紹介します。
①パール粒大位の大きさのクリームを手に取ります
人肌温度に温かい手のひらにとると、クリームがお肌に吸い込まれるようになじみます。
②両頬、額に手に取ったクリームの3分の2の量を置きます。残りの3分の1のクリームは、鼻筋とあご先に置きます。
乾燥を感じやすい部分には多めにつけます。皮脂やテカリが出やすい鼻筋は少量でOKです。額に皮脂を感じる時は、お肌状態に合わせて量を調整をしましょう。
③手に軽く残ったクリームを手のひらに広げます。
手のひらとお肌との摩擦を減らす為に、手に残ったクリームを手のひらに広げます。
④両頬に置いたクリームを頬に広げ、内側から外側へ引き上げるようにしながらクリームをつけます。
引き上げるようにクリームをつけることで、簡単なセルフマッサージが出来ます♪
⑤額に置いたクリームを広げ、内側から外側に引き上げるひようにつけた後、こめかみ部分まで指先を運び、こめかみを軽く3秒プッシュします。
額のシワは、横に向かって出来やすいので、引き上げるようにしながらこめかみに向かってクリームをつけてあげることで、頬同様にセルフマッサージが出来ます!
⑥鼻筋につけたクリームを上から下に向かって伸ばし、よくなじませます。鼻下も忘れずにつけましょう
鼻筋は皮脂が出やすい部位ではありますが、乾燥する季節、花粉症が流行するシーズンは、カサカサになる部位でもあるので、鼻筋も忘れずにつけましょう。
⑦あご先に置いたクリームをよくなじませます
あご先は、クリームのつけ忘れや、塗りムラが出来やすいしやすい部分です。意識してつけるようにしましょう。
⑧目周り・口周りの乾燥しやすく表情を良く動かす部位はクリームを重ねつけしても〇
乾燥しやすい部位、乾燥するシーズンはクリームの重ねづけをして、お肌に潤いを閉じ込めるのもお勧めです。
まとめ
子育て、家事、仕事に忙しい日々を送る中でも、お肌を健康で美しく保ちたいですよね。
今回は、クリームの役割とお肌タイプ別のクリームの選び方、ママに多いお肌悩み別のクリームを取り入れたいタイミングをご紹介しました。
普段のお手入れでは物足りなく感じる時や、乾燥しやすい季節、お肌に不調を感じる時はクリームの使用も検討してみて下さいね。